バンギャル(ヴィジュアル系が好きな女子)は

『大切なお知らせ』という名の残酷なお知らせに恐怖を覚える。



そんな『大切なお知らせ』が昨日の昼に

大好きなバンドから発表されました。



以前、メンバーのひとりがついったーで限界だというような内容を呟いて、

その後に短期間の活動休止を設けたという経緯もあり、

「あぁ・・・遠くない未来に終わりを迎えるのだろうな」

という予感はありました。



薄氷の上を歩くような危うさを感じながらも、

終わりのときまで全力で応援しようという覚悟もありました。



それでも、いざ『解散』の二文字を突き付けられると、

心臓が止まるかと思うくらいの衝撃を受けました。



職場でお昼ご飯を食べていたのですが、

同僚の前で危うく号泣するところでした。



考えると泣きそうになるので頭を空っぽにしながら仕事をし、

ようやく帰宅すると、涙が溢れて止まりませんでした。



分かっていたはずなのに、

「どうして???」「なんで???」という混乱しかない。



受け入れることができないんだろうな、と思います。



ひとりで考えていると混乱するので、ひたすらついったーで呟き続け・・・

今もこうしてブログを書いているのは、

私の中で溢れる思いをどうにか処理するための作業なのだと思います。



いい年した大人がバンドの解散なんかでこんなに動揺して馬鹿らしい

と思われるかもしれません。



それでも、こんなに馬鹿みたいな絶望を覚えてしまうのが

ファンという生き物なのです。



ばんぎゃるなのです。



ステージで輝く彼らに会えない

あの曲でモッシュすることもない

MCを聴けない

新譜を楽しみに待つこともできない

インストですっぴんの彼らに会えない

ツアーの発表を心待ちにすることもない



・・・なんという喪失感。



胸にぽっかり穴が空くとはこういうことなんですね。



まだ今は解散を前向きに捉えることはできないけれど、



「今、Moranを解散する事がバンドとして一番美しく終幕できるという結論に至りました。」



という言葉には私の愛したバンドらしさを感じたし、少しだけ心が軽くなるような思いになりました。



終幕まで、しっかり見届けたいと思います。