さよなら ベネリ「レオンチーノ250」 | バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

 

さて、今回のタイトルの通りですが、愛車ベネリ「レオンチーノ250」を手放しました。

 

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すごく良いバイクだったんですけどね。

 

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4月から渋谷で働くことになりまして、気合い入れてバイクを東京まで乗ってきたのですが、まー忙しすぎて乗る暇がないのです(涙)

 

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こんな感じに青空駐輪でバイクカバーで保管していましたが、自宅のようなガレージでもないし、神戸のような屋根付きでもなかったので、乗らないとカバー内で湿気ってしまう気もしてきて。

実際にチェーンも以前よりもサビ易くなってしまった。

 

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そして、東京ということもあり、こんな青空駐輪で5,000円/月も掛かります。

 

数週間、考えていて「果たして東京で休日に乗る機会はあるのか?」「駐輪場代が年間6万円掛かって、その経費分を乗るのか?」という問題にぶち当たりました。

 

実際に仕事柄、東京で休暇を取るのはほぼ無理。

神戸のときみたいに月に1回くらい神戸⇔広島をバイクで移動するなら、まだ乗るチャンスがある。

 

流石に東京⇔広島をバイクで帰省するのは現実味がない。

 

とはいえ、広島にこのバイクを置いておいたとしても、広島には8台位原付きバイクがあって、市内走行だと原付2種で十分という話で、おそらくレオンチーノに乗るチャンスなかろーという事になった。

 

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そこで、乗らないバイクの駐輪場を払っているのも馬鹿らしくなってきて、売却しようという思いになったのだ。

 

たまたま、タイミングよくネットを介して個人売買のご相手がスムーズに見つかったため、その方にお譲りすることにした。

 

僕は頻繁に愛車を売却しているのだけど、周りからは「淋しくなったりしないの?」と聞かれる。

 

僕はモノに対しては全く思い入れがないので、「このバイクには思い出が詰まっていて売りにくい....」とかそういう感情がわかないのです。

 

むしろ、新オーナーは同世代のリターンライダーとのことで、むしろ僕よりもしっかりと走らせてくれれば嬉しいと思ったのだ。

 

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お渡しする当日には早く起きて、バイクのカバーを外して拭き掃除をしっかりしておいた。

これからも元気で走ってくれよ!!という願いも込めて。

 

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そして、新オーナー様が乗られて、颯爽と走って帰られました。

 

さみしいという感情ではなく、数週間カバーで覆って走らせていなかったことへの申し訳無さから、嬉しい気分になりました。

 

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元気に可愛がってもらえよ!!!!!

 

ということで、東京の生活も一ヶ月になろうとしている、東京でバイクが必要かと聞かれると、今の自分はノー。

渋谷への通勤だとバイクを止める場所もないし、満員電車のほうが通勤時間短くて気が楽だな。

そして残業が多く、帰宅してからバイクに乗る体力も残っていないしな。

 

今は東京でバイクがほしいという願望は全くない。

広島で乗りたいかと言われても、自宅の原付二種で十分かな、と思っている。

あ〜こうやって年齢を重ねるとバイクに乗らなくなるのか.....という少し負けたような悔しい思いもある。

 

まあっ僕の性格なので、またそのうち欲しいバイクが出てきたら買うのかもしれないけどさ。

 

ということで、ベネリレオンチーノは2万キロほど乗りましたが、とても良いバイクでした。

故障知らずでスピードも出るし、僕のカスタムのお陰で積載性もよく、旅バイクとして最高の相棒でした。

 

このブログでレオンチーノが良くなくて売却したわけではなく、まだまだ走ってくれる良い調子の時に新オーナーへという思いが伝わると幸い。

 

今日はこの辺で。