もうすぐ | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

もうすぐお別れの時が来る。

これほど生きる事に執着した子に出会った事はない。

これほど生きる事に拘った子に出会った事はない。

限界の限界まで生きた子に出会った事はない。

ボロボロの姿になっても、それでも生きるのは自分自身のためなのか、それとも自分を愛してくれた人たちのためなのか。

多分両方なのだろう。

私は辛い時、苦しい時、いっそのこと死んだ方が楽になると思った事がある。
生きている方がずっと苦しくて辛いと思った事がある。

そんな中、彼女は生き続けてきた。

何でそんなに辛いのに、苦しいのに、生きる事をやめないの?
もう楽になっていいんだよ。

そう思ってた。

でも、彼女は辛くても苦しくても生き続ける事を選んだ。

だけど、もうすぐその時間が終わる。
とことん生きた証を残して終わる。

あなたに出会ったのは運命だった。
出会うべくして出会った。

あなたは私たちに出会えて幸せでしたか?

私はあなたに出会えて幸せでした。

ありがとう。

あなたを褒めて褒めて、笑顔で見送りたい。

でも、淋しい。
やっぱり笑顔では見送れる自信がない。

ごめん。
泣いて送られたくないよね。
笑顔で見送られたいよね。

だから、今いっぱい泣いておいてもいいかな?