こんにちは。
ロザフィ、フラージュ作家のtomoです。


一時帰国中です。
昨日から、子ども達2人とも体験入学開始しました。
事情があって、2人別々の学校。
(私たちの事情ではなく、学校側の都合です)
初日なので、2人とも各学校に送り届けて挨拶せねば
ならなかったので、朝っぱらから1万歩近く歩く羽目に。
足が棒になって、その後は暫く動けずチーン




が国際部を卒業し、私の中で
今までの言語学習について、
色々と振り返りました。
誰も興味はないかと思いますが、
自分の記録用として残しておこうと思います。
興味ない方はスルーしてください。

⭐️ここまでのお話⭐️



*前提として、あくまでも自分の記録用
なので、何が良い、何が悪い、ということを
言いたいのでも、どこかの教育論や
言語学習に関する色々なことについて
良い悪いを言いたいのでもありません。
ご意見は真摯に受け止めるつもりでは
いますが、批判や心ない攻撃はおやめください。
また、プライバシーの観点から詳細省く部分も
出てきます。多少分かりづらい点もあるかも
しれませんが、ご了承ください。納得頂ける方のみ
お読みください。


犬しっぽ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬あたま

子どもの言語学習を語る上で避けては通れない、
私自身の言語背景について綴っております。


そんなわけで、私は「帰国子女」となり、
本帰国後少なからず悩むこともありました。

今回は「帰国子女」にまつわる
イメージについて、書いてみようと思います。


一般的に、「帰国子女」に対する
イメージは様々ではありますが、
共通して下記のようなイメージを
持たれることが多いです。


星欧米帰りは何かかっこいい
星アジア帰りは何か汚いもの持って帰って
      きてそう
      →ひどい話ですが、中国帰りは「pm2.5持って
            来るなよー」とかいじめられることもあるらしい
星英語ペラペラ
      →必ずしもそうではない
星親が偉い人っぼい
     →最近は若い人も多い
星語学が身につけられて羨ましい
     →状況次第
星楽して語学が身につく
     →決して楽ではない
星外国に住めて羨ましい
     →楽しいことばかりではない
星日本語が変
     →人による
星行動や言動が日本人ぽくない、生意気
     →人による
星出世街道まっしぐら
     →人による
星給料たくさんもらえそう
     →会社による。最近はそうでもない



その他色々ありますが、大体こんなところ
でしょうか。


どこからの帰国子女かによっても、また
イメージが異なったりするようです。
子どもなんかは特に悪気がないので
酷だったりします。
そもそも、「帰国子女」ってだけで
いじめられる可能性もあるのですが、
国によって「病気持って帰って来た」
のではないか、といじめられたり。
ひどい話です。テレビなどのメディアの
過剰報道や、親の先入観での決めつけなども
こういういじめの原因となることもあるので
メディアにも、家庭での教育でも、
「日本が一番」は良いのですが、
「他国にも理解を示す」ということが
必要だと思います。

インターなどだと、様々なバックグラウンドの学生が
いる分、お互いを尊重し合う、
「respect each other」ということをかなり
徹底して教わります。日本ももう少しそうなると
良いのですが…そうすれば、同じ日本人でも
悪口を言ったり、足を引っ張ることも減るのかな、と。


語学に関しても、人それぞれ状況次第です。
日本人学校がない地域なら、現地校や
インター行くしかないでしょうし、
様々な事情から日本人学校しか選べない
場合とあると思います。
なので、帰国子女全員が全員、その国の言葉が
話せるようになって帰国するかというと
そうでもない。
能力も人それぞれなので、現地校に通っても
ペラペラになるかどうかも人それぞれ。
これは、日本で最低6年、長ければ10年近く
英語を学ぶのに、話せない日本人が多い、という
ことからも分かるかと思います。


そして、「帰国子女なの?いいね、
楽に英語出来るようになって」という人が
いますが、これはとんだ大間違いです。
楽して言語が話せるようになるなんて
夢みたいな話、あるわけないです。
帰国子女の子ども達(大人もね)、
かなり辛い思いをして、身につけるのです。
中には楽しく身につけた人もいるでしょうが
そんな人でも人知れず努力したはずです。
現地語を話せなくて笑われる、いじめられる、
怖い思いをする、悔しい思いをする。
たくさんの辛いことを経て、みんな
身につけるのです。帰国子女は、ただ単に
その国の言葉を身につけないと生活できない
という立場に置かれているだけです。
決して楽して身につけたわけではないです。
羨ましがるくらいなら自分も行ってみろ、と
言いたいです。


その他、帰国子女もそうですが、駐在妻も
ランチだ習い事だ海外旅行だ、と
豪遊してそうなイメージを持たれるのですが、
これも人それぞれ会社によります。

未だに駐在に出ると手当が多いという
企業さんもあるようですが、これは
以前と比べてかなり少なくなった印象です。
現地の生活水準と合わせて、駐在員として
恥ずかしくない程度の水準を加味して
給与支給されているところがほとんど
でしょう。家賃や学費が会社負担、と
いうところもあったりしますが、
そうでもしないと給与のみでは支払える
現地状況ではないからです。
運転手さんがつくのも、ドアツードアで
送迎しないと危険な国だから、とか、
お手伝いさんがつくのも、いないと
その国での生活の仕方が分からないから、
など、理由がある場合もあります。
旅行に行くのも、慣れない海外生活で
息が詰まりそうな家族を労うためとか。

なので、裏にある事情を理解せずに
帰国子女や駐在員とその家族に
「豪遊してずるい、羨ましい」
というのはどうかと思います。
中には本気で楽しいことしかない、なんて人も
いるでしょうけれど、少なからず皆さん嫌な思いは
したことがあるはずです。ほとんどの人が、
「そんなに羨ましい言うなら、お前が来て
生活してみろ」って思ってると思います。



会社の都合で海外で働かされ、
大変な思いをしてきたのに、なぜだか
比較的悪いイメージしか持たれない
帰国子女(や駐在員とその家族)。

その後の人生が大きく左右されることも
あったり、それが良い方向に行けば
いいけれども、悪い方向に行ったとしたら
いい迷惑でしかない海外駐在。
なのに、してきた努力も楽してたとした
見られなかったり、何だかなぁ、って
思ってしまいますが…
きっとその立場にない人にしてみれば、
「それでも恵まれてる状況にいるのに、大変だ
辛い、頑張ってるんだアピールするなよ」って
感じなんだろうなぁ。「なら行くなよ」って
言われるんだろうか。

お互い無い物ねだり、といったところだろうか。




あららら、なんだか愚痴っぽく
なってしまいました滝汗
でも、今まで感じてきた実際のことです。