オリンピック終わりましたね。

素晴らしかったです!

個人的に今までのオリンピックで一番楽しめました。マラソンも、あ、あそこ通ったね、とか、話しながら観ていました。出発地点からヴェルサイユまで意外と近いのでびっくりしたり....私達はメトロとバスに乗って行きましたけど結構な距離でしたけどね。


歴史ある既存の建物を競技会場にするなんて、パリだから出来ること!どの競技会場も超満員でしたね。

マリーアントワネットがギロチンで処刑されたあのコンコルド広場で世界の平和の祭典が行われるなんて! 無駄な戦争をやっている国もありますが、

戦いは正々堂々と競技でやりましょう。

まだパラリンピックもありますが、一応オリンピックは、無事終わってホッとしました。


ところで、メダル授与式の時、筒状の物も頂いてるの気になりませんか? 私はメダル入れるケースかと思っていたのですが、競技会場の絵らしいです。

選手の皆さんは、帰国してご自分の部屋にこれを額に入れて飾るんでしょうね。

 フランスのイラストリーダー 

ウーゴ・ガットーニさんの絵だそうです。


何種類かあるそうですが、とても楽しい絵ですね。

 

さて、南フランスの旅でとても楽しみにしていた事の一つ。

アルルで、ゴッホの描いた「夜のカフェテラス」に行くことです。ゴッホの絵の中で一番好きなんですよ。

今もカフェ・ヴァン・ゴッグとして営業していると聞きました。

 


この絵のような構図で撮ってみたい、と思っていたんです.......

 しかも夜に行ってみたかったんですけどね。

 

アルルへは、ステイしているアヴィニョンから列車で簡単に行けます。

でも、アルルに着くまでにちょっとありましてね。

それは、現地で書いたブログを読んで頂くとして。

↓ 

 

 

 ↑

と言うわけで(笑)、今考えても腹が立ちますが

自分達が間違えた事だから仕方ないですね。

 

簡単に言いますと、アルルまでの往復列車の切符二人分を、間違って二枚買ってしまったのに、払い戻ししてもらえなかった話です。

約6500円!!節約旅行なのに、あー、勿体無いことをしてしまいました。

フランスは列車は高い!バスで行けるところはバスにしましょう。

 

さて、アルル駅。

これは帰りに撮ったので、こんな時間になっています。

 

アルル駅は一番北にあります。

 

 

ガヴァルリ門をくぐって、まずはまっすぐ円形闘技場に向かいます。

 

 

IZAKAYAH  居酒屋

海外旅行に行ったら必ず行く日本料理店ですが、まだフランスでは一度も行っていません。

安かったら入ってもいいな、と思ったのですが、窓にあるメニューの値段を見て、やっぱりやーめた!

 

 

 

人通りは少ないです。

 

 

 

この石壁、いい感じですね。



ヨーロッパって、昔からの水飲み場があちこちに残っていますね。↓

 


 

 

 



 

このコバルトブルーとレモンイェローの組み合わせが大好きです。

 

 

 

 

突き当たりに見えて来ました。

 

 

 円形闘技場です。



アルルには数多くの古代遺跡が残っています。

他に古代劇場、古代フォーロム地下回廊、共同浴場なとがあります。

紀元前1世紀、カエサルの時代にローマの植民地となり、4世紀にはコンスタンティヌス帝が滞在し、「小ローマ」と呼ばれたほど重要な町となりました。


円形闘技場 !



競技場ではなくて闘技場ということは、

剣闘士や闘牛を闘わせたんですね。

映画「グラディエーター」こんな闘技場で、戦っていましたね。残忍なストリートでした。


広〜い!



この時代に、二万人収容できる施設を使ったなんてすごいですね。



↑真ん中の貴賓席のような場所から撮ってみました。



今でも、ここでイベントが行われているそうです。

石造りで鉄の支柱があるとは言え、古代の建物です。ちょっと怖いです。






ガイドさんに説明を受けているグループです。





さて円形闘技場を出てすぐのところです。

ゴッホはここで絵を描いたそうです。

その絵の写真が飾ってあります。↓



ここらのお店のグッズは、ゴッホの作品のコピー

が多いです。





レピュブリック広場は、市庁舎やサン・トロフィーム教会などがあります。


サン・トロフィーム教会







さて次は、ゴッホが療養していた精神病院だったところで、今は エスパス・ヴァンゴッホと呼ばれています。

↓ この絵に基づいて中庭が再現されています。



今では、図書館、店舗が入った綜合文化センターになっています。





ここで、一人初老の日本人らしき男性が、
おられました。手に「地球の歩き方」の南フランス編を持っておられるので、日本人に間違いありません。フランスに来てから、殆ど日本人を見かける事がなかったので、嬉しくて話しかけてみました。




兵庫県の方で、定年退職前にフランス語を勉強し始めて、退職してからは毎年お一人でフランスに来ておられるそうです。ワインが大好きで、こちらではお昼からワインを飲んでいるとか。
いいですね。なんと77才!
とってもお元気そうでした!
私もフランス語勉強してみたいなあ。



その男性から、残念な情報が!

夜のカフェテラスは、先ほど行ったら閉まっていましたよ、と。

ええ、定休日?!

まだ開店していないだけかもしれないから、行ってみることにしました。







途中ファンゴッホ財団に行くつもりでしたが、閉まっていました。



ここは、ゴッホの、アルルに芸術家達のコロニーを作るという夢を叶えるべくつくられたヴァン・ゴッホ財団です。ゴッホのオマージュの為に、様々な現代作家達が寄贈した作品を所蔵しているそうなんですが、閉まっていました。




アルルは小さな街です。

あの夜のカフェテラスは、すぐ近くにあるはず。




あっ、向こうの黄色の壁が

カフェ・ヴァン・ゴーのはずです。


えーっ、定休日どころか、

閉まっていますよ!



お店の前に行ってみると、ホコリだらけ!


後からネットで調べたのですが、脱税で経営者が逮捕され、お店を閉めてしまったとか。

お隣のお店やお向かいのお店は、繁盛していました。

1億6000万円もの脱税!!

楽しみにしていたカフェ・ヴァンゴーなのに

とっても残念です。

でも、これも後から調べて分かったのですが、

ゴッホが描いた「夜のカフェテラス」は戦災で無くなってしまい、このカフェ・ヴァンゴーは、本物そっくりに再現されたものなんですね。


   (お店の前の広場)

ところで、日本では「ゴッホ」とは言いますが、

Vincent Van Gogh の

Van Goghが苗字なので、普通は切り離して呼ばないそうです。ヴァンゴーと読むのが英語。

ゴッホの故郷のオランダでは

ヴァンサン・ヴァン・ゴッグ と読むそうです。


仕方ないので、前の広場にあるお店でランチして帰りました。

適当にオーダーしたら、こんなものが。

まあまあ美味しかったような気がします。




ゴッホの描いた「はね橋」までは遠いので行きませんでした。「はね橋」も当時のものではありません。

ダラダラと長くなって申し訳ありません。

いつもブログを覗いて下さり

ありがとうございました。