発達障害の特徴を考える 序章 | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

だーさんですが

『嗅覚過敏』

が頻発しています。

もともと子供の頃から嗅覚は敏感だったとかで、『想像』した臭いで吐き気をもよおしてしまう事もあったそう。

例えば

『原生林』→『草の臭い』→『気持ち悪い』→『吐く』

『虫の大群』→『気持ち悪い』→『吐く』

『ゴミ』→『臭い』→『気持ち悪い』→『吐く』

のようにイメージだけでも吐き気をもよおしてしまいます。

敏感な嗅覚に想像力が加わり、必要以上に気持ちが悪くなるというシステムが脳内で構成されているのでしょうか。

勿論、実際のニオイによって誘発される吐き気が一番の特徴ではあるのですが。

我が家では嗅覚過敏になることを

『神の鼻』

と呼んでいるのですが、一度『神の鼻』スイッチが入ってしまうと、ありとあらゆるニオイが鼻の中に入ってきてしまい、そのニオイが良い悪い、強い弱いに関らず一斉に鼻をつくようで吐き気をもよおします。

こうなると、私も色々と苦慮します。
とにかく、生ゴミは速効片付ける。
排水溝にパイプユニッシュをぶっかけ、漂白剤を吹きかける。
適度にリセッシュしまくる(しすぎるとかえって不快になる)

食べ物も、ニオイの少ない豆腐、たまご豆腐、そーめんなどにし、ニオイのある野菜を排除する。

だーさんの場合、年がら年中『神の鼻』になるわけではなく、過去の経験上から疲労やストレスが強くなると出易い傾向にあります。

ということは、今現在疲労とストレスがかなり溜まっている・・・ということになるわけです。
でも、吐き気などで肉体的疲労も増えるので抜本的解決となると少し難しい状態です。


色々と調べているうちに、このようなサイトを見つけました。

大人の発達障害 サポートステーション埼玉

こちらの記事によると、発達障害の人の多くに共通した特徴が書かれていました。
全員が、ではありませんので個人差はあります。

①コミュニケーションが苦手
②感覚過敏(聴覚・嗅覚・味覚・触覚など)
③薬剤への過敏反応(微量の薬で効き、過剰では副作用が出易い)
④衝動制御が困難(怒りなどの感情の抑制が難しい)
⑤フラッシュバック(トラウマへのタイムスリップ)と過剰な記憶力
⑥ファンタジーへの没頭(妄想世界に陥りやすい)
⑦怒り易い・常にイライラする・気分変調が激しい
⑧予定変更への対応が苦手
などなど


ハマりすぎでした。
やはり、確定と思って良いと思います。

つづく