10位は<ひき肉です / ちょんまげ小僧>で、現役中学生6人のYoutuberグループ「ちょんまげ小僧」のメンバーの1人、「ひき肉」の自己紹介ポーズがTiktokで流行し、ソニー生命が実施した「将来なりたい職業」調査で中学男子のトップはYoutuberだったわけです。
9位は<蛙化現象>で、好きな人の些細な行動に嫌気がさして蛙にしか見えなくなることで、元ネタとされるグリム童話「カエルの王子様」は、つきまとうカエルをお姫さまが壁に投げつけた瞬間、魔法がとけて王子になるという真逆の「王子化」物語となるわけです。
8位は<10円パン>で、韓国で大人気の「10ウォンパン」に便乗して、日本では「10円パン」で、価格は10円ではなく500円ほどで、中身のチーズがとろーりと伸びて映えるわけです。
7位は<新しい戦前>で昨年末の「徹子の部屋」で、タモリは来年がどんな年になるか問われ「新しい戦前になるんじゃないでしょうか」と言い、その真意は分からないが、太平洋戦争前と同じ道を進もうとしていると解釈する人が多かったわけです。
6位は<観る将>で、指さない「観る将」が急増中で、きっかけはニコニコ生放送の将棋中継で、勝負だけでなく、対局中に注文するランチやおやつにまで注目が集まるようになったわけです。
5位は<闇バイト>で、SNSなどで「高額・短期のアルバイト」と告知し、若者に強盗や詐欺など犯罪の実行役を担わせ、元締めの指示役が一番悪いが、片棒を担いだ罪は消えないわけです。
4位は<地球沸騰化>で、北米やアジア、欧州の広範囲を熱波が覆った7月、国連のアントニオ・グテレス事務総長は記者会見で「温暖化の時代が終わり、地球沸騰化の時代が到来」と警告したわけです。
3位は<性加害>で、テレビや新聞の報道で、同意のない犯罪的な性的な行為であっても逮捕や起訴されてない場合に使い、映画界で監督のハラスメント告発が相次いだ2022年頃から使われるようになり、ジャニーズ事務所問題で頻出したわけです。
2位は<アイム・ウェアリング・パンツ>で「安心してください、はいてますよ」が新語・流行語大賞トップ10に入ったのは2015年で、8年の時を経て、とにかく明るい安村が英国のオーディション番組に出場して再ブレークしたわけです。
1位は<チャットGPT>で、米国のOpenAI社が2022年11月に公開した生成AIで、対話型の文章生成AIサービス技術への注目度がにわかに高まり、競合他社も相次ぎ参入したわけです。