初めての方は、こちらをお読み下さい。
「さーて、どれにすっかな~」
「・・・・」
商店街の洒落たアクセサリーショップに、野郎二人で来るってどうなんだろうか?周りを見渡さば、カップルで来ているのが多数・・・後は女子一人とか二人組。俺達完全に浮いている気がする。
「~♪」
そんな事は全く気に留めていない親友は、鼻歌交じりに姉に渡すプレゼントを物色していた。彼女いない歴=年の数の俺には関係ないか・・・。そう思えば、最初に恋らしい恋なんてものをしたのは、十数年前だったような気がする。マセガキと言われてしまえばそうなんだけど・・・。彼女は今元気だろうか?城にいた貴族の子だったような気がしている。父さんの仕事の関係上、よく嵐と共に連れて行ってもらっていた。彼女と会ったのも、それで三人で遊んだのもそれが始まりだ。小学校が始まってしまって、もうそれ以来。最後の日には会う約束もした。でも。
「まぁ・・・高根の花だったし、もう俺の事なんて忘れてるんだろうなぁ」
貴族の娘さんなんて、一般市民の俺じゃ・・・・全く手が届かない。凄く可愛い子だったから、もしかしたらもう婚約者とかがいるんだろう。それの方が可能性がある。いない方がおかしいと思った。
「はぁ・・・・」
「なぁ、何溜め息吐いてんの?」
溜め息を吐いた俺に、買い物が終わったのか、綺麗にラッピングされた袋を片手に嵐がやってくる。
「何でもない。」
「そうか?なら、買い終わったから、ゲーセンかなんかで遊んでからかえ・・・」
と嵐がにこやかに笑ったのも束の間だった。
―ギシャアアアア!!―
「!?」
そう遠くない距離から聞こえる魔物の咆哮。街は通常だと魔物除けの結界が張り巡らされていて、魔物の類は滅多に入ってくる事はない。が、時々、強力な結界を突き破って入ってくる魔物がいる事はいる。
「・・・どうする」
「とりあえず、 《ボランティア》は昔っからしてるんだし、大丈夫じゃね?つか、聞く必要あるか?」
「そうだな・・・分かってるよな?嵐」
「へいへい・・・魔物が街に入ってくるなんて久々だからなぁ。まぁ、力まず行きますか♪」
その言葉を合図に、俺達は広場へと駆け出した。
三話、三話!!面白くなくてすみません!!どうしよ・・・・上げ続けて良いものか。