変身忍者嵐 第13話 | ロロモ文庫

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オバケクラゲだ!血車潜水艦だ!!

クック島で新型爆弾を手に入れて上機嫌になる骸骨丸。「この新型爆弾が手に入れば、日本を征服したも同然だ」「骸骨丸様。爆弾は無事に血車潜水艦に運び込みました」「ようし。それじゃ出発だ」南洋の美女を襲うオバケクラゲにやめろと怒鳴る骸骨丸。「新型爆弾は手に入った。急いで日本に持ち帰るんだ」

血車潜水艦に乗り込む骸骨丸とオバケクラゲ。「わが血車潜水艦は房州勝浦に行く。そこのドクロ館に新型爆弾を運びこむのだ。ちょっとのショックでも爆発する。だから震動を避け、ゆっくり進む。わかったか、オバケクラゲ」「はい」「貴様はこの血車潜水艦が着く房州勝浦に先に行き、そして邪魔な村人どもを貴様の毒で始末してしまうのだ。よいか」「はい」

おにぎりを食いまくるツムジにほどほどにせんかいと言うタツマキ。「腹も身の内じゃよ」そうよと言うカスミ。「太っちゃってさ。今にダルマみたいになってしまうから」ツムジにあれを見ろと言うハヤテ。「海女たちの身体はああして鍛えられていくんだ。お前のように食ってばかりでは一人前の忍者になれんぞ」「なんだい、あんなことぐらい。おいらだってできらい。あっ」

海女たちが急に海に浮かび驚くハヤテたち。「一体どういうことだ」「みんな人形になってる。解せぬことが起こりますなあ」ともに叫ぶ正太。「母ちゃん。大変だよ。父ちゃんが人形になっちゃった」オバケクラゲに襲われ人形となる正太。毒消しの薬をオバケクラゲに投げるとも。ハヤテたちを見て、海へ逃げるオバケクラゲ。毒消しの薬を正太の口の中に入れるとも。人間に戻る正太。これは奇蹟じゃと驚くタツマキに御先祖様から代々伝えられたうちの守り薬ですと言うとも。「クラゲに刺された毒などによく効くんです」ありがたいと喜ぶハヤテ。「これで人形になった人たちも元に戻せる」

血車潜水艦に戻ったオバケクラゲに怒鳴る骸骨丸。「海女の持ってた毒消し薬にやられた?」愚か者めと呻る魔神斎。「村で残るはその海女と正太のみ。早く始末せねば、せっかく人形にした村人を生き返らせてしまうわ。ハヤテもろともすぐに殺せ。消すのだ」

もう薬がないと言うともに大丈夫だと言うハヤテ。「あなたには毒消し薬が作れる」走り出そうとするとともにどこに行くと聞くタツマキ。「薬の原料、アオテングサとワカメを採りに」「おい。一人で危ない」ともを追いかけるタツマキとカスミとツムジ。ドクロ鎖でタツマキたちに襲い掛かるオバケクラゲ。涼風を吹くカスミ。嵐と戦うが、日光で体が渇き、海へ逃げるオバケクラゲ。ともは骸骨丸に奪われたと嵐に言うタツマキ。

正太に行っちゃだめと言うカスミ。「おいらも母ちゃんを探すんだ」「正太さんの気持ちはわかるわ。でもね、血車党は血も涙もない悪魔の集団よ。子供だからって容赦はしないわ」「いいんだ。それでもいいんだ」「正太さん」おいらも母ちゃんを探すと言う正太にそれはいかんと諫めるタツマキ。「このあたりは血車党がうようよしとるんじゃぞ。早く戻るんじゃ」「イヤだい」

洞窟に入る正太を追うハヤテたち。正太を捕まえるオバケクラゲ。「飛んで火にいる夏の虫とはお前のことだ」洞窟の中で堂々巡りをするハヤテたち。「どういうことじゃ」「わざと迷路にしてあるんだ」勝ち誇るオバケクラゲ。「お前たちに出口は見つけることはできぬ。その地獄への道で苦しみ死ぬのだ」毒煙を放つオバケクラゲ。

ともと正太を見て、満足そうに笑う骸骨丸。「貴様らのおかげでハヤテらをおびき寄せた。ハヤテもろともこの地獄の底で死ぬのだ。オバケクラゲ。こいつらも貴様の毒で人形にしてしまえ」報告を受ける骸骨丸。「まもなくクック島からの潜水艦が勝浦沖に到着するとのことです」「ようし。こいつらの料理は後にして、早速武器の陸揚げだ。支度にかかれ」潜水艦に向かう骸骨丸たち。地面の中から現れ、ともと正太を自由にするハヤテたち。「これで血車党の計画が全てわかった。あとは奴らを叩くだけだ。ともさんにはオバケクラゲに人形にされた人たちは一刻も早く治療してもらおう。タツマキ。みんなの面倒をみてくれ。私は奴らを追う」

オバケクラゲにお前たちの計画は見抜いたと怒鳴るハヤテ。まだ生きておったのかと呻くオバケクラゲ。変身忍者嵐に変身するハヤテ。影うつしでオバケクラゲを斬ろうとする嵐。血車潜水艦に逃げ込むオバケクラゲ。海中に飛び込み血車潜水艦をキックする嵐。震動のために血車潜水艦に積んであった新型爆弾は爆弾し、オバケクラゲは海の藻屑となるのであった。