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鹿児島出身、京都在住の
和田 なおみです
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今日は、個人賠償責任保険のお話です。
個人賠償責任保険とは、誤って他人にケガをさせたり、誤って他人のものを壊したりして、法的な賠償請求を受けてしまった時の補償です。
この保険が注目されるようになったのは、２０１６年３月 JR東海の共和駅構内（愛知県大府市）で、認知症高齢者の事故に対する最高裁判決が出てからでしょう。
これは、認知症高齢者がJRの列車に衝突した事故で、男性の妻や長男などに対し、JR側が損害賠償を請求したものです。
判決では、妻も長男も損害賠償義務がないと判断しました。
認知症になった親が誤って誰かをケガさせてしまった。何か他人のものを壊してしまった。
事故をおこしてしまって、損害賠償請求をされたらどうするか？
ちょっと、心配、気になりますよね。
各損害保険会社でも商品が発売されています。
火災保険等に特約をつけることができる場合もあります。
私の場合は、担当の方が契約者だったため、特約をつけることができました。
年換算 数千円の負担でした。
神戸市をはじめとするいくつかの自治体では、認知症の人が事故を起こしてしまった際の費用を救済する制度が始まっています。
少なくとも、ご自分や親の世帯の保険内容、要件などを確認する。
必要ならば、最寄りの自治体にもこのような救済制度があるのかどうか？確認しておきたいですね。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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