クラウン・プリンセス・マルガリータ(2016) | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

このバラはとっても安心して見ていられます。優秀なバラ。

 

 

クラウン・プリンセス・マルガリータ(Crown Princess Margareta)
イングリッシュローズ・つる性・返り咲き・中香・1999年

バラをたくさん育てている方の庭に遊びに行くと、このバラがほぼ確実に植えてある気がします。たくさんのガーデナーに認められているバラの一つじゃないかと思います。

 

 

最初はアーチに誘引しようと、アーチの横に植えましたが、とてもアーチにはおさまらないとすぐに気づいて、となりにフェンスを立てました。アーチに4割・フェンスに6割くらい枝を配置している感じです。どちらの枝からも花がよく咲いています。

どの花も数輪の房咲きになるので、咲いた時はとても豪華。

 

 

アーチの反対側はアブラハム・ダービー。

ちなみに、クラウン・プリンセス・マルガリータの交配親は、このアブラハム・ダービーです。あまり似てないけど。

3年目でアーチのてっぺんまで枝が届きました。あまり上の方の枝数は多くないので、上部はまだ花が少ないです。

 

 

シュートはあまり曲がらないタイプなので、実はアーチには誘引しにくいです。

無理して曲げると折れてしまう感じ。でもがんばって曲げなくてもこうして咲いてくれるので、それほど気にしなくてもいいのかもしれません。

 

 

フェンスでは、ストロベリー・ヒルと一緒に誘引しています。

ストロベリー・ヒルの方がちょっと遅れて咲くので、満開が一緒になるわけではないのが、ちょっと惜しいところ。

それほど大きなフェンスでもないので、二つのバラでそろそろいっぱいになりつつあります。どんな風にまとめていくか考えないと。

 

 

フルーツ系の香り。それほど強く香るわけじゃないけど、甘くていい香りが楽しめます。イングリッシュローズのイエロー系のバラはティーの香りが多いのですが、このバラは別。私はティーの香りが苦手なので、安心してこれを選んだ記憶があります。

 

 

無農薬で育てていますが、このバラは強いと思います。丈夫で安心。

植えている場所にもよるのかもしれませんが、あまり虫の被害もない気がする。

その意味でも、とても育てやすいです。

 

 

やっぱり25度を越える気温になると、花はぐったりしますが、夕方涼しくなるとまた復活したりもします。花が終わるとばさっと散ります。それも好き。

開かないまま落ちてしまうつぼみもほとんどないし、こうして書いてみると欠点がとても少ないバラですね。

 

 

ウチではこんなによく伸びるバラは、これ以上は育てられないけど、一度育ててしまうと、このバラがない状態も考えられない。

 

とにかく良いバラです。今後は枝が多くなりすぎないように、うまく剪定しないと。

 

 

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庭の植物の紹介と育て方・2016年