…と、次の瞬間、不思議な女性が入ってきました。
「Hier... Ist das richtig?
(訳:ココで…合ってるよね?)」
私はすぐに、“ドイツ語だ!”とは、判ったんですが、
みんなは、キョトンとしていました。
なので、私が話しかけました。すると…
ミミ「Das ist "Lucky Strike". Wo wollen Sie hin?
(訳:Lucky strikeは、ココだよ。どこに、行きたいの?)」
その子は、矢継ぎ早に話しかけてきました。
私は、ひたすら聴いていました。
「Ja!! Es ist richtig! Das stimmt!
Du bist Gott!!! Ich möchte Ihnen für etwas danken!
(訳:あぁ! そうですー!! 貴女は、神様ですー!!
何か、お礼がしたいです~!)」
私は少し、苦笑いをしました。
“神様だぁ~!”と、言われたので…(#^.^#)ヾ
瑠衣さんは、目を泳がせながら、訊いてきました。
私は、感じたことを伝えました。
瑠衣「何て…言ってるの…??」
ミミ「あっ! ココに、来たかったそうなんです。
志願者?だと思います。
『神様です!』とは、言われましたが…(^_^;)ヾ」
瑠衣さんは、目を見開いて、
私の手を取り、こう言いました。
私は、圧倒されながらも、淡々と言いました。
瑠衣「貴女! 言葉が、解るのね!!?」
ミミ「はい…。ドイツ語、だと思います。
動画サイトで、曲を聴いてるので、(ドイツ語を)覚えました。
通じているので、“確か”だと思います。」
その女性は、”瑠衣さんと同じように、
目が泳いでいた”ので、通訳をしました。
ミミ「Ich brauche Ihnen nicht zu danken.
Ich bin nicht Gott.
Oh mein Gott!
Diese Frau ist die Präsidentin von Lucky Strike.
Ich kenne mich. Ich sage "Rui-san"
(訳:お礼は、要りません。
あっ! この女性は、Lucky strikeの社長の瑠衣さんです)」
すると、こんな感じになってしまいました。
「Du bist schließlich Gott!
Ich konnte die Person treffen, die ich treffen wollte! ! !
(訳:やっぱり。貴女様は、神様なのですー!
私が、会いたかった人ですー!!)」
部屋の中を、
飛んだり跳ねたり、走り回っていました。 犬…ですね(^_^;)
Jinさんに会った時、“興奮するかな~?”と思ったんですが、
そうでもなかったですね。(色々ありましたから…(-_-;))
そんな様子を、
瑠衣さんは、“子どもを見るような目”で見つめていました…