昨日の今日で | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

朝晩とても寒いですね。
インフルが猛威を奮っています。
皆様、お気をつけ下さい。

所信表明をしてたった1日。

何故かいきなりフラッシュバックです。
今も油断すると脳裏に映像が出てきてしまいます。
何でなんだろう。
きっかけもないのに。

心の何処かで『あの日を忘れるなよ』って釘を刺しているのかな?
忘れるわけはないのにな。
罪悪感がないわけないのにな。

この寒さ。
寒いのがとても苦手だっただーさんが生きていたら、きっとしんどかっただろうなって思うし、あんな大雪が降ったら通勤大変だったろうなって思うし、今も《IF》を考えない日はないんだけどな。

お風呂に入りながら仁先生完結編の最終話を観ているうちに涙が止まらなくなってしまいました。

『見えんでも聞こえんでもいつの日も共に』と笑って去ってゆく龍馬さん。

『彰義隊のように、かけがえのないものがなくなってしまうなら一緒になくなるのも幸せなのかなと思った』と自分の命より大事なものに気付いた仁先生。

言葉ひとつひとつが深すぎるんですよね。
私はそこまで深くだーさんのこと愛していなかったのかな?

だーさんはどう思ってたんだろ。
後を追って欲しかったかな?
生きていて欲しかったかな?

でもね、昨日だーさんが使っていた枕の匂いが薄くなっていたから「匂いが薄くなった~!付けておいてね」って言っておいたんだけど、さっきクンクンしたら匂いが付いていたんですよね。

それって、『頑張れよ』ってエールだろうと思っているのですよ。

私は生きていて良いのよね?

ヤバいヤバい。
深刻になり始めたので寝てしまおう。