青月金日 |  ろぜのポジ♪ブロ ~RAINBOW~

 ろぜのポジ♪ブロ ~RAINBOW~

基本笑顔、
基本ポジティヴ。
書くことでコントロールできる
こころのもちかた。

この日!

と、みんなで決めているのか

街路樹は

今年も一斉に黄金の葉を散らした


~どこを走っても金金金…


~どこを走っても空は青青青…


という景色は去年と同じだ


そうしてそれが

毎年同じく

「ごく小さな嵐のようなさびしさ」を

巻き起こすのだ

毎年なので


こうなったらその日に無理矢理にでも

楽しい思い出を



つくったとしても

思い出は思い出で

思い出という言葉じたいがもう

「さびしさ魂」を持っているので

「ごく小さな嵐のようなさびしさ」が

「小さな嵐のようなさびしさ」になるだけのことだ



何年も

何十年も


公孫樹が黄金を青空にまき散らす

その日には同じ思いをし続けるのだ


たった1日であるが

それは待っているような

こないでほしいような

1日で

過ぎてしまえばまたもとどおりの




そうして楽しい冬が始まるということ