今年はだいぶ成長して、花が増えました。
ストロベリー・ヒル(Strawberry Hill)
イングリッシュローズ・シュラブ・中輪・返り咲き・強香・2006年。
たぶん庭に植えて4回めの春。ずっと細い枝がヒョロヒョロしていただけで弱々しかったのですが、昨年からぐんと枝数が増えてきて、今年はとてもたくさんの花を咲かせてくれました。バラは3年過ぎてからが本番だね♪
クラウン・プリンセス・マルガリータと一緒のフェンスに誘引してます。
満開になる時期は、ストロベリー・ヒルの方がちょっと遅い。なので、イエローのフェンスがだんだんピンクに変化していく感じに見えます。花の大きさは、ストロベリー・ヒルの方がちょっと大きいかな?
ただ、今年は数輪がフライング気味に開花して、こんなに早く咲くのかと驚きました。でも満開の時期はやっぱりちょっと遅かったね。
やさしいピンクのバラ。でも、色合いがブラッシュ・ノアゼットのようなピンクとはちょっと違う。濃いピンクで咲き出して、時間とともに柔らかい色になっていいきます。私は散る直前くらいの色が好き。ロゼット咲きで、それほど花びらも多くないので、重い印象にならないです。このくらいが好きだな。
枝はそれほど太くならないですが、長く伸びます。枝があまり柔らかくなくて、曲げようとするとすぐに折れてしまう感じ。誘引はちょっと気を使います。今まで何本折ったか・・・トゲは少ないですが、一つ一つの鋭い感じ。
なので、無理せずにそれほど枝を倒してる感じじゃないのですが、それなりに咲いてくれています。今後もシュートが伸びてくれそうだし、クラウン・プリンセス・マルガリータと同じように、安心して見ていられる気がします。
香りもいいです。どの花もほぼ確実に香ってくれている印象。
初めて香りを嗅いだ時は変わった香りだな~と思いました。後でそれが「ミルラの香り」と呼ばれているのだということが分かりました。今ではお気に入りの香りの一つ。
枝のしなやかさがあまりないので、アーチとかオベリスクとかは、あまり合ってないかも。つるバラでなくシュラブに分類されるので、小さめのフェンスが一番誘引しやすいんじゃないかな?ウチの庭には合っていると思います。
秋にもちょっと返り咲くかな?
無農薬で育てていて、ストロベリー・ヒルはとっても安心できるバラだと思います。
育てやすいバラです。こうして書いてみると、あまり欠点がないですね。
イングリッシュローズの中で、すごく有名な品種ではないかもしれませんが、良いバラだなと思います。
ちょっとだけ今日の庭から。
イカリソウの葉に、ハキリバチの仕事の跡がたくさん。
一度だけハキリバチがバラの葉を切ってる現場を見たことがありますが、キレイに切り取っているのをみて感心しました。もう一度見たいけど、なかなか見つけられないんだよね。
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