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それは突然訪れた。そしてそれが始まりだったと思う。いや・・・終わりだったと言っても過言ではないだろう。とりあえず、終わりの始まりだったのだ。この俺、アーサー・カークランドの非常識の始まりであり、日常の終わりだった。
「・・・ホグワーツ魔法学校、入学、おめでとう・・・アーサー・カークランド・・・。」
「・・・・・・はぁ?」
ここはグレードブリテン及び北アイルランド連合王国、もとい・・・ジャパニーズなら英国か、イギリスか。その首都ロンドンの一角にある、古びたボロアパート。そんなボロアパートに俺は一人暮らしをしている、ちなみに・・・ここの住人は俺一人だ。天涯孤独、家族なんていた記憶もなく・・・物心付く前から孤児院で幼少期を過ごし、もうすぐ奨学金での高校入学を控えている。そんな残り少ない休日を過ごし、楽しんでいる最中の出来事だった。
「あっ、挨拶・・・まだ、だった・・・。俺、ヘラクレス・カルプシ・・・。アーサー・・・、君の後見人」
突然、目の前に現れたこの男は、のたりくたりとここに来た経緯を説明している。落ち着け、俺・・・こいつはアレか?高校の教諭か何かか?それなら俺の名前知ってても当然か?いやいや!後見人って言ったぞ?あと、魔法学校って何だ!?
「おい!ちょっと待てよ!魔法学校って何だ!!そんな所に入学届けを出した覚えはねぇよ!!」
まぁ、昔から妖精とか良く分からないモノは見えたりした事はあったが!!魔法学校って・・・俺はそこまで中2病が進んでいたか・・・?
「つか!魔法学校入学って!!俺が受けた高校はどうなんだよ!?」
「・・・うん、その辺は・・・大丈夫・・・丁重に辞退しておいたから・・・問題ない、よ?」
「大問題だ!!!」
俺がここまで必死に勉強して、やっと名門高校の入学と奨学金まで勝ち取ったというのに・・・!全部水の泡だ・・・。
「あっ、あと・・・明日が、入学式だから・・・」
感傷に浸っていた俺に、有無を言わさぬ爆弾発言が聞こえた。いやいやいや・・・聞き間違いだろう。
「悪い、ショックがデカいのか良く聞き取れなかった。もう一度言ってくれないか?」
「明日が・・・入学式だから・・・」
「・・・明日?」
「そう、明日・・・」
「・・・」
明日、明日?聞き間違いでも、何でもなかった事が妬ましい・・・。どうしてこう・・・何というか、唐突にこんな大変な事がポンポンと出てくるんだ。
「と、言う事だから・・・買い物に行こう・・・ね。」
「かっ買い物!?」
「そう、買い物・・・。制服とかないと・・・困るでしょ・・・?色々・・・買わないといけないから」
何で行く方向で!こいつは話を進めてるんだよ!?意味分からないだろうっ!!
「ちょっと待てよ!!まだ行くって決めてな・・・・」
「・・・行くよね?アーサー・・・?」
と強く念を押され、ずいっと顔面を近付けられ、その圧迫感に負けてしまい・・・。
「おっおう・・・」
と返事をしてしまった。それを聞いて満足したのか、ふわりと一つ笑みをこぼすと俺の腕を掴み、ずるずる引きずりながら、俺はどこかへ連れて行かれてしまった。
俺は歩きながら、違うな・・・正確にはヘラクレスと名乗った俺の後見人と名乗った男に引きずられながら、ついさっき思い付いた質問をぶつけてみた。律儀に全部答えてくれたんだが、驚くべき事に・・・俺には家族がいるらしい。魔法界と言われる世界、こちらの世界はマグル界というらしいが・・・まぁ、その魔法界では《カークランド》と言う家系は名家中の名家らしい・・・。聞くところによると、俺には3人、上に兄がいるらしい。両親は亡くなっているようで・・・うん・・・一度くらい、生みの親の顔を見たかったと、言うのは本音だが・・・。まぁ、今更そんな事言ったって始まらないよな、今は置いておこう。つまり、このヘラクレスの言った事を整理すると、だ。俺は魔法界では行方不明、見つかったは良いが、上の兄3人はまだ学生で・・・引き取りたいが、無理。と言う事で、ヘラクレスが後見人になった・・・と言う事らしい。
「・・・意味が分からない」
整理したは良いが、全く理解出来ないし・・・したくない。誰かこの非現実的なこの状況を何とかしてくれ。
好きなんです、ハリポタの!設定が!・・・えっと、ストーリーですか?最初の方は映画で見ましたよ。・・・いやー、ヴォル何とかさんが怖くて、アズカバン以降は見てませんね。あの人、顔が生理的に・・・無理です。ヴォルファンの方、すみません!!