SMAPさんは、言わなかったんじゃなくて
言えなかったのだろう。
何かとてつもなく大きなものを守ろうとして
口を閉ざしたのだろう。
そしてすべてを最後の１曲にこめた。
音程があってないと、どんなに歌っても伝わらないという
持論がなぜか通用しないのはSMAPだけだ。
もう、歌い手の思いの飽和状態…を越えた宇宙規模の
「世界に一つだけの花」だった。
受け止めることもできず
ざんってバケツひっくりかえしたみたいに
振ってきた流れ星を浴びてた。
と思ったことを今年の最後に残しておこうと思って書いた。
さて
今年は
自分でOK！と思ったことは他の人には伝わらないのに
自分ではいまいち！と思っていることが
他からよいと評価されることが多かった気がする。
この「自他のずれ」を楽しみながら過ごした。
それはそれでドラマチックなものだ。
今年できるようになったことは
後ろ二重跳びと後ろ交差二重跳び
それから
トレイルランニング
始めたこと
あいからわらず成長しないのが
テニス
か。ボレーまだ怖いんですけど。
コーチが今年も優勝してうれしかったから
また上手になって恩返ししたいものである。
退化してるのは物書きと読書
で
ほんとに歌を詠まなくなったし
本を読まなかった。
国語科なので
２０１７はこれらの復活をみたいと思っている。
歌を詠むことも歌うことも
これまで
何か「ざわざわ」がないとできなかった。
でも、年末の合宿に行く朝、
高速道路の上の空の
雲居からの陽ざしを見たら
あんまり美しすぎて
ああ、なんにも「ざわざわ」なんかなくても
これからこういうものだけでも
私は歌っていける、と思った。
「あんまり美しすぎるもの」 は
この世に生きていればたくさんあるし
それにこんなにも心が震えるのなら
それで
じゅうぶん歌っていけるわ。
と。
２０１７は、歌う。走る。あと…ちゃんとボレーする！