仮想メモリ(ページファイル、ページングファイル)設定
Windowsの「コントロールパネル」-「システム」-「システムの詳細設定」の詳細設定タブのパフォーマンスの設定ボタンを押すと、パフォーマンスオプションウィンドウが開いて詳細設定タブの中にあります。
デフォルトではすべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理するにチェックが入っていると思います。
そのままでもいいのですが、CドライブをSSDに換装した事もあり、いじっています。SSDは読み書き回数に限度があり、寿命があります。出来るだけ読み書きさせたくないので、別ドライブのHDDに仮想メモリを移してます。
HDDも寿命はありますがSSDほど神経質にならなくて良いと思ってます。またCドライブと別の記憶装置、HDDに仮想メモリを移すと処理が速くなります。本当は別ドライブのSSDの方が速いのでしょうが…。
仮にDドライブのHDDに仮想メモリを移すとして、フラグメンテーション対策にカスタムサイズをクリックして初期サイズ(最小サイズ)と最大サイズを推奨のMBに設定してました。ただ以前はその設定で良かったようですが、現在は揃える必要は無いようです。
Windows7 最小サイズ「RAMと同量」 最大サイズ「RAMの3倍と4GBのどちらか大きい方」
Windows8 最小サイズ「クラッシュダンプの設定によって異なる」 最大サイズ「RAMの3倍と4GBのどちらか大きい方」
Windows8.1 最小サイズ「クラッシュダンプの設定によって異なる」 最大サイズ「RAMの3倍と4GBのどちらか大きい方」
※クラッシュダンプの設定によって異なる、場合分け
RAMサイズ256 MB ~ 1,373 MBはRAMの1.5倍、1,374 MB 以上は32 ビット システム : 2 GB + 16 MBと64 ビット システム : RAM サイズ + 128 MBに分かれます。
Windows10は更に複雑で
最小サイズ「ページファイルの使用状況の履歴に基づいて、RAM (RAM ÷ 8、最大32 GB) およびクラッシュ ダンプの設定を変更する」必要があるようです。
最大サイズ「RAM の 3 倍と 4 GB のいずれか大きな方 これは、ボリュームサイズ ÷8 に制限されるようです。 ただし、クラッシュ ダンプの設定に必要な場合は、ボリュームの空き容量を 1 GB以内に増やすことができる」ようです。
まぁ、最小サイズは「クラッシュダンプの設定によって異なる」と同じ設定。最大サイズは「RAMの3倍と4GBのどちらか大きい方」に設定しても問題は無いと思われます。
それとは違う、Windows7用の設定の
最小サイズ「RAMと同量」
最大サイズ「RAMの3倍」
上記にWindows10で設定していますが問題ないどころか処理が速くなりました。メモリが36GBを搭載しているので本来の設定の仕方よりも多めに領域を確保しちゃっているので無駄な領域も確保していると思いますが…。
無駄はあると思いますが特に画像処理ソフト等、処理の重いソフトの起動時間が素早くなりました。これは嬉しかった変化です。イメージ的にはWindowsをクリーンインストールした直後の操作の軽さ感に近いものがありますでしょうか。
今後もアレコレ試してみたいと思います。
それでは、また!
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Hardwareハードウェア&Softwareソフトウェアあれこれ…