[動画あり]その10 ”Piaggio ciao / ピアジオチャオ 10年以上の不動車再生” | バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

 

前回は組み立てが終わって、自転車モードで運転したことをレポートしました。

見てない方は↑をCLICKして読んでね。

 

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今回はナンバーを取得したので、実際に走行した様子を動画でお伝えします。

 

実は世の中にはピアジオ チャオの動画は比較的出てきますが、あまり詳細に走行シーンを語った動画は見つかりません。

 

要するにライダー目線で解説しながらの走行動画があまり無いということです。

 

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僕自身が参考にしたかったな〜という思いがあるので、純粋な走行だけを見たい方向けでは無いですが、購入を考えられている方には、前回のブログ内の動画も含めて参考になる自信はあります!!

 

 

動画を見たらすべてわかるという話しですが、世の中には文章のほうが好きという人もいるので、インプレを書きたいと思います。

 

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まず、初乗りしたときの印象は「全く走らね〜」でした。

うちの古い50ccの2stのスズキ コレダなんて余裕で70kmは出ます。

そんな感覚で2stなので速いでしょ〜と思うと全く違います。

アクセルをヒネると勝手に飛び出すと思うでしょうが、チャオは違います。

 

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ペダルでアシストしないと初速がつかないのです(TдT)

 

一旦、スピードが乗ると40km位は出ます。

 

最高速が45kmだというのがネットでの情報ですが、45km出すためにはそれなりの加速できる距離が必要。

体制も前傾姿勢で風の抵抗を減らせば....という感じ。

実用域は40kmということでしょう。

 

体重が軽い人向けです。

イタリア女性は小柄な人が多いのでしょうか?

 

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ただし40kmとはいえ、車格は自転車のそれなので、体感スピードはあります。

 

絶対的なスピードでは無くて、初めて原付きバイク(当時はパッソルだったな〜)を乗ったときの感動のような感じ。

わかるかな〜

 

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一言でいうと自転車のわりに速いな〜楽しいな〜という走りです。

 

ただし、団地だと上り坂が鬼門です。

 

参考に↓

 

 

当初は走り方を知らなかったので、坂を5〜10kmでたらたらとしか走れなかった。

普通に足で走ったほうが速いくらいです。

 

それが乗り方の練習を重ねていくと、坂に入るときの助走が必要なことがわかり、それを習得すると30kmくらいで登れるようになりました。

 

できるだけ坂の手前で信号に止まらないようにする。

 

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信号が無い道を考えて選んで、ストレートに坂を登らず、団地内をジグザクに上がるというルート選択も必要です。

 

登坂するのに予習と練習が必要というのが、チャオの楽しいことです。

 

普通のバイクでは得られない、団地にある自宅へ帰るためのルート攻略するという楽しみがある。

 

だから、究極の趣味バイクともいえます。

 

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購入を検討してる方へ

 

流石に現代において、これをあえて所有して通勤・通学で使用するのは厳しいです。

そもそも、ガソリンタンクに自分で2%の2st用オイルを添加しないといけないですから。

 

そしてキャブレターも貧弱。

ちょっとゴミが詰まるとすぐにエンジン不動になる。

 

だから工具、ガレージ、またはメンテナンスできる場所を持っていないと辛いでしょう。

 

それに錆びやすい。

僕のブログを遡るとわかりますが、タンク内が錆びだらけでした。

他のオーナーさんも同様に錆びやすいとレポートされています。

 

屋根なし保管は厳しいと思います。

 

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ただね、そういうデメリットを差し引いても[かわいい]です。

こんなおしゃれなバイクは他には無いですよね!

 

この可愛い!! 

オシャレ感がチャオのすべてでしょう。

 

まだまだ、乗りこなすには時間が必要です。

 

そして、せっかくの近所へのお買い物バイクなので、積載性を良くするともっと可愛くなりそうですね。

 

ということで、ご購入の方はご参考に!!