さようなら。ありがとう。ーーりゅうかさんへ | 愛と平和の弾薬庫

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

中学一年で深夜放送を聴き始めた時、「AMO」の男性アナはすでに俊みっちゃん(鈴木俊光)に代わっていて、りゅうかさんのAMOは聞けなかった俺だけど、もしかしたらAMOから降りていたおかげで、俺たちは立和さんの「DJ」をちゃんと聞けたのかもしれない。

そう。立和さんは俺にとってはいろんなどうでもいい東北放送の番組をこなすアナウンサーである前にきっちり、東北放送唯一の「洋楽DJ」だったのだ。

それがどんなタイトルを冠された番組だったかは残念だけどまったく記憶に残ってない。タイトルなんてなにがどうでもいいぐらい、立和さんは俺にとっては「洋楽担当の人」だったのだ。おそらく東北放送を聴いていたロックファン、ポップスファン、オールディーズファンーーすべての洋楽ファンにとって、安田立和さんは「洋楽DJ」だったに違いない。

そんな安田さんの最後の仕事が「ラジオ倶楽部」だった。

前置き(枕)が長すぎてなかなか一曲目がかからないことも多かったけれど、それが自分のリクエストした曲がかかるかどうかヤキモキしていた身には腹立たしい時もあったけれど、でも「ラジオ倶楽部」は俺が唯一聞ける東北放送ラジオの番組でした。唯一の待ち遠しい時間だった。

そんな時間を長い長いあいだ俺たちに持たせてくれた安田立和さんのご冥福を心より、心より、お祈り申し上げます。

 

 

 

ラズベリーズだのドアーズだの、ラジオ倶楽部には不似合いなリクエストばっかしていた「福室悶々之介」はわたしです。