魔法学園ヘタリア episodeⅡ | 小説と言う名の駄文置き場

小説と言う名の駄文置き場

自分が書いた小説と言う名の駄文とSHの考察などを置いておこうと思います。

初めての方は、こちらをお読み下さい。



「そう、言えば・・・君が生まれた日に行方不明になって・・・新聞の、トップニュースになってたよ・・・?」

「・・・マジかよ」

行方不明で、トップニュース?俺はどんな波瀾万丈な人生を生まれた頃からしてるんだよ・・・。まだ15年ちょいしか生きてないんだぞ。・・・にしても、どうして今になって俺は見つけ出されたんだ?そんな質問をしてみると・・・。

「カークランド家って・・・独特の魔力を持ってるんだけど・・・その魔力をね、ホグワーツの校長が人捜し得意で・・・探し当ててね・・・見つけたし、もうすぐ高校入るみたいだから、こっちに入学させちゃえって・・・」

「・・・」

理不尽すぎる・・・校長のノリが分からない。と言うか!!そんな理由で俺の高校生活はオジャンになったのか・・・?辛すぎるだろ。

「不服?」

「当たり前だ!!俺の日常を返してくれよ・・・」

「・・・着いた」

「おい!人の話を・・・って、着いた?」

目の前には、本屋のレコード屋に挟まれた古びたパブがあった。『パブ濡れ鍋』と書かれている。古いと言うのを除けば、どこにでもある普通のパブだ。

「・・・おい、唯のパブじゃねぇか」

「うーん・・・あのね、ここは唯のパブじゃないんだ・・・」

ヘラクレス曰く、このパブ(宿屋も営んでいるそうだ)はここはマグル界と魔法界を繋ぐ境界で、がその入り口なんだそうだ。ここを抜けると、ダイアゴン横町という場所に着くらしい・・・何とまぁ、胡散臭い話ではあるんだが。

「で?入るのか?」

「もちろん・・・入る」

ヘラクレスが早く来いと手招きしている。考えてみれば、どうせこちら側の高校にはもう入学は出来ないんだろう。それなら腹を括ってこの状況を受け入れるしかない。一つ溜め息をつき、ヘラクレスに招かれるまま、俺は未知の世界へ足を踏み入れた。


「うわっ・・・スゲッ」

パブ濡れ鍋に入り、そのまま直進。向かいにあった別のドアを開くと、まさに異世界が広がっていた。見た事もないような物がひしめき合い、見た事がない生き物達が忙しそうに動いていた。妖精は見た事あるが、もっと大きなもの・・・名前は分からなかったから、後で調べてみるか・・・。

「びっくり、した・・・?」

「そうだな・・・これは俺だって驚く」

「そう、だよね、でも驚いてるところ悪いけど・・・杖とか、ペット・・・教科書に、お金・・・制服買わないと・・・行こ、アーサー」

「あ、おう・・・」

「あっ、最初は教科書、かな」


フローリアン・フォーテスキュー・アイスクリームパーラーと書かれた店を横切り、まずは教科書とヘラクレスに言われるがまま、書店へと向かった。フローリシュ・アンド・ブロッツ書店、だそうだ。まぁ・・・これからきっと毎回教科書はここで買うんだろうから、覚えておこう。・・・にしても、書店と言うにはあまりにも狭い店内には、割と新しそうな本から、何年前からあるのかと疑問を持ちたくなるような年代物っぽい本達がぎゅうぎゅうに積まれ、詰まれている。何かの拍子に倒れてきたりとか、崩れたりはしないんだろうか?

「ここで、学校の教科書は・・・全部買えるから・・・。あと、ここ・・・通販もやってるよ」

少し不安になっている俺の事など露知らず、やはりヘラクレスはマイペースに話を進めていく。

「そう、なのか・・・」

「うん、じゃあ・・・次、行こうか。はい」

「ああ」

俺に本の入ったでかい手提げ袋を渡し、次の目的地に向かおうとするヘラクレス。・・・よくよく考えてると、金銭は大丈夫なんだろうか?

「なぁ!金とかって・・・」

「心配ない・・・俺、アーサーの後見人。ある意味、親代わりだから・・・」

・・・それは本当に大丈夫なのか。かなり不安になったが、ヘラクレスは全く気に留めていないようだ。なら別に構わないかと無理矢理納得した。

今度は魔法界唯一の銀行とやらに俺の預金を取りに行き、初めて小鬼とやらを見て・・・何故か俺の顔をガン見されたが、一頻り見た後、テメェのモンだと言うように金を渡された。貨幣はなく、硬貨だけ、しかもガリオン、シックル、クヌートと三種類。渡された金は意外に大金のように思え、どうしてこっちの、魔法界に自分の財産があるのかと、袋に詰められた硬貨をまじまじと見つめながら考える俺を、ヘラクレスは引っ張って次の目的地へと歩き出していた。




第2話目!!かなり時間が開いてしまったよ・・・orzまぁ、自分の自己満足だし、良いか!

個人的にこの二人の組み合わせ好きなんですよね。・・・公式であまり接点無いんだけど。