最近、いくつかの記事で
手放しについて書いているのですが・・・
それについて思い出した話
昔、東日本大震災とかがあった頃だから
もう12年前くらいになるかなあ・・・
意図して人生の生き方を変えたことがあります。
環境がどうとか
職がどうとか付き合う人がどうとか
などの周りの話ではなく
自分自身の心のあり方の話です。
その頃まで
良くも悪くも
元々、私はヒーラー気質でして・・・
強い
エゴをあまり持たずに生きて来たのです。
自身の好みはあるけれど
別にそこに強くこだわりはない。
例えば、
何食べたいと聞かれても
相手に合わせられるタイプ
楽観主義と言えば聞こえはいいけど・・・
別にどちらを選んでも
あれじゃなければ嫌だったというものはなく
与えられたもの
手に入った出会ったものの良さを見出し
それを受け入れるタイプ
人と揉めることも少ないし
なんとなくうまく行く
なんとなく流れで幸せになれちゃう
そんな風に人生を歩んでいたのです
それがね・・・
ある人のコンサルを受け
強烈は人生のダメ出しを受けました。
なんとなくの人生
なんとなくの幸せを超えて行くには
あなたに足りないものは
強い自我
もっとエゴを強くしてください
と言うお告げ
好き嫌いをはっきりして
個性をしっかり出し
時にはそれゆえ人に嫌われることも受け入れてください。
という
びっくりなアドバイスです
その頃、
ちょうど人生をもっと変えたいと
私自身は望んでいましたので・・・
そのアドバイスを受け入れ
受け入れる
流れに乗ると言う
女性性の世界から(これはとても得意)
意志を持つ
意思決定をする
自分で選ぶ
こだわる
と言う男性性の世界への冒険に乗り出したのです
ちょうど起業をした時期でもあったので、
時期的にもピッタリでしたね。
(独立した仕事に男性性は不可欠)
今までの生き方をそこから頑張って変更したのです。
前世とも言われるくらい別人の
その頃の写真
ふんわりしていた
最初は慣れなかったのですけど・・・
まずは、何でもいいよと言うのを
辞めて自分が食べたいものを
主張するそんな簡単な事から始めました。
来たものを受け入れるのをやめて
自分で選んで取りに行く
これは好き
あれは嫌いとわがままを言う
そんなことを地道に続けて・・・・
なんか大分、
個性もはっきり出るようになったような
強い意図を持つようになり
自分の好みを
とことん知って・・・・
そして
時を経て、
人生後半の手放し時期に来ています
以前の私で
手放しをしてしまったら・・・
意図の部分が育っておらず
それこそ
周りの風に流されて
漂流する小船のようになってしまい
きっと人生を彷徨ってしまっていたのでしょう。
全ての道には意味があり
そして正しい時期に正しい選択をすることは大事
やっと
あの頃に少し戻るのだなあ
と、
ふと、これらの記事を読んでいて思い出しました。
まあ・・・
エゴが無さすぎるという状態は
ちょっと特殊だと思いますが
(でも、不思議とお客さまにいる同類??)
何はともあれ
同年代の方達
意図を持ちながらの手放しの世代に
私たちは入って来ていますよ
成熟の世代に突入しているのです。