小説と言う名の駄文置き場 -4ページ目

小説と言う名の駄文置き場

自分が書いた小説と言う名の駄文とSHの考察などを置いておこうと思います。

初めての方は、こちらをお読みください。



はたと気付けば、洋装店に着いていて、制服を揃えて。渡されたのはワイシャツと、ベスト。ネクタイは入学式の時に配られるらしい。少し魔法学校とやらに入学するんだという実感がわいてきた。しかし、こんな妙な状況に慣れてしまっている俺がいて。

「でも、案外楽しいんだよな・・・」

そう、他人と買い物に来たのもこれが初めてだ。他愛ない会話をして、歩いてるなんて一昔前の自分には考えられなかった事だろう。客観的にも主観的にも、楽しんでいると見えているんだろう。

「アーサー、次は杖だから・・・・」

「杖?」

「そう・・・魔法使いには、命の次に・・・・大事な、もの」

そう言われるがまま、着いた場所はオリバンダー杖店と言う店だった。店の奥に店主と思われる老人が一人。ヘラクレスとは知り合いのようで、言葉を交わしていた。

「よぉ、ハーク。久々だなぁ。今日は何の用だい?」

「ここに、来る理由は・・・一つ、しかない」

「そうだな、そりゃそうだ!・・・で、そこにいる金髪の坊ちゃんの杖って事だな」

「うん・・・そう」

金髪の坊ちゃんって・・・・まぁ、店主。アンタから見たらガキに違いないが、坊ちゃんはやめてくれ・・・。俺はそんな風に言われるほど育ちは良くない。なんて今更言えないんだが。

「よし、じゃあ坊ちゃん、名前は?」

「・・・アーサーだ」

「よし、アーサー坊ちゃん。あんたに合う杖を用意してやっからな!」


「これはどうだ!」

「・・・」

「じゃあ、これは!!!」

「・・・」

杖店にいる事、多分小一時間経過中・・・。次から次へと杖を持たされる。が、今の今まで全く反応がない。本当に俺に魔法の才能なんてあるのだろうか?そうだ、きっと無かったんだ。そうだよなぁ、そんなんあったら必死に勉強してないっての。しかし、ちらっとヘラクレスを見てみると、何か食いながら親指を立て、俺に向けた。ツッコミどころ満載だからつっこんでおく。まず、その食ってるのはどこで買った?それから親指立てんな!何かうざい!その親指へし折って良いか?

「じゃあ、アーサー坊ちゃん!次はこの店始まって以来のとっておき商品だ!!一角獣の中でも凄く希少種・・・品種は忘れた!」

「忘れたのかよ!!」

「そんな希少種のたてがみを芯に、樫の木で作られた最高級品!!」

少し焦りが見えている店主・・・一角獣の種類までど忘れしてしまっているらしい。いや・・・それは老化が原因か?まぁ、老店主は店の奥の方から大事そうに一つの古めかしい箱を持ってきた。開けられた箱の中には綺麗な樫の木で作られた杖があった。

「これが駄目だったら他あたって貰うしかないからね!他って言ってもこの横町にはもう無いからお取り寄せになるけど!!」

「えっ・・・マジで?」

最高級品って言ってなかったか?そんなモンに一般庶民が触れても大丈夫なのか?金目のモンなんて俺触った事無いんだぞ・・・。

「・・・」

しかし、このままでは埒があかない。意を決して、恐る恐る触れてみると、不意に杖の先端が光を放った。とてつもなく眩く光ったそれは、数秒した後すぐに収まった。

「・・・」

何故か、心臓がバクバクしている。あの光は俺がやったのか?呆けている俺に老店主は感動した面持ちで話し掛けている。

「本当に凄いな、坊ちゃん。長年杖売りを営んでいるけど、ここまで才能に富んでる子は数少ないよ。そうか、さてはお前の秘蔵っ子だな、ハーク」

「まぁ、そんなとこ・・・・」

「えっ?はっ?」

戸惑う俺に老店主は、買うだろう?と首を傾げる。値札を見ると、10ガリオン・・・約、10万。10万・・・って嘘だろ。

「・・・買う」

「ちょっ・・・ヘラ・・・・」

「言った、でしょ・・・?俺は、アーサーの後見人。って事は・・・所謂、親代わりだから・・・」

そんな事をのほほんと言って、ヘラクレスは10ガリオン、老店主に渡していた。いや!いやいやいや!10万だぞ!・・・俺が、自分の革袋に手を伸ばすと、良いからと軽く受け流されてしまった。もう見てるしか出来ない自分が恨めしい。

「毎度~♪また来いよな」

「うん・・・・また来るよ。じゃあ・・・行こっか・・・アーサー」

「おっおう・・・・」

渡されていた手提げ袋に、荷物が一つ追加された。

「あ・・・」

「うん・・・?」

「ありがとぅ・・・・べっ別にお前の為に礼を言ってる訳じゃないんだからな!おっ、俺の為だかんな!!」

くっそ、何でこんな必死になって照れ隠ししてんだよ!俺はぁぁぁぁ!!笑えない・・・。ヘラクレスは俺の言葉にくすくす笑っていた。

「・・・・どういたしまして」

くそ・・・恥ずかしい・・・・。



ツンデレが書きたかっただけです。実にすみません。ほんとに、実にすみません(大事な事なので二回言いました)後悔はしている、公開だけに。しかし反省はしていません。いつかするよ・・・orz

初めての方は、こちらをお読み下さい。



「そう、言えば・・・君が生まれた日に行方不明になって・・・新聞の、トップニュースになってたよ・・・?」

「・・・マジかよ」

行方不明で、トップニュース?俺はどんな波瀾万丈な人生を生まれた頃からしてるんだよ・・・。まだ15年ちょいしか生きてないんだぞ。・・・にしても、どうして今になって俺は見つけ出されたんだ?そんな質問をしてみると・・・。

「カークランド家って・・・独特の魔力を持ってるんだけど・・・その魔力をね、ホグワーツの校長が人捜し得意で・・・探し当ててね・・・見つけたし、もうすぐ高校入るみたいだから、こっちに入学させちゃえって・・・」

「・・・」

理不尽すぎる・・・校長のノリが分からない。と言うか!!そんな理由で俺の高校生活はオジャンになったのか・・・?辛すぎるだろ。

「不服?」

「当たり前だ!!俺の日常を返してくれよ・・・」

「・・・着いた」

「おい!人の話を・・・って、着いた?」

目の前には、本屋のレコード屋に挟まれた古びたパブがあった。『パブ濡れ鍋』と書かれている。古いと言うのを除けば、どこにでもある普通のパブだ。

「・・・おい、唯のパブじゃねぇか」

「うーん・・・あのね、ここは唯のパブじゃないんだ・・・」

ヘラクレス曰く、このパブ(宿屋も営んでいるそうだ)はここはマグル界と魔法界を繋ぐ境界で、がその入り口なんだそうだ。ここを抜けると、ダイアゴン横町という場所に着くらしい・・・何とまぁ、胡散臭い話ではあるんだが。

「で?入るのか?」

「もちろん・・・入る」

ヘラクレスが早く来いと手招きしている。考えてみれば、どうせこちら側の高校にはもう入学は出来ないんだろう。それなら腹を括ってこの状況を受け入れるしかない。一つ溜め息をつき、ヘラクレスに招かれるまま、俺は未知の世界へ足を踏み入れた。


「うわっ・・・スゲッ」

パブ濡れ鍋に入り、そのまま直進。向かいにあった別のドアを開くと、まさに異世界が広がっていた。見た事もないような物がひしめき合い、見た事がない生き物達が忙しそうに動いていた。妖精は見た事あるが、もっと大きなもの・・・名前は分からなかったから、後で調べてみるか・・・。

「びっくり、した・・・?」

「そうだな・・・これは俺だって驚く」

「そう、だよね、でも驚いてるところ悪いけど・・・杖とか、ペット・・・教科書に、お金・・・制服買わないと・・・行こ、アーサー」

「あ、おう・・・」

「あっ、最初は教科書、かな」


フローリアン・フォーテスキュー・アイスクリームパーラーと書かれた店を横切り、まずは教科書とヘラクレスに言われるがまま、書店へと向かった。フローリシュ・アンド・ブロッツ書店、だそうだ。まぁ・・・これからきっと毎回教科書はここで買うんだろうから、覚えておこう。・・・にしても、書店と言うにはあまりにも狭い店内には、割と新しそうな本から、何年前からあるのかと疑問を持ちたくなるような年代物っぽい本達がぎゅうぎゅうに積まれ、詰まれている。何かの拍子に倒れてきたりとか、崩れたりはしないんだろうか?

「ここで、学校の教科書は・・・全部買えるから・・・。あと、ここ・・・通販もやってるよ」

少し不安になっている俺の事など露知らず、やはりヘラクレスはマイペースに話を進めていく。

「そう、なのか・・・」

「うん、じゃあ・・・次、行こうか。はい」

「ああ」

俺に本の入ったでかい手提げ袋を渡し、次の目的地に向かおうとするヘラクレス。・・・よくよく考えてると、金銭は大丈夫なんだろうか?

「なぁ!金とかって・・・」

「心配ない・・・俺、アーサーの後見人。ある意味、親代わりだから・・・」

・・・それは本当に大丈夫なのか。かなり不安になったが、ヘラクレスは全く気に留めていないようだ。なら別に構わないかと無理矢理納得した。

今度は魔法界唯一の銀行とやらに俺の預金を取りに行き、初めて小鬼とやらを見て・・・何故か俺の顔をガン見されたが、一頻り見た後、テメェのモンだと言うように金を渡された。貨幣はなく、硬貨だけ、しかもガリオン、シックル、クヌートと三種類。渡された金は意外に大金のように思え、どうしてこっちの、魔法界に自分の財産があるのかと、袋に詰められた硬貨をまじまじと見つめながら考える俺を、ヘラクレスは引っ張って次の目的地へと歩き出していた。




第2話目!!かなり時間が開いてしまったよ・・・orzまぁ、自分の自己満足だし、良いか!

個人的にこの二人の組み合わせ好きなんですよね。・・・公式であまり接点無いんだけど。

初めての方は、こちらをお読み下さい。



それは突然訪れた。そしてそれが始まりだったと思う。いや・・・終わりだったと言っても過言ではないだろう。とりあえず、終わりの始まりだったのだ。この俺、アーサー・カークランドの非常識の始まりであり、日常の終わりだった。


「・・・ホグワーツ魔法学校、入学、おめでとう・・・アーサー・カークランド・・・。」

「・・・・・・はぁ?」

ここはグレードブリテン及び北アイルランド連合王国、もとい・・・ジャパニーズなら英国か、イギリスか。その首都ロンドンの一角にある、古びたボロアパート。そんなボロアパートに俺は一人暮らしをしている、ちなみに・・・ここの住人は俺一人だ。天涯孤独、家族なんていた記憶もなく・・・物心付く前から孤児院で幼少期を過ごし、もうすぐ奨学金での高校入学を控えている。そんな残り少ない休日を過ごし、楽しんでいる最中の出来事だった。

「あっ、挨拶・・・まだ、だった・・・。俺、ヘラクレス・カルプシ・・・。アーサー・・・、君の後見人」

突然、目の前に現れたこの男は、のたりくたりとここに来た経緯を説明している。落ち着け、俺・・・こいつはアレか?高校の教諭か何かか?それなら俺の名前知ってても当然か?いやいや!後見人って言ったぞ?あと、魔法学校って何だ!?

「おい!ちょっと待てよ!魔法学校って何だ!!そんな所に入学届けを出した覚えはねぇよ!!」

まぁ、昔から妖精とか良く分からないモノは見えたりした事はあったが!!魔法学校って・・・俺はそこまで中2病が進んでいたか・・・?

「つか!魔法学校入学って!!俺が受けた高校はどうなんだよ!?」

「・・・うん、その辺は・・・大丈夫・・・丁重に辞退しておいたから・・・問題ない、よ?」

「大問題だ!!!」

俺がここまで必死に勉強して、やっと名門高校の入学と奨学金まで勝ち取ったというのに・・・!全部水の泡だ・・・。

「あっ、あと・・・明日が、入学式だから・・・」

感傷に浸っていた俺に、有無を言わさぬ爆弾発言が聞こえた。いやいやいや・・・聞き間違いだろう。

「悪い、ショックがデカいのか良く聞き取れなかった。もう一度言ってくれないか?」

「明日が・・・入学式だから・・・」

「・・・明日?」

「そう、明日・・・」

「・・・」

明日、明日?聞き間違いでも、何でもなかった事が妬ましい・・・。どうしてこう・・・何というか、唐突にこんな大変な事がポンポンと出てくるんだ。

「と、言う事だから・・・買い物に行こう・・・ね。」

「かっ買い物!?」

「そう、買い物・・・。制服とかないと・・・困るでしょ・・・?色々・・・買わないといけないから」

何で行く方向で!こいつは話を進めてるんだよ!?意味分からないだろうっ!!

「ちょっと待てよ!!まだ行くって決めてな・・・・」

「・・・行くよね?アーサー・・・?」

と強く念を押され、ずいっと顔面を近付けられ、その圧迫感に負けてしまい・・・。

「おっおう・・・」

と返事をしてしまった。それを聞いて満足したのか、ふわりと一つ笑みをこぼすと俺の腕を掴み、ずるずる引きずりながら、俺はどこかへ連れて行かれてしまった。


俺は歩きながら、違うな・・・正確にはヘラクレスと名乗った俺の後見人と名乗った男に引きずられながら、ついさっき思い付いた質問をぶつけてみた。律儀に全部答えてくれたんだが、驚くべき事に・・・俺には家族がいるらしい。魔法界と言われる世界、こちらの世界はマグル界というらしいが・・・まぁ、その魔法界では《カークランド》と言う家系は名家中の名家らしい・・・。聞くところによると、俺には3人、上に兄がいるらしい。両親は亡くなっているようで・・・うん・・・一度くらい、生みの親の顔を見たかったと、言うのは本音だが・・・。まぁ、今更そんな事言ったって始まらないよな、今は置いておこう。つまり、このヘラクレスの言った事を整理すると、だ。俺は魔法界では行方不明、見つかったは良いが、上の兄3人はまだ学生で・・・引き取りたいが、無理。と言う事で、ヘラクレスが後見人になった・・・と言う事らしい。

「・・・意味が分からない」

整理したは良いが、全く理解出来ないし・・・したくない。誰かこの非現実的なこの状況を何とかしてくれ。





好きなんです、ハリポタの!設定が!・・・えっと、ストーリーですか?最初の方は映画で見ましたよ。・・・いやー、ヴォル何とかさんが怖くて、アズカバン以降は見てませんね。あの人、顔が生理的に・・・無理です。ヴォルファンの方、すみません!!