もう数年前のことです。

 

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数か所申し込んだうちの1つのホスピスから

「入院できそうです」と連絡がきました。

 

 

後見人としては、すこし安堵しました。

なぜなら 晩年は少し寂しい思いをされたであろうAさん

 

 

せめて、最期ぐらいは、

安心した空間で穏やかな時間を過ごしてほしいと思っていたから。

 

 

ただ、一つ問題がありました。

 

 

ホスピスからの連絡がお盆休み直前。

病棟への入院日がお盆休み13日だったのです。

 

 

私は、夫の実家に帰省する予定でした。

帰省する日を1日延期し、限りある時間で調整をしなければなりません。

 

 

 

その調整って具体的にはどういうこと?と思われる方もいるでしょう

 

 

前の記事でも書きましたが、

私たち後見人が担当する多くは、身寄りのない方やなんらかの事情で家族と交流がない方なんです。

 

 

そういった方も入院する際、当然入院の手続きをしますね。

病院側からは緊急時の連絡先などの記入を求められます。

 

 

また、このAさんの場合は、終末期なので

亡くなった後の連絡先や移送先も求められるのです。

 

 

この緊急連絡体制をしっかり整えておかなければ病院側にも大変な迷惑をかけてしまいます。

 

 

したがって、Aさんに限らず、

被後見人さん等が入院する場合、緊急連絡体制をしっかり整えておく必要があるのです。

 

 

 

① 役所などに相談し、予算にあう葬儀社を探し、依頼をしました。

 

② 事前にヘルパーさんへ入院の準備、段取りを依頼しました。
 
③ 当日、ご家族と一緒にホスピス医師と面談、入院手続きをしました。
 
④ 亡くなった場合の緊急連絡先はわたしになりました。
  (ご家族が第一連絡先に難色を示されたからです。)
 
⑤ 家庭裁判所より多めの出金する旨許可を得て、お金を出金しました。
  (亡くなった後は、銀行から出金ができなくなってしまうからです)
 
※ この頃は経験不足で、都度家庭裁判所へ報告をしていましたが、最近は必要な場合のみ報告、上申しています。
 
 

このような調整を経て、Aさんは無事ホスピスに入院することができました。

 

 

そして、私は13日の夕方夫の実家に向けて出発しました。

 

 

次に続きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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