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「うわっ、多っ!!」
広場に来てみれば、二十数匹の魔物の群れ・・・いつもは一匹や二匹だったはずなのに。仕方がない・・・《ボランティア》と称して、魔物相手に修行をしようと言ったのは自分自身だ。父さんから受けた昔の苦行に比べれば・・・どうって事はないはず。苦行の話は出来るだけはなしたくはない・・・一つ言える事は、あれは地獄だった。そして父さんが悪魔だった。その二言に尽きる。絶対にもうやりたくない。やるくらいなら、いっそ消えて無くなる。・・・話が脱線しすぎた。それどころじゃない。
「さっさっと軍の関係者が来る前に片付けて帰るぞ」
「そーだな・・・軍に捕まると簡単に帰れないからな。まぁ、高校生で武器持ってる時点で不審だからなぁ、俺達」
そう、一番問題なのは俺達なんだ。今、嵐が黒い槍を取り出し、俺もおもむろに刀袋に手をかける。俺が手に携えていた刀袋の中身は・・・竹刀、木刀の他、正真正銘父さんから無理矢理渡された白い刀・・・銘は華月(かげつ)と言う。明らかに高校生が持つものではないと自分でも思う。まぁ、その経緯についてはまたいつか説明したい。今はそれよりも、だ。
-ギシャアアアア!!-
俺達の姿が目に入った魔物達が、一斉にこちらに突進してくる。横に立っていた嵐が槍を片手に、体当たりをしてきた魔物に向かって蹴りを一発。・・・刃物持ってるんだからそっちを使えよとか言う深いつっこみは無しだ。嵐がトリッキーな戦い方をするのはいつもの話。
-シャアアア!-
「蓮、そっち行った!対処頼む!」
そんな事を思っている間に嵐の横をすり抜け、俺の真ん前から魔物が襲いかかってきた。・・・先に言えよな!こういう場合!!
「っ!!」
上段に振りかぶり、迫ってきた魔物を斬る。あまり、斬った時の感触がない。さっと幻のように消え、光る石だけが地面に落ちる。・・・まさか。
「召喚獣か・・・?」
「蓮!?何か言った!!?」
「いや!独り言!!」
「なら良いけど!あっ、ほんとに早く片付けちまおうぜ!今日の晩飯、お袋特製肉じゃがって言ってたし!食いに来るだろ!」
背中合わせになった嵐に少し聞こえていたようだ。しかし・・・今は言う必要はない。しかし、肉じゃがは絶対に食べたい。
「行く!お邪魔します!!」
今はそんな事考えてる暇は無いな。色々、魔物に引っ掛かるところはあるけど・・・。
四話目!・・・戦闘シーンってどうやって書けばいいんですか?誰か私にご教授お願いします。