兄弟(姉妹) | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

おはよーございます。

今朝はめっちゃ良いお天気。
関西地方からお天気が崩れ、こちらも午後からお天気が崩れ始め、明日は雨が降る予想です。

さて、昨日ダルビッシュ有の弟が賭博うんちゃらなんちゃらという罪で逮捕されたというニュースが流れていました。

3兄弟の真ん中で、長男はメジャーリーガー、末弟は一応俳優業をされてるとか。

真ん中の弟だったダルビッシュ翔。
小さい頃から窃盗、恐喝、強姦、暴行等で補導、逮捕を繰り返し、少年院にも入っていたそうで、周囲の人は「またやったのか」というくらいの印象だったのだそうです。

なかなか更生出来ないのは本人にとっても周囲の人にとっても不幸なことですね。

ダルビッシュ家の3兄弟。
兄が才能ある野球選手だと、何かと比較されてきたのだろうなと思うんです。
お兄さんはお兄さんは、ってね。

兄弟(姉妹)というのは、兄弟(姉妹)同士で比較をされるということが何よりも嫌なこと。
ヘタすると自分の存在否定をされているような気持ちになっちゃうものなのですよね。

大人になってからは、あのダルビッシュ有の弟っていうことで、よからぬ人間も寄ってきたのではないかなと思ったりもします。
それだって比較されてるってことだけど。

ダルビッシュ翔は、何かと比較をされてきていつからか心が歪んでいってしまったのでしょう。
小さい頃は悪い事をすることで大人の気を惹く事しか出来なくて、自暴自棄になったりして、大人になってからもその歪みを引きずってしまっていてなかなか『大人』になれなかったんだろうなぁって思ったりして。

罪は当然償わなければいけないけれど、ただ罪を償わせるだけでは何度も同じ事を繰り返してしまう。
だから、メンタルケアをするプログラムを充実させることも必要なんじゃないのかなって思ったりする私です。

私は、兄弟(姉妹)間の複雑な関係ってなんとなくわかるんですよね。
私は長女だからやっぱり親からの愛情は大きかったけれど、真ん中は良い意味でも悪い意味でも手抜きになる。
末っ子となると、今度はちょっと過保護になったりね。

だから、真ん中の子どもは、自立心が他の兄弟(姉妹)よりも早く育つか、逆にグレちゃうかなのかなぁなんて思うんです。

ちなみに私の真ん中の妹は自立心がとても強かったです。
良くも悪くもマイペースでブレない子でした。
その妹は今もバリバリのキャリアウーマンで、現在出張でアメリカに行ってるそうです。

アイツは相変わらずタフで凄げーなぁと思うと同時に、そいういう話しを聞くと自分の存在がちっちぇーなーとちょっと凹んだりするんです。
同じ姉妹なのに何が違うのだろうかってネ。

人から比較されるのは凄く辛いけれど、自分で勝手に(?)比較して卑屈になる気持ち、わからなくはないよなぁと思う私。


さて、今日はお昼からお仕事。
ちっっちぇー私なりに頑張ってきます。(ちょっと卑屈?w)