2018年2月に訪ねた中東湾岸諸国の旅を綴っています。訪問123ヵ国目オマーン。

 

 

 

 

 

カタールからオマーンの首都マスカットへ飛びました。湾岸ではクウェートとオマーンだけがカタールと断交しませんでしたので、直行便で出入国可能でした。

 

 
夕方、マスカットの国際空港に着き、VISA取得の支払いや、レンタカーの手続きをしていたら、空港を出るときには夜になってました。
 
 

私は夜になると、たちまち方向感覚を失います。

 

 

 

 

 

以前より、観光中は「地図をあまり見ない」と言っておりますが、それは事前に行きたい場所をいくつか頭の中に入れ、あとは時間と太陽の位置で目的地の方向を知るためで、

 

 

 

 

 

太陽が沈むと、途端にどこに何があるのか分からなくなるのですよね。笑 

 

 

 

 

 

あと、南半球も注意。太陽を見て北へ向かってるつもりが、正反対の南へ向かってたりする。笑

 

 

 

 

 

この日も太陽が沈み、予約済のホテルを車で探し当てるのに苦労したなぁ。。

 

 

 

 

 

さて翌朝、陽の昇る前に出発です。

 


 

ラス・アル・ハッドというペルシャ湾岸沿いの先にある街を目指します。googleによると、片道3時間。

 
 
さすがオイルの国は道が充実してる。すごく走りやすい。
 
 
マスカットを抜けると、ゴツゴツした岩山。
 
 
日の出だ。
 
 
交通量も少なく、快適なドライブです。
 
 
山々の景色が素晴らしい。
 
 
砂漠地帯でも、こんなに山があるんだな。しばし感動しながら運転します。
 
 
あまりにも大自然が素晴らしくて、チョイチョイ停まって景色をカメラに収めたりなんかしていたら、3時間経っても半分しか進んでないことに気付き。笑
 
 
これ、、、ここから全く停まらず飛ばしても、更に1.5時間かかるな。
 
 
 
 
 
 
ラスアルハッド内でも、観て回るのに結構な時間がかかるはず。。
 
 
 
 
 
そうすると、マスカットで行きたいモスクに行けないな。。
 
 
 
 
 
ううん。。
 
 
 
 
 
 
無理だな!諦めよう!
 
 
 
 
 
 
引き返した。笑
 
 
 
 
 
 
借りてた車はコレ。日産エスティマ。強そうでしょ?笑
 
 
海外で車を借りるとき、一人なうえ荷物はないですし、とりあえず走ればいいので一番安い車を借ります。そうすると大体、コンパクトカーになります。
 
 
 
 
 
しかし、このときたまたま小型車は出計らっていたらしく、同じ値段でコレ貸してくれると言うので、有り難くお借りしました。
 
 
 
 
 
 
平均160km/hで飛ばしていたので、ラス・アル・ハッドなど余裕で日帰りできると思ってた。日帰りどころか、早くに出たので午後一くらいにはマスカットに戻ってこれると思ってた。山の景色が素晴らしすぎて、度々停まってしまったのは誤算だったな。笑
 
 
それにしてもオマーン郊外のドライブは楽しかったです。超のつく車社会なので道がいい。景色がいい。交通量少ない。信号ない。ぶっ飛ばしてもお咎めなし。ガソリン安いから、ここも満タンにして返す必要なし。さすが産油国!
 
 
さぁ、ボチボチ首都マスカットに戻ってまいりました。あぁ、ドライブ楽しかったっ。
 
 
そしてオマーン最大、グランモスクへ。
 


 

ニカブを借りて、早速モスク内へ。

 

 

非ムスリムの観光客は、一日3時間、決められた時間帯しか見学できないです。

 

 
欧米の団体観光客が結構います。
 

 
大理石ですねー。
 
 
石そのままの色のモスクも美しいものですね。
 
 
ちょっとした彫刻や、遠近法の空間デザインも素晴らしいです。
 
 
日中は暑い地域ですので、美しい装飾ながら風を入れる工夫。
 
 
中に入りました。イラン風ミフラーブ。
 
 
シャンデリアもシンプル。
 
 
でも壁装飾は豪華です。
 
 

写真の撮り方がアレなのですが、ものすごく広い空間なのですよ。


 

観光タイムには床にブルーシートが敷かれ、そこ以外は歩けないようになっているので、どうしても密集してしまうのですよね。

 

 
神秘的な素晴らしいモスクでした。
 
 
そよ風も心地よかったな。
 
 
モスクをあとにし、少し郊外へドライブしてみます。
 
 
城砦が見えてきた。
 
 
岩山の上に砦を作ってますね。白いギザギザがサウジっぽい。
 
 
その手前には変わった形のミナレット。左のモスクのミナレットですかね。
 
 
中は割と地味。
 
 
こちらにも変わった形のモスク。塔も一応ミナレットなのかな?オマーンは、独創的なモスクが多い印象。
 
 
また、他のイケイケ湾岸諸国と違い、の~んびりして物価も安くてですね。
 
 
長男(カタール)や三男(ドバイ)などイケイケ湾岸は、ブルーカラー仕事は殆どアジアの出稼ぎ労働者が担い、地元人たちはお高く留まり系に見えますが、
 
 
オマーンはアジア人をあまり見ません。
 
 
カフェでも工事現場でも、スーパーのレジでも全部地元の人々が担っています。
 
 
それが良い悪いではないですが、自分たちがちゃんとそういった仕事をしているからか、オマーン人はどんな人にも敬意を払ってるように見えます。
 
 
そして、たまたまかも知れないけれど、話しかける人、話しかける人が皆、ジェントルマンだった。
 
 
 
話しかけるって、道を聞いたり場所を聞いたりするだけなのですが、その短い会話でも真摯に対応してくれるのですよね。何なら「こういうのが好きなら、あそこにも行ってみるといい」と、サラッと教えてくれたりとか。
 
 
人も優しいし、その機転の効きどころが私は好きで、オマーンは再訪したい国の一つです。日本人の友人も、オマーンへ行ったことがある人は、みんな口そろえて「オマーンはいい」って言います。
 
 
大自然はもちろん、オアシスリゾートなんかもあって、日本人には落ち着くような気がしますよ。
 
 

海沿いにスタバ発見。



 

少しダベって空港へ。夜便で次の国へ向かいます。

 

 

 

 

 

ここまで、ドーハは長男、ドバイは三男と例えお伝えしましたが、マスカットは、、、

 

 

 

 

 

親戚の叔父かな。笑 親しみやすくて優しい親戚の叔父ちゃん。