私がビジュアル系に出会ったきっかけのバンドのステージを見てきました。


思春期の私の言葉にできない苦しみを、
大人になることへの葛藤を、
和らげてくれたのは間違いなくRaphaelの音楽でした。

でも、その時にはバンドは既に活動休止中。

音源という形でしか会うことができませんでした。


15年という時を経て、
やっと生のステージを見ることが、
生の音と出会うことが、できました。

あの頃の自分が隣にいるような不思議な気持ちでステージを眺めていました。


大好きな『花咲く命ある限り』から始まり、序盤はヘドバンの嵐!

YUKIのオモシロMCに笑わされ、
アコースティックのアレンジに魅せられて、
『症状2.分裂症』でYUKIの涙に我慢できなくなって・・・


1番好きな『Evergreen』は本当に本当に楽しかったなぁ。


泣いて、笑って、最高の3時間20分でした。





Raphaelのおかげで、
私は15年間の間にたくさんのバンドに出会って、
たくさんのライブに行くことができました。


そのひとつひとつはかけがえのないものだし、
どれが一番ってことはないと思う。


でも、私はずっと、Raphaelのライブに行きたかったんだなぁって
終演後にふと思いました。


これからもライブには行くと思うけど、
今までとなんだか違う気持ちのような気がします。



YUKIは何度もRaphaelを忘れないでって言ってたけど、
忘れるはずが、
忘れられるはずがないよなぁ。



私の人生の一部です。



ありがとう。
大好きです。