私がなぜ社会福祉専門職になったのか?
そろそろ飽きてきたわあって思っている方もおられるかもしれません。笑
でも、私にとって大学編入の2年間は、人生で一番充実したかけがえのない2年間だった気がするんですね。
4年生になると、さらに勉強で忙しくなりました。
なぜって?
講義もさることながら、社会福祉援助技術実習(4週間)、実習が終われば卒論、卒論と並行して国家試験勉強(社会福祉士)など、目白押しだったからです。
私は
目で見て、感じて、身体に知識を落とし込みたかった。
とにかく
国家試験合格のために
この忙しい1年間を効率的に過ごしたかったんですね。
教授にその旨を伝え、実習先を相談しました。
すると教授に、
『離島でもいい?』
と聞かれたのです。
離島は都市部のように、施設や設備など社会資源が整っていません。
知恵を絞って、それらを補い、結果的に先進的な福祉サービスを提供している社会福祉協議会があるとのことでした。
『南の島の風に癒されたいので行かせてください!』
と二つ返事で答えたのを今も覚えているんです。
沖永良部島は鹿児島市から南へ約522キロ
鹿児島県 南から2番目の島で周囲が55.8キロ
知名町と和泊町という2つの町があります。
ということで、
和泊町社会福祉協議会での実習が決まりました。
一緒に編入学した子と2人で、
フェリーに乗り、約1日かけて沖永良部島へ向かったんですね。
実習場所は、
居宅介護支援事業所、デイサービスセンター、身体障害者授産施設(当時)、保育所、基幹型在宅介護支援センター(当時)グループホーム等、いろいろな事業所で実習させてもらったんですね。
在宅介護支援センターでの実習時は、
ちょうど台風の直撃に出くわしました。
ケースワーカーと一緒に、一人暮らしのお年寄り宅へ1件1件回り、安否確認をしたり、天戸を閉めるなど、台風対策のお手伝いもしました。
その時一緒に回ったケースワーカーは、
私のソーシャルワーカーの師匠
となり
社協の職員、行政の職員、ケアマネジャーさんはじめ、島民のみなさんに本当にやさしくしてもらいました。
この実習からもう20年余りとなりますが、
みー(お兄さんの意)、ねんね(お姉さんの意)と呼んで、今も親しくお付き合いさせてもらっています。
この沖永良部島での実習は、
私の人生にとって必然
だったんだなと今そう思うんですね。
自分が言った言葉のように
南の島の風に癒されて
精神的にもすっかり元気になっていたんですね。
沖永良部の人々に出逢えたことは、本当に心から感謝しているんです。
「更新情報はコチラから受け取れます」
↓ ↓ ↓
※ 専門職のお仕事をさせて頂いている関係上
介護日記ジャンルに登録させてもらっています。
いいね!して頂きますと嬉しいです
時折、専門的知識、専門用語等を使用いたしますが、
なにとぞご理解の上よろしくお願いいたします。