2018年2月に訪ねた中東湾岸諸国の旅を綴っています。訪問125ヵ国目はバーレーン。

 

 

中東湾岸諸国の旅、最終国です。首都マナーマに飛びました。バーレーンは完全に島国で、陸路ではサウジとのみ橋で繋がっています。

 
 

以前ご紹介した、サウジのダンマーム もすぐそこですね!

 

 

 

 

到着時、イミグレでアライバル・ビザ発行してもらえます。5リヤルですが、私はオマーン・リヤルが余ってたので、それを伝えると6オマーン・リヤルでビザもらえました。

 

 

 

 

 

トランジット6時間の観光です。






空港にはローカルバスが入り、A1, A2, 11のバスが市内や市外へ行きます。私はバーレーン国立博物館へ行きたかったので、A1で橋のふもとのバスターミナルまで行き、そこから歩いて橋を渡りました。

 

 

橋を渡った先に国立博物館。イスラム化する以前、古代文明の展示物もあるとのことで楽しみに来ました。

 

 
エントランスからの眺めは最高だ。
 
 
しかし箱は大きいのですが、展示物が少なくてですね。
 
 
ここまで観てきた美術館と比べると、かなり見劣りする感じ。
 
 
色々と展示されていましたが、私の撮った写真がほとんどないのですよ。普段ならバチバチ撮りますが。。
 
 
何か撮って残しておきたい!と思える物がなかったのだろうか。建物の構造くらいしか記憶ないのですよね。笑 こういう昔の人の暮らしばかりが幅を取り、美術館というよりは民族博物館ですかね。これといった遺物や遺跡がなかった。。
 
 
なので、30分くらいで出てきました。
 
 
 
 
 
美術館周りを歩いてみます。
 
 
ここもオイルで潤っているはずですが、イケイケビュンビュンのドバイから来たので、ボチボチという感じですかね。
 
 
新市街の方はもっとスゴイのだろう。それとも向こうに見えるのはカタールの蜃気楼か?亡霊か?断交を根に持って現れてるのか?笑 手前の船、昔ながらの波止場がガッツリ残ってますよ。古き良きバーレーンの姿です。
 
 
ちょっと下町へ行けば、こんな感じ。
 
 
そうそう、中東人はエイジアンを出稼ぎ労働者としか見ていなさそうですけど、日本人に対する感情だけは違うようですよ。妙に尊敬されている気がします。
 

 
私もちょこっとですが恩恵に預かってます。ここバーレーンの小さな八百屋の店前で、どんなもんを売っているのかなぁと見ていたところ、店のおっちゃんにどこの国から来たのか聞かれ「日本から来た日本人です」と言うと、売り物の大きなバナナをもぎって一本くれました。笑
 
 
ドバイで住宅街を歩いていたとき、一軒家からたまたま出てきたオッチャンが挨拶がてら国を聞いてきて「日本人です」と応えると、「チョット待ってて」と、わざわざ部屋へ戻り、ミネラルウォーターと地元の茶菓子を持ってきてくれたり。
 
 
何なの?この日本人特需。笑
 
 
 
 
 
このようなほのぼのな親切は素直に嬉しいです。不思議には思いますけど。
 





バーレーン下町は、情緒あって昔ながらの人懐こい人が沢山いました。

 

 

 

 

 

短時間滞在でしたが、まぁまぁ地元の人々と触れ合えて満足です。さぁ、空港へ戻ります。


 

 

 

 

空港にはマセラッティが展示されてました。カッコイイなー。ピッカピカです。オイルがいくら採掘できても、それを必要とする車がなければただの油(あぶら)。
 
 
今現在こそ原油高騰していますが、これからEVシフトしていくにつれ、世界のパワーバランスは変わっていくのですかね。今、車だけでなく、船も飛行機もEV化を始めてますからねー。
 
 
 
 
 
それ以外にも原油の使い道はいくらでもありますが、近い将来、世界のパワーバランスも変わっているのではないかなぁ。。なんて、オイルに限らず今時点ウクライナ情勢を見て思ったりしています。
 
 
 
 
 
この旅では、クウェート、カタール、オマーン、UAE、バーレーンと中東ペルシャ湾岸5カ国を巡りました。ペルシャ湾岸諸国は金融センターに移行しつつありますが、その資本となるところはやはり原油。壮大に建設されたビル群も、いつか砂上の楼閣となる日が来るのかも知れないなぁと、この旅で朧気に感じました。
 
 
 
 
 

 


さて、日本へ帰ります。
空撮マナーマ。ペルシャ湾の色、美しいですなぁ。

 

 
国の面積が少ないので、こっちは埋め立てか?
 
 
色が砂色とペルシャ湾色のみ!
 
 
 
ところで、マナーマはファミリーで行くと、、、大きく歳の離れた末っ子4男という感じを受けました。まだ幼く自分の意志も定まっていない子供的な。中東地域は一夫多妻で子沢山ですのでね。
 
 
 
 
 

長男(ドーハ)、三男(ドバイ)、叔父(マスカット)、父(アブダビ)、幼い四男(マナーマ)ときて、次男はどこだ?という話ですが、ビッタリな場所を忘れてました!!

 

 

 

 

 

クウェート・シティ!

 

 

 

 

 

祖父(サウジ)や父(アブダビ)のご機嫌を取り、長男(ドーハ)とは敵対。弟たちや遠い叔父には興味なし!爆

 

 

 

 

 

まさに次男はクウェートシティだ!笑