初詣のときは…
実家で、いつもお城の下の神社にでかけて
みんなでおみくじをひくのが習慣になっている。
ことしは橘諸兄だった。この神社のおみくじは
一番上の部分に(よくことわざみたいなのとか
漢文とかがのっているところに)
万葉集からの和歌がのっていてそのくじの意味に
なっている。
去年は大友家持だったのでうれしくて持ち帰る。
ことしは橘諸兄でまあまあなのに
姪っ子のが「柿本人麻呂」で
「負けた感」いっぱいだった。
(いやいや橘諸兄さんすみません)
野球チップスに入っている野球カード
の万葉集バージョンな感じである。
一年に一回しか手に入らないから
よいカード(有名どころっていうか…)
が出るのを切に願うのである。
何しろ作者不詳のも出るからその時は
もうがっかりなのである。
さすがに野球カードに
「素人」とかいうのはなかったわ。
おみくじだから人からもらうわけにもいかず
自分で集めるしかない。
もしもこれから毎年ひきつづけても
コンプリートは難しそうである。
自分と
同じようなことにこだわっておみくじを
楽しんでいる人もきっといるに違いないと、
家族からは理解されないので
他人には期待をしている。