休日に買い物に出かけ
カフェで食事ができるという
時間が久しぶりに与えられた。
駐車場のサービス時間を超えてしまって
200円払う羽目になったがまあいいや。
小説の言葉の選択において
三島氏を超える作家っているのだろうか?
それっぽい感じでも
なんだかまわりくどい漱石は
ミシマよりも面白いと思え、
すべてといってよいほどよんだ(猫以外…)。
現代では村上春樹氏のそれはすばらしいけれど
おいしいような毒なようなで苦手で
手にするのにいつもひるむタイプのものだ。
ただ読み始めてみれば
引きずり込まれていくものが多い。
そしていずれもやはり
ミシマを読むときの
独特の放熱はおこらないのである。
面白いとか読みやすいとかでもないのに
言葉の並びだけで
月光みたいにほの光る身体とそこからの放熱を
促してくるのが三島作品で
いつもいつも読みたいわけじゃないけれど
こんなに暑いと。