運動会のしずかな「ばんざーい」 |  ろぜのポジ♪ブロ ~RAINBOW~

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基本笑顔、
基本ポジティヴ。
書くことでコントロールできる
こころのもちかた。

梅雨の合間に「運動会」は実施された。

昨年度はさまざまな行事をしかたがないとあきらめ

ていた各学校も今年度は工夫をしながらの実施が

多い。

学年ごとになったり、種目を減らしたり、

6年生の楽しみにしていた騎馬戦など

人と接する競技はなくなったり

観戦するときの距離が友達と2mもはなれて

いて仲良く話せなかったり、

勝っても声をあげてばんざーいと言わない

というルールまであったりして

さぞ窮屈だろうと思ったのに

それでも子どもは楽しい、楽しかったと笑顔で

いうのである。

子どもの順応力というか

素直さには、もう本当に感服する。

優勝発表のコールに

しずかに手をあげて「ばんざーい」を心の中で言う子と

まちがって声をだしてしまった子をだれもせめない雰囲気

ちょっと泣けてしまうようなせつなさとあたたかさが

あって、何をだかわからないんだけれど

「守り抜こう、頑張ろう」という気持ちがこみあげてきた。

 

大人も、しずかに「ばんざーい」を心の中でいう素直さと

何より誰もせめない雰囲気を子どもから学ぶべきではと

思った。