愛と平和の弾薬庫 -67ページ目

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

父性喪失の時代とか言われてもう何百年たってしまったことでしょう。うん、たしかにそうなのかもしれないね、などと知ったような頷きを知らず知らず何十回繰り返してきたことでしょう。所詮は世の中のこと、他人で構成される世界でのこと。だって俺にはのっけから「週に一回帰ってくるだけのパパ」しかおらなかったんだもん。

と、なにやら自嘲気味に実は得意がっていた日々なのだが、太田光がNHK教育でやっている向田邦子に関するテレビを見ていてふと気がついた。

ああ、我が伴侶もそうなのだな。

そうなのだ。我が家夫婦は二人揃って、世間一般に掃いて捨てるほど存在している父親というものをほとんど知らないのだ。持たなかったのだ。

ああ、これってあんがい幸せなことなのかもしれないなあ、と、思わず微笑んでしまったお昼時。

硬質な価値観に侵されずに生きてきました。

フェンスを乗り越え本物の

自由をとらえに行こうかい

べとつく未来を振り切って

肌切る風に吹かれに行くのさ


 夢だ!?希望だ!?

 知ったこっちゃねえ

 吹かれてみなけりゃわかりゃしねえ

 風の匂い


オツに澄まして爪弾いてても

満足できねえ もつれるだけだ

しけった言葉つないでみても

そのうち自分で裏切ってるさ


 愛だ!?想いだ!?

 わかったふりだけさ

 吹かれてみなけりゃ聞こえちゃこねえ

 風のうた


巻き込む前に俺を

へヴィにぶちのめすだろう

吹き飛ばしたりしねえのさ

安々と俺を切り刻むだけさ

そーゆー奴さ そーゆー奴なのさ

ほんとの風 モノホンの風

誰もが欲しがるアレ They call it "Freedom"

風の中で 俺を切る



 

麦の穂が金色です。プールへ行く途上、そんな景色を眺める季節になっちまいました。

プールは入った時はひとりふたりだったのに、俺が泳ぎ始めたとたんに5人、10人と入ってきてなんだかワサワサ、夏の雰囲気になっちまった。

やだなあ、せかされながら泳ぐのは。

次の更新は5年後。その時あわてぬようにメモっておこう。

受付けは、8:30~9:30。朝、7時半に起きて8:15に出発。20分ほどで免許センターへ到着。

持参品は、宮城公安委員会から送られてきた「運転免許証更新連絡書」鉛筆、ボールペン、そして免許証。(写真はいらない。ボールペンは備え付けのものがあり結局使わなかった)

まず入ってすぐの窓口で更新手数料=3,150円(更新時講習手数料含む)を支払い、数種の書類をもらって隣りの窓口へ。次ぎ、視力検査、なのだがここが危うかった。

か~るい気持ちで右だの下だの左だの言っていたうちはよかった。見えるままに言っていたあの頃の俺は幸せ者だった。動態視力(だっけ?)検査で引っかかったのだ。前回までか~るくこなしていたのに、わからんのだ。おばちゃんおね~ちゃんはか~るく言ってくださった。「後ろにこれの大きな装置がありますから、そちらで受けなおしてください」。ガガ~ン!ガチョ~ン!こんな事態は免許を取ってから生まれて初めてなので、それだけで動揺してしまった。しかしておんつぁんが診査する台の前へ。なるほど、装置の仕組みが露わとなったちょっと大きめの装置がある。そして私の番。

ダメ。どんなに集中しても、というか集中するほどに気ばかりがあせってしまいタイミングがつかめぬ。おんつぁんは言った。「3回で(誤差が)2センチまで、でなきゃダメなんだよね。1回で7センチだもの」

はたして、休憩。

「ちょっと外に行って遠くでも見て、5分ぐらいしたらもう一回来なさい」

何がいかんのか、さっぱり自分でもわからない。はっきり言ってあせった。しかして、再度挑戦の場に臨んでも我が自信は復活せぬ。なにやら右目と左目の焦点が合わないようでもある。もしかしてメガネ?そうか、このメガネは遠くの矢印信号がしっかり見えるようにどちらかと言うと「遠距離用」に仕立ててあるのだ。それが仇になっているのだ!去年、前から使っていたメガネを尻にしいてしまい、その時に「このレンズと同じ強さで」などとほざいて作ってしまったのもいけないのかもしれない。そのレンズではもう通用しない目になってしまっていたのだ。考えてみれば8年は使っているメガネなのだ。しっかり「今現在の視力」で作るべきだったのだ。心臓はもはやバフバフ言っていた。ダメだ。もうダメだ。俺は失格するのだ。

免許をもらえない=失職、とそこまでは考えなかった。考えられなかった。目の前の、今現在起こりつつある状況に身も心もうろたえまくっていたのだ。すると、

「はい……」

なにやら力なくおんつぁんが言った。

「え……?」

何がハイなのか、さっぱりわからない。見ているとおんつぁん、ハンコを押している。もしかして、OK?

「いいんですか?」

「あんまりよくないんだけどね……」

あんまりよくない、んだけどね、ということは、あんまりよくない、を一応は否定しておるのだ。ということはあんまりよくないんだけどね、いいよ、ということか?

「じゃあ、31か32の窓口に行って」

みなさん、視力に自信のない皆さん、古いメガネで目をしょぼつかせつつもまあ大丈夫なんて言って使い続けている皆さん、免許更新はあなどれません。心当たりのある方はメガネ、新しくしてから書き換えに行きましょう。俺も5年後までの間にはメガネ新しく(!)しておきます。ちゃんと視力を測りなおして

はたして、ゴールドではないにせよ、5年使える免許をもらって免許センターから解放されたのは午前11時でありました。(無違反ならあと30分はやく出られた)

ずっと俺の中では音楽の価値観が分裂している。

その境い目にいるのがジョン・レノン。

俺の中ではいつも、ジョンと付き合うとき二人の俺がいるのだ。

ひとり目が、

「ジョンこそが天才。ジョンだけがパーフェクト」

と言う俺。

これに対してもうひとりの俺はこう言う。

「ジョン・レノンなんて煮ても焼いても食えやしない」


ほとんどの時、前者の俺が俺である。

しかし時としてのっそりと後者の俺が立ち上がるのだ。

そしてドアーズを聞きまくり、イギー・ポップを引っ張り出し、ダムドをウォークマンに突っ込み、部屋を閉め切ってラモーンズを大音響で鳴らす。


Give Peace A Chance! と大声で言いたい俺と、

Rock! Rock! Rock! Rock! とわめき散らしたい俺。

しかし俺自身は切り裂かれたりしない。

これが俺のバランスだとわかっている。

だから何だというわけでもなく。

銀鱗をゆたかに輝かせ、でかいのが遡上していった。

たぶん銀鮭。

時おり前頭部を持ち上げ高度を上げている。七北田川の上空を。

銀鮭? 季節が違うだろ! 高度? 水深だろ! 上空? 馬鹿か!?

とか言うなかれ。

泉方面の方々には私よりもっとはっきり見えたでしょ?

あれは紛れもない「空飛ぶ銀鮭」だ。

俺は見た。

かなりでかい銀鮭だった。

レンタルビデオ店からある日突然「○月○日から×月×日(我が誕生日)まで旧作レンタル全品半額」という何ともうれしハズカシのハガキが来て、この際に、と俺はレンタルビデオ店へ通っているのである。で、前日のような片腹痛さを予感させる想い をさせられてしまったのだ。

そんでもって本日、モンダイのハリスン・ダークホースベストを返しに行ったのだが……その道すがらの我が煩悶よ。……さて、こういう場合は普通なら黙って知らんぷりして返してしまうのだろうか。そんで結局は別にどうということもなしで人々の日常は流れていくのだろうか。それがこのガサツにけがれてしまった現代版「世の常」なのだろうか。それともやはり、こんなことを悩む方がどうにかしてるのであって、真実は当然の原理をもって白日のもとに晒されるべきなのであり、俺のような立場なら当然のような顔をして、「こんな傷物を貸し出しおって、この店はどうなっておるんだ!?」と怒鳴り込んで当然なのであろうか。しかし怒鳴り込んだりしてしまったらこの先あしを運びにくくなる。ここはひとつ普通に齢を重ねた大人のようなフリをして落ち着き払い、「いやその、あのですね」と事情を語るべきなのだろうか。ああ、世間にもまれていないガキオトナはこの程度の事態で本当に悩み混んでしまうのだ。(悩み混む?)

しかしてレンタルビデオ店はもう目の前である。こんなの着てウォーキングはもうしんどいね、の薄でのパーカーの背中ポケットから俺はモンダイのものの入ったレンタルビデオ店のレンタルグッズケース(?)を引っ張り出して手に持ち、歩み寄らば開くレンタルビデオ店のドアを入って行った。

だが、いつもならそこで返ってきたブツを点検している女の子たちが今日に限って出払っている。

「すいません……!」

少々お待ちくださいと言ってから4・5秒してレジを打っていた店員は来なすった。はて?という顔。

「聞くのに差し支えはなかったんですけどね」と俺、ハリスン・ダークホースベストのCDをむき出しにする。「これ……」


まったく問題はなかった。

「ああ!もうしわけありません!」と言って、かえってあっちが怖れを感じ始めている様子なのである。

おそらく金返せ!とか言われるとでも思ったんだろうと思われる。がしかしこちらにそのようなセリフの準備はない。おねえさんが重ねて、

「申し訳ありませんでした!」というのを潮に、

「いえいえ」とその場を歩み去ったのでした。


しかし、あの調子だと、実際に俺がCDを割ったとしても弁償ということにはならないんだろうなあ。いやいや、この経験を悪用する気はありませんよ。音楽は宝ですから。それに、CDってあんがい丈夫なのだ。かのジョージ・ハリスン「ダークホースベスト」は縦にカツンと固い所に落としたと思われる。そんなヒビの入り方だった。


P.S.

今日は「返却の際には歌詞カードも一緒にお返しください!」と言われて、ドアーズの「モリソン・ホテル」を借りてきた、のだが、そのCDにはなんと歌詞カードなんぞ入っていなかった。

ハリスン・ダークホースベスト事件の次はモリソンホテル事件なのである。やんなる。

なんだかなあと思いつつも、また返しに行く時まで気になってしまう自分が予想されたので、今度はさっそく電話した――ら、いろいろ説明を受けて普通に返しても大丈夫なことになった。

正直、「○○○(レンタルビデオ店の名称)!どうなっておるんだ!?」ってな気分である。だが、かの地は我が重要な音楽拠点、失うわけにはいかないので、言葉を荒げたりなど決してできないのだった。

小心の日々は続く……たぶん死ぬまで。

笑えないジョークをくりかえし、

真に受けてもらえない勝負を積み重ね、

いつのまにか杖をついている、なんてね、

よく言えばそんなところの暮らしを続けています。

よく言えばね、って、あなた、

私をかなりわかっていらっしゃる。

しかも、かなりよく言えばだね、だなんて、

あなた、ほんとにわかっていらっしゃる。

ははははは、なんだかとってもうれしいな。

へたに慰められるより、

僕はとってもうれしいな。

ジョージ・ハリスンのダークホースベストをレンタルビデオ店から借りてきたのだが、最後の4曲にあたる部分の表面に割れ目。

聴くことはできるんだが、何も言わずに返して大丈夫だろうか、と小心に気にかかる。

あとになって、あんたヤッタでしょうなどという電話がかかってきたりしたら片腹痛い。

ここはやはり、こんななってましたよと申告すべきなのか。

しかしそこで疑いの目を向けられぬとも限らず、そんな目で見られることもやはりまた片腹痛く、どーすんのよ、俺!の気分。

結果報告は後日、ということになるんだが、それまでどのぐらい俺は悩まなければならぬのか。

こんなことで悩まなければならぬのが最も片腹痛い。

みなさん、借り物をする時は管理者に任せず自分でもしっかりブツの状態を確かめておきましょう。

6月1日、プールに行ったら体重が元に戻っていた。よかったよかった。

ラジオで心理テスト。こういうの嫌いでないから興味深々に聞く。いわく……


手に持っていた風船を離してしまいました。その風船はどうなったでしょう。

①飛んできたカラスにバチンと割られた。

②ふらふら、と隣りの街まで飛んでいった。

③フワフワフワフワ、と空高く消えていった。

④ふんわりふわふわ、あららあらら、と遠い街まで飛んでいった。


さて、あなたはどれ?俺は果てなく世界一周的に飛んでいった風船を思い浮かべてしまったので、いちおう④。で、答えはこんな感じ。


①を選んだ人――超現実的。持たぬがよい望みは持たぬに限るという考えの人。

②――現実可能な望みにこつこつ臨み、堅実に一歩一歩進んでいく。

③――夢はでかいが他人任せ。自分では何もしない人。

④――でかい夢に果てなく取り組み続ける、大志を抱く、というより夢の人。


ハハハですね、まったくその通りであります。いつかどうにかなるだろう。