日本橋高島屋 「傘寿記念 上村淳之展」に友人と行きました。
-京都生まれ 3代日本画家-
祖母が、上村松園・・・美人画
父が、 松篁・・・花鳥画
淳之氏が・・・50年以上花鳥画を描く
春夏秋冬の花鳥風月画
美しい。白い孔雀。丹頂鶴・・・
花が好きだからか、心地よい。
ホールに入って、2部屋めを鑑賞していると
お部屋の雰囲気にどうも何か違和感を感じます。
明らかに絵を鑑賞しているのではない背広姿の男性が何人も一方向を見て
姿勢正しく立っているではありませんか。
空気を読みますと・・・SPに囲まれている中に入り込んでしまった私達。
場違いな感じ。
お客さんも急に少なくなって、前方にいらっしゃる方が進んでいかないと 前に進みづらい状況。
何故なら、
前方にいらしたのは皇室高円宮様の奥様と絵の説明をしている上村淳之氏だったから。
まさかのタイミング。
SPに囲まれる空間を初体験。
皇室の方は、一般庶民とは違う時間帯でご覧になると思っていたのでびっくり。
その後 結局遠慮して 時間を少しずらして、絵の鑑賞はゆっくりいたしました。
自然との対話で夢想した「真・善・美」の世界です。
鳥の種類・精密さ・目の優しさ
生き生きさ・イメージの世界・落ち着き・優雅・広がり
いろいろ感じ取らせてもらいました。
大変素敵な時間の流れでございました。