2024/6/8⭐ど素人 家庭菜園日記2⭐~春ジャガイモ収穫編、アナスタシア&ロシアのダーチャ~ | 〜知ることは生きること〜

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6/8 春ジャガイモ収穫

2/27に定植したメークインが103日になり、収穫日を迎えました。

春ジャガイモは2度目になります。

ジャガイモ類は約3ヶ月の短期決戦なので、食糧難時には大いに助かると考えています。

 

収穫前の畝

 

右 

 

食害が目立ちます。

 

 

若干モザイク病らしき斑点があります。

 

こちらも食害がかなりあります。

 

今回懸念する点は…

①連作障害(右畝)

じゃがいもは連作障害が起きるので、2〜3年は同じ場所で栽培しないよう指南書にはあります。スペースに限りある家庭菜園なので、昨年の春じゃがと同じ畝で栽培しています。連作障害を避ける為に微生物資材を入れ、微生物を爆増させる米ぬかを入れました。

 

 ②昨年モザイク病が広がった畝であること

昨年は畝全体にたくさん広がりました。病原菌が残っていたら今年も発症するかもしれません。

 

③発酵鶏糞を多めに入れたこと

ようやく発酵鶏糞を使い慣れて来た矢先に初心者あるあるをしました。発酵鶏糞は非常にコスパがいいですから、何ていい資材なんだろう飛び出すハートと肥料888の代わりに発酵鶏糞を相当すき込みました。植付が済んでから知ったのですが、発酵鶏糞は石灰成分を16〜20%含み、土壌をアルカリ性にします。ところが、じゃがいもは酸性土壌を好みます。時既に遅し…真顔

 

 …ということなので、じゃがいもがアルカリ土壌に傾いたことによる「そうか病」に罹る可能性が高いということです。😱😱

 メモに貼り付けておきます。

 

果たして結果は…

 

左5株 マルチシートを取った後

 

一株にかなりのおいもさんが

 

 連作障害があるかもしれない右11株。

ちょっと小ぶりかな?今回つるボケは間違いない💦

 

芽が出ているのもあり二次成長を始めています。

 

虫にやられているのもあり

 

そうか病は出てない様子。

 

お肌普通…

 

まあ普通…

 

左右畝16株のじゃがいもを秤で計ってみました。

8.95kg。ダンボールが591gなので8,359g。

小さなじゃがいもも多いです。

 

プランター①

プランターでも栽培していました。

5/24ちょうど90日目に収穫しました。

茎数が多かったので間引きをするのを忘れていたのかもしれません。

それともどうなるか実験したかったのか?記憶に無く。茎が細いので小さめのイモの予感がします。

 

小さめのおいもさんがたくさん出来ていました。😃

皮がキレイ。

 

3株で約140gだったのが7.6倍になってくれました。

 

お味噌汁に皮付きのまま切って入れたり、ローズマリーを添え、

オリーブオイルを掛けてオーブン焼きに良さそうなサイズ。

 

二日後…じゃがいもに塩、オリーブオイルを絡め、ローズマリーを添えてオーブンで180℃30分焼きました(下茹で処理無し)。ニンニクを入れ忘れましたが十分美味でした。ホクホク感がします。

小さなじゃがいもはこういう料理に合いますね。(^^)

食べる時にブラックペッパーがあればなお良しです。

 

プランター②

5/25収穫 植え付けから91日目。2株。

 

小さいのと大きいのと…ありがとう😆 

 

こちらも約7.6倍。示し合わせてるのか❓💦

 よく成長したねぇ

 

21株全体で10,156gでした。 

 1㎏のメークインが約10倍になってくれました。

(驚き‼️😳去年が5〜6倍だったので今年は7〜8倍を狙っていました)

肥料多めの右より、枯葉大量・米ぬか・微生物資材だけの左畝の方が大きめでした。

 

今回の検証をしてみます。

 

①アルカリ土壌に傾いていたが、米ぬかを入れることにより、微生物が増え、そうか病の菌と拮抗した。

②酸性土壌にさほど傾いていなかった。

③微生物資材のお陰で連作障害・モザイク病はほぼ抑えられた。

 

ネットでもジャガイモ栽培による発酵鶏糞を調べると、

    

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11121013951

ほぼ毎年ジャガイモに鶏糞を使っていますが大丈夫です。土壌pHが高くなることによるソウカ病を心配されていることと思いますが300g/㎡くらいまでなら何の心配も要りません。1kg/㎡でも大丈夫なこともありました。ただし問題なのは畑の経歴で、これまでの病歴やナス科の連作石灰の使用状況などです。

 

    

「鶏糞はだめだ」という人のはっきりした根拠は知りませんが、やはり石灰を気にしているのでしょう。 前の回答にも書きましたが、結局前作の石灰や鶏糞との関係が大きいものと思います。前作で石灰と鶏糞を多用した場合は要注意ですが、私の場合近年はホウレンソウやネギくらいにしか石灰は使いませんので、これらの後作でない限り、ジャガイモに鶏糞は問題ないです。 ただし長年使い込んだ畑は知らず知らずのうちに土壌pHが上がっている可能性がありますので、経験の長い人ほど鶏糞を警戒するかも知れません。特に有機石灰や苦土石灰を使う人ほど注意です。 炭酸カルシウムは土中に長く残りますので。

 

たった1度鶏糞を多めに撒いたところでpHはさほど上がっていなかったのかもしれません。

春ジャガイモ⇒サツマイモ⇒春ジャガイモ(今ココ)だし。うーん

肥料成分のほぼない左の方が肥大があったのは驚きです。

 

プランターに関しては土づくり改善を探った方が良さそうです。

 

来年も同じ畝で春ジャガイモを作ります。

素人の探求は続く…

 

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 今は家庭菜園に嵌っていますが、それまでは、「庭」がどうして人生の一部にならないんだろう?と疑問に思っていました。花を活けるのは好きなので、ハーブや花を育ててみたいと思うものの、日中は仕事があるので手が回らず、夏は草が生い茂るので雑草抜きが関の山、さらに無数の蚊の襲撃で庭はストレスそのもので敬遠していました。

 食糧難が来るかもしれないということで、いやいやジャガイモ栽培を始めてみたのですが、「芽出し」の少しずつ芽が大きくなる過程が「ただのジャガイモ」から「生きたジャガイモ」に変わっていき、自分も「変容」しました。

 以前のように美術館通いもあまりしなくなりました。植物は完全性や芸術性を持ち合わせているからです。毎朝植物たちに害虫が付いていないか、病気になっていないかチェックし、日々の成長が楽しくてしようがないのですが、どうしてこんなに惹きつけられるのかわかりません。それまでの反動だろうと言ってしまえばそれまでなのですが、言いようのない神秘的なものを感じるのも確かです。とても感覚的なもので、言葉で表現しずらいものです。目に見えない「豊かさ」に溢れており、それに触れているのですが、言葉に出来ないもどかしさがありました。

 コメント欄でアナスタシアの書籍のことを教えて頂いたので、「神秘」の答えがあるかもと思い、さっそく読んでみました。わけあってシリーズ2から読んでいます。気になったところを抜粋してみました。

 

響き渡るシベリア杉(シリーズ2)

 

ガーベラ「植物は自分たちに対する人間の態度に、どのように反応すると思う?彼らは良い態度、悪い態度を感知すると思う?」

 

ガーベラ「あなたは知っているのね。植物は人間の気持ちの表出に対して反応するということを。彼らは、偉大なる創造主のご計画どおりに、人間の気持に答えるため、力を尽くしてあらゆることをしようとするの。あるものは実を実らせ、またあるものは美しい花を咲かせて人間のポジティブな気持を呼び起こそうとし、さらにほかのものもすべて、われわれの吸う空気のバランスを保ってくれている。

 そして彼らの目的にはもうひとつ、とても大切なものがある。ある人が植物と直接交流するようになると、その植物は彼のために真の愛の次元空間を形成する。この愛は、地球上のすべての生命にとって不可欠のもの。

 多くのダーチュニクは、自分たちの菜園を心からいとおしく思っている。なぜならそこは、彼らにとっての真の愛の次元空間が形成されている場所だから。あなたが植えて気づかってあげた、あの小さなシベリア桜の木も、すべての植物が与えられた天命を全うするために行うことを、自ら実行しようとした。

 さまざまな種類の植物がたくさんあって、人間が直接交流し、愛をもってそれに触れている場合、植物は人間にとってそれだけ強力な愛の次元空間を形成できる。彼らは大勢で力を合わせて、人間の魂に良い影響を与え、体を癒すという、人間にとって重要な意味をもつ愛の次元空間を創り出す。」

 

ガーベラ「地球は大きいけど、とてもとても敏感なの。あなたも蚊よりずっと大きいけれど、その一匹が皮膚の上に着地しただけで敏感に察知するでしょ。地球もすべてを感知する。自分がコンクリートやアスファルトに閉じ込められるとき、自分の上で生きている森が伐採され燃やされるとき、自分の中に深く穴を掘られて、粉状の化学肥料がまき散らされるとき。

 地球は痛みを感じる。それでも地球は、母が子どもたちを愛するように、人々を愛している。地球は人間のすべての悪意を、地中深く埋めようとする。地球が力を使い果たし、力尽きたときだけ、その悪意は火山の噴火や地震となって爆発する。

 私たちは地球を助けないといけない。やさしさと思いやりに満ちた地球への接し方は、地球に力を与える。地球は大きいけれど、ほんとうに繊細で敏感。たったひとりの手がやさしく触れただけで、それを感知する。」

 

ガーベラ「与えられた地所がとても狭くて、大きな機械など使えなかったのは、偶然ではない。地球とのふれあいを切望していたロシアの人々は、お金持ちも貧しい人も一様に、とても喜んでその地所を受け取った。なぜなら、人間と地球のきずなは深く、それを断ち切れるものは何もないから。

 小さな地所を受け取った後、人々は直感的にそのきずなを感じはじめていた。何百万という人間の両手が、愛をもって地球に触れた。その小さな地所で人々は、機械ではなく自分たちの両手で、地球にやさしく触れた。

 そして地球はこれに気づいた。地球はひとりひとりの人間の手の接触を感知して、そこに、自身が身を持ちこたえる力を見出した。」

 

ガーベラ「すでに地球上のいくつかの地点に不安定な地域がある。人間はこれまでずっと、自らを滅亡に導く準備を、十分すぎるほど、あらゆる手段を尽くしてやってきた。

(中略)

1992年の地球規模の大災害は、ダーチュニクのおかげで回避できた。

(中略)

世界中で、それぞれ異なる立場にいる多くの人々が、大災害から地球を守っている。1992年の大災害は、主に、ロシアのダーチュニクの働きで発生をくいとめられた。私はダーチュニクの重要性を知っていたのよ」

 

ガーベラ「これらの小さな実がどれほどあなたにとって有益なものを含んでいたかをあなたが知ってさえいたら……。どれほどのエネルギーと愛を含んでいたか。小さな木はあなたにとって益になるあらゆるものを、地球の深部と、広大な宇宙空間の両方から集めて、この三つの実に込めていた。これらの三つの実を実らすために、この木は枝の一つを枯らしさえした。」

アナスタシアの言葉に答えが詰まっているような気がします。フィンドホーンと共通するものも感じます。シリーズ1~3を読み、現在シリーズ4を読んでいます。ニコニコ

 

ロシアの文化、ダーチャ

 

ソ連崩壊後、ロシアの人たちが飢えることなく生活を建てていけたのは、ダーチャのおかげである、という話は、よく聞いていた。結構有名な話であるから、ご存知かと思う。ロシアでは多くの国民がダーチャと呼ばれる家庭菜園を持っているらしい。平日は都市の共同住宅に住んでいるが、週末には、住んでいるところからほど近いダーチャに向かい、じゃがいもや野菜を育てる。ダーチャで活動する人たちをダーチュニクと呼ぶ。一国の政治制度の完全な崩壊と再生、という、よその国で起こったら、多くの国民が食うに困るような状況の中、ダーチュニクたちは、ほぼ自給自足できたから、ソ連が崩壊した時も、食べることには困らなかった、というのである。
 つまりは、ソ連末期やロシア共和国の初期、給与の支払いもままならず、日々の金銭を使っての食料調達が難しくなった時も、自給自足、という手段で乗り越えた、ということらしい。同じようなことがアメリカ合衆国で起こったとしたら、どれほどの飢餓が発生したか、と言われている。
 考えればわかる。国の制度が崩壊するということは、再生されるまでは経済システムは以前と同じようには機能しないのである。グローバリゼーションの恩恵、ということで、自分で作るよりもよその国から買った方が安いから、と言ってなんでも買う、カロリーベースの食料自給率が30%代の国で暮らしていると、また、なんでも近所のコンビニで買えるから、と、安穏として暮らしていると、「何か」あって、物流が機能しなくなれば、飢えるのである。
 食料自給率とは、国内で供給された食料に対する国内生産の割合を示している。この国内生産に、例えば、ダーチャで作られたじゃがいもや野菜は、計上されまい。こういう家庭菜園での生産消費は、経済指標には、のらないのだ。そもそも
現在のロシアは穀物、じゃがいもなどは95%以上の自給率が目標にされているようで、経済指標に計上されているだけでも十分な自給率がありそうだが、そういうことに関わりなく、皆さん、野菜やいもは、自分で作っているのだ。
 

ピョートル一世の時代から、家臣向けのダーチャは存在していたようだが、現在のように、「普通の人でも持てるダーチャ」つまりは、大衆的ダーチャができたのは、1930年代のスターリンの時代であったらしい。よく知られているように、スターリンは農業を集団化する(ウクライナではこの農業集団化によって1932~3年にホロドモールという大変な大飢饉が起こっている。)のだが、そこで土地を強制的に奪われてしまった農民たちが、自分達の食糧だけは作ることができる土地を要求し、それを獲得したのが現在のダーチャの始まりであるという。ソ連時代には、工場労働者たちが、農民に倣って、「自分達の食糧だけは作る土地」を要求し、土地用益権が認められていき、ダーチャが広がる。
 結果として、現代も、多くのロシアの都市労働者たちは、週末にはダーチャに出かけていき、野菜やいもを作ることを楽しんでいるといい、コロナ禍でも、ダーチャに出かけることは「不要不急」ではない活動とみなされていたという。ソ連もロシアも行ったことがないが、
こういうことが個人レベルでできている人たちは、本当の意味で、強かろう。どのような経済的変化、政治的変化があっても、少なくとも自分達の食べる分は、自分達でなんとか、できる。

 

 

「首都近郊のモスクワ州の場合、全世帯の3分の1が菜園を所有している。ロシア国家統計局の2003年のデータによると、国内3400万世帯の8割が菜園をもつか野菜づくりの副業経営を行い、同国のジャガイモ生産量の92%をまかなう」(東京新聞2004年4月15日)

 

なんとすごい自給自足ぶりだろうか。この国の統計数字にはいまいち信が置けないとはいえ、自分の食べ物は自分でつくるというスタイルが市民の間に定着しているのは確かなようだ。

サンクトペテルブルク園芸家協会のアンドレイ・リャフ氏はこう話す。

 

「そもそもダーチャが普及するようになったのはヒロシマ・ナガサキへの原爆投下がきっかけです。核の脅威にさらされた冷戦時代が始まり、政府は万が一、モスクワなどの都市部に原爆が落とされた場合を想定し、爆心地から100キロ以上離れたところに避難すれば安全だろうと判断しました。こうして1950年代、郊外への道路が建設され、ダーチャが急速に発展したのです。ペテルブルクでは人口約400万のうち、210万人がダーチャを所有しています。うち年間を通じてダーチャに住む人が8~9%。その多くは年金生活者です。ペテルブルクはもともと湿度が高いうえ、街なかは空気が悪く、健康にいい環境とはいえません。ところがダーチャできれいな空気を吸って、よく働きよく食べ、活動的な生活を送れば、男性は80歳、女性は90歳まで長生きできる。ダーチャはいわば薬なんです」

 

極端な事態を想定しているが、同時に真理もついている。食料自給率が4割をきる日本に住む身からすれば、耳が痛い部分がある。これが戦争と隣り合わせの国、ロシアの現実なのかもしれない。

広大な土地があるロシアには「余った土地は貸さなければならない」という法律がある。連邦法第3条4項がそれ。「都市定住者に常住地登録をしている市民には、国家および地方自治体の所有のもとにある地所は、空いている地所がある場合に、個人副業経営の遂行のために提供される」。ようするに”空いている土地は農園として利用してね”と国がいっているわけだ。日本のように手厚い医療サービスを全国民に提供する代わりに、農園付きライフスタイルの推奨を社会保障政策の一つと位置づけているのかもしれない。

(中略)

ロシア革命、ナチスドイツとの戦争、西側諸国との冷戦、ソ連崩壊、1990年代のハイパーインフレ、チェチェン紛争、そしてウクライナ紛争。ロシアはこの100年、たび重なる政変、戦争、経済危機に見舞われてきた国でもある。その都度、この国で暮らす人々は翻弄され、「自分の身は自分で守る」という当たり前の意識が自然と備わったのかもしれない。

 

こういう文化いいなぁ。日本も空いている地所でこういうのをやればいいでしょう。空いた土地あるんでしょ❓この頃、近所を歩いていて、市の空いている土地を見るたびに、これだけ土地があればジャガイモやサツマイモが何十株も植えられるなぁ、飢えが凌げるのになぁと思うようになってしまいました(戦時中にイモを100個植えたとか、普通にあったよね)。そういうところが意外と見受けられます(ちょうど菜園にいいスペース)。私の住む市は40万人だから、食糧難になれば、こういうところは飢饉に見舞われるかもね。うーん

 

それにしても・・・無意識のうちに自分もダーチュニクの一員になっていたと思っていいのかな❓(笑)

 

アナスタシアの言うとおり、土に触れることで、大災害を避けられたらいいですね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。ニコニコ花束

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