変身忍者嵐 第11話 | ロロモ文庫

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血どくろ谷のドクモリバチ!!

山中湖から関所を通らず江戸に向かう抜け道がある世附峠を走るハヤテたち。「待った」「ツムジ。怪しい気配か」「いいや。村が近くなったから念には念を入れて。みんな、ここで一休みしていろよ。じゃあ行ってくるよ」良太を襲う化身忍者ドクモリバチ。「子供が欲しい。お前をさらっていく」ドクモリバチにやめろと言うツムジ。「うるさい。お前たちをドクロ館にさらっていくのだ」「そうはさせないぞ」呼び笛を吹くツムジ。駆け付ける嵐とタツマキ。やむなく退散するドクモリバチ。

またしても嵐かと苦り切る魔神斎。「血車党将来のためを思うならなとしても子供たちを狩りだして下忍を作らねばならん。と同時に血車党にたてつく嵐を今度こそ血祭りに上げるのだ」しかと心得ましたと答える骸骨丸。「そのためにはまず良太の父親の仙蔵を囮に使って、ツムジと良太を奪い、嵐の鼻を明かしてみせます」仙蔵を捕らえ、毒を注入するドクモリバチ。「お前の命に別状はないが、これで俺様の言いなりになるのだ」

ハヤテたちのいる良太の家を襲撃する血車党。変身忍者嵐に変身するハヤテ。首に巻いている鉄輪から連続毒矢撃ちで嵐を攻撃するドクモリバチ。へへへと笑いツムジと良太を両脇に抱えて、ドクモリバチの元に駆け寄る仙蔵。「ははは。こいつは俺の術にかかっているのだ」血車忍法水平投げでツムジと良太を骸骨丸の元に投げるドクモリバチ。「嵐、子供たちをもらったぞ」「骸骨丸。罪のない子供をどうするつもりだ」嵐を殺せと仙蔵に命令して去るドクモリバチ。カスミから毒消しをもらい、仙蔵を正気にする嵐。

子供たちに「よいか」と一喝する骸骨丸。「貴様らをこのドクロ汁につけて、身も心も血車党の一員に仕立ててやる」なんとかしろよとツムジを促す良太。「お前、忍者だろう」血車党の作った薬を飲むのだと命令する骸骨丸。「そしてドクロ汁につかつのだ。生き残った者こそ血車党員になれるんだ」叫ぶツムジ。「やるならおいらからやってくれ」「ふふふ。伊賀のこせがれか。面白い。望む通りにしてやる」薬を飲むふりをして、下忍を蹴飛ばし、みんな逃げろと叫ぶツムジ。小癪なと呟く、口から縄を吐いてツムジを縛る骸骨丸。

首から上だけ出して埋められるツムジと良太。「骸骨丸。おいらたちをどうする気だ」「他の子供の見せしめに硫黄責めにしてやる。お前たちはまもなく死ぬ。ここに嵐が助けに来たら最後、この周りに埋めてある地雷が爆発し、貴様たちもろとも吹っ飛んでしまう」ドクロに刺された矢をたよりに進む嵐とタツマキ。「これが間違いなくドクロ館への道」「うむ」崖からジャンプしてツムジと良太のそばに着地して地雷を逃れる嵐。タツマキに斬られ、転がり落ちて、地雷に触れて爆発する下忍。ドクモリバチに嵐を始末しろと命令し去る骸骨丸。影うつしでドクモリバチを斃す嵐。おいらも命拾いしたぜと言うツムジの頭を「まだまだ修行が足りないわよ」と言ってカスミは叩くのであった。