小説と言う名の駄文置き場 -3ページ目

小説と言う名の駄文置き場

自分が書いた小説と言う名の駄文とSHの考察などを置いておこうと思います。

初めての方は、こちらをお読み下さい。



「あーくそぉ・・・身体中痛い」

「自業自得」

放課後、嵐の買い物に付き合うため、街の大きな商店街に来た。嵐は、朝俺が攻撃したのがまだ痛むのか、腕や頭を頻りに摩っている。授業でもあまり集中出来ていないようだった。・・・少しやり過ぎたか。

「痛いです」

「分かってる、だから買い物に付き合ってやってんだろ。」

「それは感謝してるけど!お前強いの!俺の骨が折れそうだったんだから!!」

「はいはい、それは悪うござんした」

嵐の言葉を軽く受け流し、人のひしめく商店街を歩きながらはと考える。こいつは何を買うつもりなんだろうか?

「なぁ、何買うの?」

「良っくぞ、聞いてくれました!!」

聞くとうざいくらい満面の笑顔で胸を張った。狙ってるのか、天然なのか良く分からないが、心底うざい。いつもはそんなハイテンションじゃないだろう・・・。

「ブレスレット♪」

「ブレスレット?」

「牡丹にさ!もうすぐ帰ってくるだろ?」

「ああ・・・」

そうか、このハイテンションの理由が分かった。姉さんが帰ってくるのか。八神牡丹、俺の双子の姉。この国では交換留学生というのを盛んに行っていて、姉さんもその一人として隣国・・・だったけな、に行ってもう半年ちょい。もうすぐ帰国らしい。その姉さんとこいつ嵐はまぁ、付き合っている・・・。俺は別に構わないし、どちらかと言うと歓迎してる。それでテンションが上がってたなら・・・。

「まぁ、それなら仕方がない、か」

「・・・何が仕方がないって?」

「何でもない」


これは一種の賭けである。自分の可愛い娘と、その思い人を会わせる口実が必要なのだ。やはり、年頃の女の子、しかも一人娘をいつまでもこの城に閉じこめておくのは忍びないし、いつかは外交か何かで外に出なければならない。しかしながら、まだ危険なのだ。思い人にボディーガードになってもらうと言うのも一つの手。

「・・・城から出られれば会えるでしょうか?」

「外はちょっと危険だし、兵の守りも薄くなるから・・・あっ、もうちょっと待っててね?もう少ししたら考えるよ。」

「お父様?それは一体どういう・・・・」

「秘密♪」

さっき入った情報によれば、商店街方面に野生か召喚獣かは分からないけど、大量な魔物の目撃情報・・・賭けに出るには良い頃合いだろう。

「さてと、霧也?準備は良いかな」

「分かりました。・・・・国王陛下」



二話目終了!誰?ってなってると思いますが、もう少し待っててね!少し間を置いて出すよ!!オモロク無い感じorz


初めての方は、こちらをお読みください。



「ねぇ、アーサー?お兄さんに言わせると凄ーく、凄ーく似合わないよ?」

「黙れ、クソ髭。何で来た?返答によってはぶち殺すぞ」

「何でってそりゃ・・・」

アーサーが猫を飼ったって聞いて冷やかしてやろうなんて、口が裂けても言えないよね。まぁ、猫を見に来たというのは本当の話。元々動物に好かれる体質だったから、家に迷い込んできたとか、捨てられていた猫を見捨てられなかったんだとは思うんだけど・・・まさか、フェリシアーノに似ているなんて誰が想像できようか。

「・・・」

意外だったとか、似合わないなんて全く口が裂けても言えない。絶対に殴られるか、半殺しに合うかしかない・・・それは避けたい。

「お兄さん、死にたくないし」

「ああ?何か言ったか?」

「イエ、何デモアリマセンヨ?」

「うぜぇ、一発殴らせろ」

「理不尽っ!!」

そんな会話を繰り広げている真っ直中でも、そのアーサーが飼った猫・・・フェリと名付けられた(付けた本人は恥ずかしくなったのか、殆どおいとかお前としか呼ばない)子は、今もアーサーの膝の上。気持ちよさそうに眠っている。本当に冷やかそうと思って来たのに完全に拍子抜けだよね、これ。・・・あれ?そう言えば、前にフェリシアーノの家に遊びに行った時に、アーサーにそっくりな猫に思いっきり引っかかれた記憶があるな・・・うん?デジャヴ???

「おい、早く帰れ。用は済んだんだろ」

「えぇ~、少しぐらいさ~。『ゆっくりしていってね!!』的なおもてなしはないの?」

「ほぉ、フランシス。お前は俺におもてなされたいのか?ちょうどここにさっき綺麗に磨いておいたナイフが・・・」

俺の言葉にアーサーはにやりと悪い笑みを浮かべると、どこから出してきたのか、銀色に輝く数本のナイフを弄んでいる。

「あのさ」

「あ?」

「理不尽とか、悪逆非道って言葉・・・知ってる?」

「知らねぇ、早く帰れ。今からブラッシングの時間だ。」

「・・・ハイ」

猫にはデレデレなのね・・・。そうね、死なないうちに帰るのが得策だね。



~ところ変わって、ヴァルガス宅~

「・・・ただいまぁ」

もうすぐ日にちが変わるという時間帯。アントーニョの家で酒を飲んでたらこんな時間・・・早く帰ろうとすると泣きやがるし殴ろうとしても避けられるし、くっそ・・・付き合うんじゃなかった。今度は絶対に断ってやる。なんて意気込みつつ玄関のドアを開ける。そう、早く帰りたい理由は家にある。馬鹿弟のためではない。

「まーお」

お帰りとでも言うように、玄関にじっとしている猫・・・そう、コイツのためだ。にしても待っててくれたのか?悪い事したな・・・やっぱりアントーニョ殴ろう。

「まお」

少し身震いしながら、俺にすり寄ってきた・・・チクショー可愛すぎるだろう・・・!!

「・・・」

思えば事の発端は、馬鹿弟がコイツを拾ってきた時から始まった。アーサーに似ていたから、ちょっと・・・いや物凄くビビったし、元の場所に返してこいと言おうとした自分もいる。・・・が、今では可愛い同居人だ。

「フェリシアーノはどうした?」

「なーう」

案の定、寝室を見ると気持ちよさそうに寝息を立てて馬鹿面で眠っている弟。このやろー、兄貴の俺を差し置いて寝る奴があるかよ・・・。

「・・・まぁ、いいか」

今更何言ったって変わるもんでもねぇし。

「まお?」

「アルトゥーロ、起こしておいて言える事でもねぇけど、早く寝ろよ。明日はマッチョじゃがいもが来るらしいな」

アルトゥーロの頭を軽く撫で、酔いで頭痛のする頭を押さえながら自分の寝室に向かう。・・・二日酔い決定じゃねぇか、あの腐れトマト野郎、後で覚えていやがれ。

「にゃう、にゃう」

「一緒に寝るか・・・」

「まお」

この頃、フェリシアーノがアルトゥーロ独占だったからな!今日ぐらいは文句言わせねぇよ。俺だって・・・コイツの飼い主だし・・・。

「寝るぞ~」

「みゃう!」



二話目、ロヴィーノって絶対猫とか好きそうなイメージがあります。単にこの一人と一匹が書きたかっただけです。すみません。