このバラはとっても安心して見ていられます。優秀なバラ。
クラウン・プリンセス・マルガリータ(Crown Princess Margareta)
イングリッシュローズ・つる性・返り咲き・中香・1999年
バラをたくさん育てている方の庭に遊びに行くと、このバラがほぼ確実に植えてある気がします。たくさんのガーデナーに認められているバラの一つじゃないかと思います。
最初はアーチに誘引しようと、アーチの横に植えましたが、とてもアーチにはおさまらないとすぐに気づいて、となりにフェンスを立てました。アーチに4割・フェンスに6割くらい枝を配置している感じです。どちらの枝からも花がよく咲いています。
どの花も数輪の房咲きになるので、咲いた時はとても豪華。
アーチの反対側はアブラハム・ダービー。
ちなみに、クラウン・プリンセス・マルガリータの交配親は、このアブラハム・ダービーです。あまり似てないけど。
3年目でアーチのてっぺんまで枝が届きました。あまり上の方の枝数は多くないので、上部はまだ花が少ないです。
シュートはあまり曲がらないタイプなので、実はアーチには誘引しにくいです。
無理して曲げると折れてしまう感じ。でもがんばって曲げなくてもこうして咲いてくれるので、それほど気にしなくてもいいのかもしれません。
フェンスでは、ストロベリー・ヒルと一緒に誘引しています。
ストロベリー・ヒルの方がちょっと遅れて咲くので、満開が一緒になるわけではないのが、ちょっと惜しいところ。
それほど大きなフェンスでもないので、二つのバラでそろそろいっぱいになりつつあります。どんな風にまとめていくか考えないと。
フルーツ系の香り。それほど強く香るわけじゃないけど、甘くていい香りが楽しめます。イングリッシュローズのイエロー系のバラはティーの香りが多いのですが、このバラは別。私はティーの香りが苦手なので、安心してこれを選んだ記憶があります。
無農薬で育てていますが、このバラは強いと思います。丈夫で安心。
植えている場所にもよるのかもしれませんが、あまり虫の被害もない気がする。
その意味でも、とても育てやすいです。
やっぱり25度を越える気温になると、花はぐったりしますが、夕方涼しくなるとまた復活したりもします。花が終わるとばさっと散ります。それも好き。
開かないまま落ちてしまうつぼみもほとんどないし、こうして書いてみると欠点がとても少ないバラですね。
ウチではこんなによく伸びるバラは、これ以上は育てられないけど、一度育ててしまうと、このバラがない状態も考えられない。
とにかく良いバラです。今後は枝が多くなりすぎないように、うまく剪定しないと。
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