2011/3に訪ねたトルコの旅を綴ります。
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翌朝、地中海性気候らしく年間の降水量が少なくて晴れ間の多いはずのアンタルヤですが、今日はビッシリと雲が空を覆っています。

近郊のペルゲ遺跡などからの出土品が数多く展示されています。この博物館で見どころは、アフロディーテやゼウスなど12神像が並ぶこの部屋。
展示の仕方もうまいですよね。明るい色ながら壁色にも高級感が溢れます。
あまり期待していなかったのですが、この博物館はかなり秀逸です。

イコンの部屋にはサンタクロースの起源と言われる「聖ニコラス」の歯や骨が展示されており、
トルコは、完全にイスラム教の国であちこちに物凄い数のモスクが点在しますが、アルコール自由なのであまりイスラム教を感じないのですよね。厳格な国は全然違いますのでね。
まだ館内展示の10分の1も観てないと思われるこの辺りで、誰かに肩を叩かれました。
振り返ると、
?????
さきほど道を案内してくれた男がいたのです。
「??、ああ、さきほどの。。何か用ですか?」
すると、
「君と一緒に鑑賞したいと思って。」
は?
「さっき言ったように、私は美術館では一人で考えながら観たいので、すみませんが一人にしてもらえますか。」
しかしその男、そう伝えた口の下から人が観賞している横で無神経にペラペラ話しかけてきます。おおよそ、ここに展示されてるものとは全く関係ない話を。
「静かにしていただけますか。」
10秒くらい大人しくなるのですが、すぐに矢継ぎ早に話しかけてくる。ほとんど返事せず、まるで彼が居ないかのように振舞っていても、全くめげずに話しかけてくる。
完全に無視しているにも関わらず、それでもシツコく話しかけてくるので、区画ごとにいる警備員にそれを告げて注意してもらうも、一瞬は遠のくのですが一つの区画を超えるとすぐに戻ってきてしまうのですよ。
その後も私の横で話し続け、そのうちトドメの一言。
「なんで君は怒っているんだ?」
その言葉にぶち切れた私は、
「うるせぇっつってんだよ!失せろボケ!」
↑
これ日本語で言うのが重要!
人気(ひとけ)ない静かな館内に鳴り響いた私の声に固まる男。そして何事かと集まってきた数人の警備員へ一言、
「この人がずっと着いてくる。」
両腕を抱えられて連れて行かれました。
私は普段から道を聞く人は精査しているつもりです。変な人に声をかけたくないのでね。しかしこの時は、他にこの道を誰も歩いておらず、後ろ姿だけで思わず声をかけてしまった。これ失敗。この頃はガラケーでgooglemapsなどもなかった。
やっぱり顔見て適切に選ばなアカンなと反省しましたよ。
これのおかげで、他の作品は写真もなければほとんど覚えていません。
後味の悪い考古学博物館を後にし、旧市街に戻ります。何だ、近くにトラムの駅あったんじゃん。これに乗ってりゃ、あんなクズ男とも会わずに済んだのにな。
そして、歩き回ってるうちに、地中海を眺める高台にあるレストランを見つけ喉の渇きを癒します。
トルコワイン、美味しいわ。そして、向こうの岸壁を眺めると、
そして、また街を歩き回りました。安いのでアロマオイルを買い込みます。
夕方になり、Aさんのホテルへ。
娘さんはハーフで日本語堪能。会話はすべて日本語です。楽だわー。
すごく恥ずかしがり屋なのは、ハーフであったり日本人の血だったりするのかな?
Aさんとはここで初めてメルアドを交換しました。そう言えば私のSNSデビューもAさんがキッカケでした。これのお陰で、海外あちこちで出会った疎遠の友人ともだいぶ復活することが出来ましたよ。
旅行情報などないイラクを昨年一人で巡ることができたのも、SNS上のイラク・トラベラーズカフェで様々な情報を得られたからで、何を質問してもすぐに応えてくれるイラク人たちのお陰でした。賛否ありますが、私にとってSNSは貴重な情報源です。
さて、話していたら3時間経ってしまいました。明朝はかなり早いので、ホテルへ歩いて戻ります。こちらは「ハドリアヌス門」。
西暦130年にローマのハドリアヌス帝がこの街を統治したときに建造されました。
美しい彫刻が施された3つのアーチを持つことから、「ユチュ・カプラル(3つの門)」とも呼ばれています。
博物館の中も充実して素晴らしいですが、アンタルヤは旧市街も博物館のようですわ。
さぁ、明日は次の都市へ。

























