摂食嚥下障害に対するリハビリ【リハビリ(ST)】 | 思いに動き 心を温め 共に生きる

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茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町に在ります介護老人保健施設サンライズ湊の日常を綴ったブログです。

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こんばんは、タコです。

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本日は言語聴覚士によるリハビリのお話です。

 

 

皆様こんばんは、言語聴覚士をしておりますKです。

当施設では、摂食嚥下障害のある利用者様に、その方の症状に応じたリハビリテーションを実施しております。

 

その中でも「ごっくん」が起きにくい(嚥下反射が起こらない)症状には、弱い電気刺激による療法が有効とされています。



この嚥下障害に対する弱い電気刺激による療法「感覚刺激療法」と呼ばれており、当施設では「ジェントルスティム」を用いたリハビリテーションを行っています。

 





ジェントルスティム(干渉電流型低周波治療器)とは嚥下反射のタイミングが遅れやすい等の嚥下障害がある患者様に対して、摂食嚥下機能の改善を目的としてリハビリテーションで併用する機器です。

医療機器として認可され、国内でもこの機器を使用した嚥下リハビリテーションが行われるようになりました。

 

難しいお話になってしまいましたが、とても簡単にまとめると、ジェントルスティムは「電気で喉の感覚を良くする」効果があるということです。

 

また、電気刺激によるピリピリ感が苦手な方がいらっしゃると思いますが、ジェントルスティムは、「痛みや不快感の少ない弱い電流」という特徴があるため「電気刺激が苦手な人でも安心です」