もう数年前のことです。
**********
数か所申し込んだうちの1つのホスピスから
「入院できそうです」と連絡がきました。
後見人としては、すこし安堵しました。
なぜなら 晩年は少し寂しい思いをされたであろうAさん
せめて、最期ぐらいは、
安心した空間で穏やかな時間を過ごしてほしいと思っていたから。
ただ、一つ問題がありました。
ホスピスからの連絡がお盆休み直前。
病棟への入院日がお盆休み13日だったのです。
私は、夫の実家に帰省する予定でした。
帰省する日を1日延期し、限りある時間で調整をしなければなりません。
その調整って具体的にはどういうこと?と思われる方もいるでしょう
前の記事でも書きましたが、
私たち後見人が担当する多くは、身寄りのない方やなんらかの事情で家族と交流がない方なんです。
そういった方も入院する際、当然入院の手続きをしますね。
病院側からは緊急時の連絡先などの記入を求められます。
また、このAさんの場合は、終末期なので
亡くなった後の連絡先や移送先も求められるのです。
この緊急連絡体制をしっかり整えておかなければ病院側にも大変な迷惑をかけてしまいます。
したがって、Aさんに限らず、
被後見人さん等が入院する場合、緊急連絡体制をしっかり整えておく必要があるのです。
① 役所などに相談し、予算にあう葬儀社を探し、依頼をしました。
このような調整を経て、Aさんは無事ホスピスに入院することができました。
そして、私は13日の夕方夫の実家に向けて出発しました。
「更新情報はコチラから受け取れます」
↓ ↓ ↓
※ 専門職のお仕事をさせて頂いている関係上
介護日記ジャンルに登録させてもらっています。
いいね!して頂きますと嬉しいです
時折、専門的知識、専門用語等を使用いたしますが、
なにとぞご理解の上よろしくお願いいたします。