岩隈が見方のエラーと自らの不調で4回3失点で降板後、七回までベンチに戻ってこなかったら、カツノリコーチになんらかの叱責を受け激昂、あやうくつかみ合いの「内紛勃発」寸前にまでなった。
この件についてミクシィのイーグルスコミュ内では「岩隈が大人気ない」、「ノックアウトされた投手がやるべきはその後の戦況を見守り、声を出すことだ」等々、岩隈のみを責める発言が相次いでいたので、これは不自然なのでは、と思い、こんな書き込みをしてみた。
「岩隈が大人気ないのは確かだが、黙ってられなかったカツノリコーチはどうなんだろう。
調子が悪かった上に、守備のエラー。 仲間の失策をカバーするのはエースの務めではあるが、それができないジレンマ。 悪い要素が重なった時、塞ぎこんじまうのは仕方ないことでしょう。 はらわた煮えくり返って、最後まで出てこなかったとしても不思議じゃないところ。(罰金は食らうでしょうが)
そんなところへ「誰かが言わなくちゃならない」とでも思ったんだろうけど、真正面から突っついたバカ――それがカツノリコーチだったんじゃないかなあ。俺にはそうとしか思えない。コーチと言う立場ならもっとやり方を考えるべき。ベンチにいる資格さえないと俺は思います。
岩隈を擁護する発言になってしまいましたが、山崎あたりが言ったのなら岩隈も素直に謝れたんではないだろうか、と考えるわけで、どうにもカツノリコーチにはやはり二軍に戻って欲しい、そう考えるわけであります。」
反論が来た。まずは、
「カツノリ嫌いなんですか?」
「カツノリをバカにする理由が分かりません…」
「去年一場を一人前にした実績は無視されるんですね」
「名プレーヤーでなければ指導者になってはいけないと考えてる人は、ヒルマン監督の経歴を見てみるのがよい」
誰もそんなこと言ってない。考えてない。問題のすり替え。よく読んでない。お話にならない。
「落ち込むのは帰ってから1人でお願いしたい」
誰だってそうしたい。そうできないからベンチ裏に篭っちまったのだ。
「野手がエラーしたら抑えなきゃいけない!これは紀藤さんも言ってましたが、それがエースの仕事なんです」
それができない日もある。
「チームプレイなのに、岩隈みたいな態度を取る選手がいるっていうのはチームにマイナスですよね」
いなきゃいいのか。岩隈、いらない?
「そのくらいの気持ちがないと野手はついてこない!他の投手だって尊敬しないでしょう」
その野手が足を引っ張ったのだ(その渡辺直人だってへぐる日もあるということ)。
他の投手に尊敬されなければならないのか。
「コーチとしてのカツノリの能力がどのくらい期待されてるか知らないんですか?」
知ってる。彼を慕う選手がかなりいるということも。
あまりにチンプンカンプンなので、改めて俺は長文をしたためた。逃げたなんて言わせやしねえ、というわけだ。
ほんとに長いよ。
「俺はカツノリは嫌いじゃありません。「一場を今年投げさせられなくしたのは監督のせいだよ」発言等、監督に唯一意見できる、イーグルスの中にあってはとても貴重な存在だと思います。ただスポーツニュースで見た岩隈の形相を見る限り、、かなりの言葉を浴びせたと思え、ベンチ内でそんな「内紛」を勃発させるような発言をするようなコーチならベンチにいる資格はないのではないだろうか、と思ったまでです。一軍のベンチにいる以上、やはりもう少し成長して欲しいところです。「育成コーチ」の名が泣くってもんです。もし同じ高校の先輩後輩で仲がいいから少々のことを言ってもわかってくれるだろう、などという感覚のもとに言葉を発したとしたら、「上司」としては失格だとも思われます。さした実績もなく立派な指導者になった人も西本さん、ヒルマン監督、牧野ヘッドコーチ等々、上げ始めたらキリがないほどです。確実に人心掌握していって欲しいです。
またもしカツノリコーチがごく当たり前の叱責をしただけで岩隈があんなに怒ったのだとしたら、それは確かにチームで確実にふくらんできて、実際花咲かせている、「一丸になって逆転するぞ!」というムードをぶち壊しにするものだと思われ、あの「スター集団」にでも「栄転」していただいたほうがいいのかもしれません。しかしそんな「実績と実力を備えたわがままもの」だって、ある意味チームには必要だと俺は思います。一色のカラーだけで染めぬかれたチームというのもちょっと気持ちが悪いかな、と思うからです。ウサギやカメやタヌキやキツネやゾウやチーターやヘビや天使や悪魔や、とにかくいろんなタイプの選手がいるから俺たちは楽しく、熱く観戦できるんだと思うのです。ウサギやカメやタヌキやキツネやゾウやチーターやヘビや天使や悪魔が髪を切って黒く染め直し、髭をそって、やるぞやるぞ、俺たちはやるぞ!と頑張っているチーム、俺はそんなチームの試合が見たいです。草野がエラーを謝りに言ったら無視をしたなんてのも、時には必要なんじゃないでしょうか。お互い金もらって野球やってんだからよう、とでも言うような、そんな根性だってプロには必要です。
もしくはもし、岩隈がそんなアウトローなどではなく、ただもう(自分の投球が、直人のエラーを補えなかったのが)悔しくて情けなくて、誰にも泣きっ面は見られたくなくて、七回までベンチに戻ってこれなかったのだとしたら、それもすでに罰金覚悟だったと思われます。降板した後に自分がすべき事?そんなことは百も承知でどうしようもないことだってあります。普通のピッチャーならならまだしも、エース岩隈を自覚するからこそ「泣きっ面」を見られたくなかった、そういう憶測だって成り立ちます。もちろん言い訳にもなりませんが、言い訳にもならないことをやっちまうのが人間じゃないのでしょうか。
山崎選手をはじめ、マーくんの面構えなどを見ていても、とても頼もしいと思うのはケモノの根性を秘めた男たちがそこで戦っているのを見られるから。そんなやつらが一丸となって勝とうとしているから。そんなベンチに「内紛」を勃発させたのが、カツノリコーチなのか、岩隈のほうなのか、そんなことの真実はベンチの外にいる我々には憶測するしかありません。ただ、岩隈ばかりを責める発言が多かったので、俺にとってはそれが非常に不自然に思われ、発言させていただきました。」