今日は、昨日施工したフロントガラス下の続きからスタート。
朝一番で、
リブロックB2 ベース
を塗りました。
午前中はベースレッスン。
そして午後から、
リブロックT トップ
を施工。
最近はもう、
前日までにアンダーとB1。
翌朝B2。
午後からトップコート。
という流れがすっかり定番になってきました。
さて。
問題はここからです。
リブロックを乾かしている間に、
いよいよ今回の外装補修の中でもかなり大きな場所へ手を付けました。
左サイドの大穴。
ここは2023年にも僕が直した場所
実はここ、
初めて直す場所ではありません。
2023年5月13日にも、一度僕自身で補修しています。
そのときの記事はこちら。
https://ameblo.jp/rootwest/entry-12802720576.html
当時は、
銅メッシュを使って穴を塞ぎ、
その上からパテを盛る。
という方法で補修しました。
ところが施工して何か月かすると、
補修した部分がパテごと、
ボコン
と外側へ浮き始めました。
そのまま僕が手直しをせず、
今回まで放置。
今思えば、あの時ちゃんと時間を作って、
もう一度手を入れておけばよかった。
聖子には本当に申し訳なかったと思っています。
生きているときに、
もっと僕が時間を作って直してやればよかった。
今になって思えば、
やれることはいくらでもあった。
でも、
後悔先に立たず。
こうして手を動かしながら、
そのことを何度も考えています。
浮いていた部分を剥がしてみる
今回はすでに補修部分がかなり浮いています。
なので、
サンダーで周囲を削っていきます。
ある程度削ったところで、
浮いている部分を手で引っ張ると……
ボコッ。
そのまま外れました。
中を見ると、
実質的には
銅メッシュ一枚の薄皮でつながっていただけ。
パテで何とか形を保っていた状態です。
当然、
そこを外せば……
はい。
大穴。
なかなかの景色です。
本気でやるなら、外板交換レベル
ここまで来ると、
普通に考えれば、
リプレイスの外板を買ってきて、ボディの広い範囲を切り取り、溶接で貼り直す。
というレベルだと思います。
それが一番きれいで、
一番正攻法でしょう。
ただ、
それをプロへお願いすると、
当然ながら費用もかなり掛かります。
そして僕には、
そのための設備も、
技術も、
十分な予算もありません。
なので今回も、
僕なりの現実的な方法で直す。
という方針です。
そして、パテごと浮いた理由は下のバネルと上のパネルの柱の部分が折れて、下側が外へ押し出そうとする力が働いたことで、パテ層が浮きました。
そこでこの柱の部分を溶接で繋ぎました。
今回は指導者のいちさん無しで自分でセッティングしてやってみました。

外板は薄いので強い力だと穴が開きました。
パワーを弱くしてなんとか付きました。
ただ、この一箇所でわかったことは僕のテクでは薄板をボディに溶接するという方法では修復できないことです。
やはりクイックメンダー30での強力接着がもっとも僕には楽だとわかりました。
今回は内部をリブロック、外側をアルミ板
今回採用した方法は、
まず内部側へ、
リブロックの4層処理。
アンダー。
B1。
B2。
トップ。
これでまず内部側の防錆と防水を狙います。
そして外板部分は、
0.8mmのアルミ板を現物合わせで整形。
それを、
コニシ ボンド クイックメンダー30
で接着します。
銅メッシュより、今回はアルミ板を選んだ理由
2023年の補修では銅メッシュを使いました。
今回は、
メッシュをハンダ付けするよりも、
ある程度面として強度が出るアルミ板を接着したほうが良いのでは
と考えました。
この上からさらにリブロック。
最終的にはパテ。
そして塗装。
そこまで積層すれば、
僕が目指している実用レベルでは十分な強度が出るんじゃないかと思っています。
もちろん、
オリジナルの鉄板を切って溶接できるなら、
そちらのほうが本来の方法でしょう。
でも、
今回は、
予算も設備もテクニックも、そのレベルではありません。
だったら、
自分でできる方法の中で、
できるだけ長持ちするように考える。
それでいいと思っています。
アルミ板の曲げ方は、かなり原始的
アルミ板の成形ですが、
特別な工具があるわけではありません。
外板に当てて、
曲げる。
膝で押す。
手で曲げる。
叩く。
また当てる。
かなり原始的です。
板金というより、
ほぼ工作。
特別なテクニックも何もありません(笑)
ただ、
0.8mmのアルミ板は、
その意味では僕には非常に扱いやすい素材。
ある程度形がつけば、
あとはクイックメンダー30で固定していきます。
今回はまず半分まで
今日は、
左下の大穴のうち、
まず半分程度を施工。
一気に全部やろうとすると、
アルミ板の成形だけでもかなり大変です。
なので、
ここも無理せず分割。
次回、
残り半分をアルミ板で作り、
同じように接着。
その後、
アンダー。
B1。
B2。
トップ。
いつもの流れへ入ります。
作業自体は、これからほぼ繰り返し
ここまでくると、
作業内容そのものはかなり似てきます。
削る。
防錆。
板を作る。
貼る。
リブロック。
乾かす。
次へ。
毎回ブログで全部細かく書いていると、
かなり同じ内容になってきます(笑)
なので、
今後は特徴のある場所だけ細かく書きつつ、
基本工程は少し割愛しながら進めようと思います。
左側を終わらせたら、次はフロント
今回の左下大穴を仕上げて、
その周辺の細かい錆穴も処理したら、
次はいよいよ、
フロントまわり。
フロントバンパーを外します。
予備タイヤも外します。
普段見えない部分を出して、
そこにある錆穴を一つずつ処理していきます。
その次は、
リアバンパーを外してリア側。
こちらも同じ。
最後は「穴になる前」の錆も処理する
大きな穴を全部塞ぎ終わったら、
最後は、
まだ穴にはなっていないけど、
怪しい錆。
いわば、
錆穴予備軍。
ここも一通り処理していきます。
この段階までくれば、
軽いところは、
黒錆転換剤。
研磨。
サフェーサー。
くらいで済ませる場所も出てくると思います。
何でもかんでも厚くリブロックを使う必要はなさそうです。
ホイールハウス内もやる予定
そして外板が一段落したら、
今度はホイールハウス。
ジャッキアップして、
タイヤを外して、
ホイールハウス内部を確認します。
ここはリブロックB2との相性がかなり良さそう。
B2は、
衝撃。
摩擦。
傷。
アンダーコート。
タイヤハウス。
こういった用途に向いているとのことなので、
むしろここが本領発揮かもしれません。
穴があれば塞ぐ。
錆があれば処理。
必要な場所はしっかり厚く施工する。
ここまでいけば、
今回の外装錆対策はかなり形になると思います。
全部終わったら、ようやくパテ
そして、
外側の穴を一通り塞ぎ終わったら、
ようやく次の段階。
パテ整形。
今はまだ、
「とにかく穴を塞ぐ」
が優先。
見た目は二の次です。
全部塞ぎ終わってから、
パテでボディラインを整えていきます。
削って。
また盛って。
また削って。
そこまでできたら、
サフェーサー。
一旦そこで様子を見る予定です。
春までサフェーサーか、途中で部分塗装か
当初の予定では、
外装はサフェーサー状態まで仕上げて、
冬の間は内装へ。
そして春になったら、
全塗装するかどうか考える。
という流れです。
ただ、
今年の気温次第では、
補修がうまく進めば、
一部だけ先に塗装してしまう可能性もあります。
ここはまだ決めていません。
今は、
塗装のことよりも、
まず穴を全部塞ぐ。
それだけに集中します。
今日一番感じたこと
今回の左サイドは、
かなり大きな腐食です。
見た瞬間、
「これはさすがに厳しいな」
と思いました。
でも、
分解して、
削って、
ひとつずつ考えていくと、
やること自体は意外と単純です。
板を作る。
貼る。
塞ぐ。
守る。
形を整える。
それを繰り返すだけ。
完璧なレストアではありません。
でも、
僕がこのバスをこれから使うためには、
十分な方法にできると思っています。
そして、
16年前も、
2023年も、
今も、
同じバスを僕が直している。
そのこと自体が、
なんとも不思議です。
今回は、
もう少し丁寧に。
もう少し長持ちするように。
やってみます。
今日やったこと
・フロントガラス下へリブロックB2施工
・午後からリブロックTトップ施工
・左サイド大穴の旧補修を撤去
・2023年施工の銅メッシュとパテを除去
・内部側へリブロック施工開始
・0.8mmアルミ板を現物合わせで成形
・クイックメンダー30で外板補修開始
・左下大穴の約半分を施工
次回予定
・左下大穴の残り半分をアルミ板で補修
・リブロック各工程を施工
・左サイドの細かい錆穴を処理
・左側終了後、フロントバンパー・予備タイヤを外してフロント補修へ
・その後リアバンパー周辺
・最後に細かな錆予備軍とホイールハウス内を処理
・全体完了後、パテ整形 → サフェーサー














