やれない | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

今の自分がやらなきゃいけないことはやっているけれど、それ以上のことが出来ない。

やらなきゃいけないことすら何だか無の境地のような状態でやっている気がする。

「やらなきゃいけないこと」は人それぞれだ。

私の「やらなきゃいけないこと」は他の人にとっては取るに足らないものなのだろうと思う。

ただ、自分が積み重ねてきた物が、こんなにいとも簡単に崩れるとは思っていなかった。


一人の自分が部屋の四隅で体育座りをしてうつむいている。
「辛いんだよ、疲れたんだよ」

もう一人の自分が仁王立ちをしてその自分を責めている。
「はぁ?何甘えたこと言っちゃってるわけ?たいしたことしてないくせに」

その様子をもう一人の自分が黙って見ている。

がんじがらめで身動きが取れない。
なんなんだ、この自分。

嫌だ

嫌だ

いつまでもがけばいいんだろう。

いつまでこんなことしているつもりなんだろう。

自分で自分がわからない。