私がビジュアル系に出会ったきっかけのバンドのステージを見てきました。


思春期の私の言葉にできない苦しみを、
大人になることへの葛藤を、
和らげてくれたのは間違いなくRaphaelの音楽でした。

でも、その時にはバンドは既に活動休止中。

音源という形でしか会うことができませんでした。


15年という時を経て、
やっと生のステージを見ることが、
生の音と出会うことが、できました。

あの頃の自分が隣にいるような不思議な気持ちでステージを眺めていました。


大好きな『花咲く命ある限り』から始まり、序盤はヘドバンの嵐!

YUKIのオモシロMCに笑わされ、
アコースティックのアレンジに魅せられて、
『症状2.分裂症』でYUKIの涙に我慢できなくなって・・・


1番好きな『Evergreen』は本当に本当に楽しかったなぁ。


泣いて、笑って、最高の3時間20分でした。





Raphaelのおかげで、
私は15年間の間にたくさんのバンドに出会って、
たくさんのライブに行くことができました。


そのひとつひとつはかけがえのないものだし、
どれが一番ってことはないと思う。


でも、私はずっと、Raphaelのライブに行きたかったんだなぁって
終演後にふと思いました。


これからもライブには行くと思うけど、
今までとなんだか違う気持ちのような気がします。



YUKIは何度もRaphaelを忘れないでって言ってたけど、
忘れるはずが、
忘れられるはずがないよなぁ。



私の人生の一部です。



ありがとう。
大好きです。
大好きなバンドの地元での最後のライブを見てきました。

この日の気持ちをどこで形にしようかと悩んだんですけど、
やっぱりアメブロかなと思って、ここに書きます。

公演の日がこんなに怖かったライブは初めてでした。

一瞬たりとも見逃さないように必死で目を見開いていたけれど、
笑顔でいなくちゃと思っていたけれど、
最初は何度も涙がこぼれそうになりました。

Fenderがすごく心に沁みてね、涙止まらなかったの。
いろんな思いが溢れてきてね。
すごくすごく優しくて、あたたかくて、
だからこそ涙が堪えきれなかったの。

あぁ、私、Moranが本当に大好きだったんだなって思った。

3時間近いライブだったんだけど、あっという間で
もっともっとって貪欲になってたんだなーってついったで呟いてたら、
Soanがブログで「本能的にもっと!もっとなんだよ!という気持ちが全面に出た」って書いてて、
同じような気持ちだったんだなって嬉しくて、また泣いた。

アンコールも、しーさんセレクトで2曲追加されて、
そのうちの1曲がParty Monsterですごく嬉しかった。

森羅万象で初めてMoranを見て、
フラッシュリングで踊るParty Monsterがすごくすごく印象的だったから。

Soanのブログ見返したら、
私が初めてMoranを見た日が初めて福岡でライブをやった日だったみたい。

最後のMCでね、
Soanがイベントから始まってSONでやってBe-1でやれて今の景色があることの喜び、
Hitomiさんも長時間掛けて福岡に来る価値があると思って来ていたという思い、
を語ってくれました。

初の福岡ライブでMoranと出会えて、福岡最後の日も一緒に過ごせたこと、
6年半を見てこれたこと、本当に本当に幸せだと思ってる。

涙を堪えるぶっさいくな顔で始まったライブだったけど、
本当に本当に楽しくて、心からの笑顔くれたMoranに感謝しています。

最後のBlubsで「博多!大好きだ!!」ってSoanに叫ばれたときは泣いちゃったけどさ。笑

ドリンク交換したらすぐに会場を後にするのが常なのですが、
昨日はライブハウスを出るのが怖くて、
「もうこれでMoranの福岡でのライブが終わってしまうんだ」と思うと、
本当に本当に怖くて、悲しくて、寂しくて、
なかなか足が踏み出せませんでした。

それくらい愛せるバンドに出会えたことは幸せなのだと思います。

まだ心の整理がつかない部分もあるけれど、
9月21日も幸福で包まれた日になるような予感がしています。

Holicでよかった。
バンギャル(ヴィジュアル系が好きな女子)は

『大切なお知らせ』という名の残酷なお知らせに恐怖を覚える。



そんな『大切なお知らせ』が昨日の昼に

大好きなバンドから発表されました。



以前、メンバーのひとりがついったーで限界だというような内容を呟いて、

その後に短期間の活動休止を設けたという経緯もあり、

「あぁ・・・遠くない未来に終わりを迎えるのだろうな」

という予感はありました。



薄氷の上を歩くような危うさを感じながらも、

終わりのときまで全力で応援しようという覚悟もありました。



それでも、いざ『解散』の二文字を突き付けられると、

心臓が止まるかと思うくらいの衝撃を受けました。



職場でお昼ご飯を食べていたのですが、

同僚の前で危うく号泣するところでした。



考えると泣きそうになるので頭を空っぽにしながら仕事をし、

ようやく帰宅すると、涙が溢れて止まりませんでした。



分かっていたはずなのに、

「どうして???」「なんで???」という混乱しかない。



受け入れることができないんだろうな、と思います。



ひとりで考えていると混乱するので、ひたすらついったーで呟き続け・・・

今もこうしてブログを書いているのは、

私の中で溢れる思いをどうにか処理するための作業なのだと思います。



いい年した大人がバンドの解散なんかでこんなに動揺して馬鹿らしい

と思われるかもしれません。



それでも、こんなに馬鹿みたいな絶望を覚えてしまうのが

ファンという生き物なのです。



ばんぎゃるなのです。



ステージで輝く彼らに会えない

あの曲でモッシュすることもない

MCを聴けない

新譜を楽しみに待つこともできない

インストですっぴんの彼らに会えない

ツアーの発表を心待ちにすることもない



・・・なんという喪失感。



胸にぽっかり穴が空くとはこういうことなんですね。



まだ今は解散を前向きに捉えることはできないけれど、



「今、Moranを解散する事がバンドとして一番美しく終幕できるという結論に至りました。」



という言葉には私の愛したバンドらしさを感じたし、少しだけ心が軽くなるような思いになりました。



終幕まで、しっかり見届けたいと思います。