こんにちは。
ロザフィ、フラージュ作家のtomoです。
一時帰国中です。
昨日は台風の影響か、風がとても強くてびっくり。
風のおかげで暑さが和らぎ、随分と過ごしやすかった
ですが、この後雨が降る日が出て来そうなのが
ちょっと嫌だなぁ。
娘が国際部を卒業し、私の中で
今までの言語学習について、
色々と振り返りました。
誰も興味はないかと思いますが、
自分の記録用として残しておこうと思います。
興味ない方はスルーしてください。
⭐️ここまでのお話⭐️
*前提として、あくまでも自分の記録用
なので、何が良い、何が悪い、ということを
言いたいのでも、どこかの教育論や
言語学習に関する色々なことについて
良い悪いを言いたいのでもありません。
ご意見は真摯に受け止めるつもりでは
いますが、批判や心ない攻撃はおやめください。
また、プライバシーの観点から詳細省く部分も
出てきます。多少分かりづらい点もあるかも
しれませんが、ご了承ください。納得頂ける方のみ
お読みください。
うちの子の場合。
話は前後しますが、上海の国際部受験のため
大手英会話スクールに子ども2人を入れて
暫くして気付いたことがあります。
その道の人にとっては面白い話かも
しれないので、参考までに記します。
当時、娘は小学1年生、息子は年中組。
7歳と5歳でした。
英会話スクールに入れてすぐに気付いたのは
2人の発音の違いでした。
7歳の娘は、どちらかというと日本人的な
抑揚のあまりない発音。
5歳の息子は、聞いたまま発音できるのか
かなりネイティブに近い発音。
同じように、同じ先生にも教わっている
はずなのに、なぜにこうも違うのか…
私の持っている知識から考えるに、
以下のいくつかの点で違いが見られると
想定されます。
【耳の良さ】
娘→至って普通です。絶対音感等は
ないと思われ、聞いた音と同じ音を歌うのは
出来るけど、ピアノの鍵盤で探すことは
難しい。いくつか音を弾いてみて近づくことはある
息子→娘が習っていたピアノの先生に
「この子は耳が良い、ピアノをやらせる
べきだ」と言わせたほど耳は良い方。
娘の課題曲を音程狂うことなく歌えた。
【舌の構造】
娘→私の遺伝で、舌小帯が短かった。
母乳がうまく飲めなかったりすることがあり、実際
娘も母乳を飲むのが下手でした。
歯の治療の際に指摘され、伸ばす運動をし
今は随分と改善されました。
息子→全く問題なし。
【胎教】
胎教は基本してませんでしたが、妊娠期の
過ごし方は全く異なりました。
娘→主人の転勤のため、退職。
新しい土地で友人も少なく、静かで
穏やかな妊娠期を過ごしていました。
息子→産休の先生の代わりに一時的に
復職した期間に息子を妊娠。かなり
ストレスフルな妊娠期でしたが、
お腹の中で毎日息子は私の英語を聞いていた。
胎児の耳は比較的早い時期から聞こえているのでは、
という話ですよね。
【言語学習第一臨界期】
私が学んだ時は、言語学習における
最初の臨界期は6歳、2回目の臨界期は
12歳、でした。
つまりは、言語習得において一番ネイティブに
近づくのは6歳前に開始した場合、その次に
ネイティブに近づくのは12歳前に開始した場合、
ということです。もちろん、12歳以降に開始しても
努力次第で限りなくネイティブに近づく人もいますし
6歳前に始めたからと言って、やり方がまずかったり
開始が早過ぎて興味を失ったりすれば
ネイティブに近付けないこともあります。
娘→開始時7歳。第一臨界期過ぎてる。
息子→開始時5歳。第一臨界期を
迎えていない。
以上のことを考えると…
息子は、まだ第一臨界期を迎える前に
英語を始めました。そして、音楽関係の
先生に認められるほど耳は良い方。
舌の構造も問題なし。更に、お腹の中で
ほぼ毎日英語を聞いていた。
なので、
既に第一臨界期を過ぎた後に英語を始め、
耳は普通、舌は舌小帯が短く難あり、
妊娠期も特に英語は聞いていない娘
と比べると、なんとなく発音の違いも納得。
が、これは「発音の良さ」についてです。
「英語の能力」に関して言えば、
娘の方が断然上。
【開始時期】
娘→7歳。
息子→5歳。
【母語の定着】
娘→小学1年生の1年で国語を勉強。
語彙は年相応、漢字能力は平均より上。
息子→幼稚園児だったため、国語は
勉強せず。語彙は年相応、識字は
ひらがなカタカナまで。
【性格】
娘→超頑張り屋、真面目、勉強好き。
自分よりも上のレベルに食らいついて
行きたいタイプ。負けず嫌い。
息子→おっとり、のんびり屋。
真面目ではあるが勉強は嫌い。
相応のレベルの中でのんびりやりたい。
以上のことを考えると、
国語の基盤が少しでもあって、勉強大好きな
努力家の娘の方が、やはり英語全体的に
見たときの、4技能(聞く、話す、読む、聞く)
のレベルは息子よりも高いです。
どうでしょう。
私の主観的な観点も入ってはいますが、
うちの子2人の違いを見ていて
その理由は何なのか、考えた結果
出てきた仮説が上記の通りです。
私的には、息子の発音が超絶良いのは
妊娠期にお腹の中で英語を聞いていたから
ではないかという発見が、かなり
面白いと思っています。
まぁ、実際の理由なんて分かりませんがね。
胎教なんて意味ない、とする人もいる
でしょうが、妊娠期に良く聞いていた音楽を
産まれた赤ちゃんに聞かせると泣き止むとか
お腹の中と同じ音を聞かせると
愚図っていたのが落ち着く、とか
言うことを聞くと、あながち私の仮説も
嘘ではないと思うんですよね
やはりお腹の中の赤ちゃんも聞こえてる!!
というわけで、少しでも脱線しましたが
うちの子の場合、
「発音」と「英語力」の観点から
見たときの2人の違いを描いてみました。