前回は組み立てが終わって、自転車モードで運転したことをレポートしました。
見てない方は↑をCLICKして読んでね。
今回はナンバーを取得したので、実際に走行した様子を動画でお伝えします。
実は世の中にはピアジオ チャオの動画は比較的出てきますが、あまり詳細に走行シーンを語った動画は見つかりません。
要するにライダー目線で解説しながらの走行動画があまり無いということです。
僕自身が参考にしたかったな〜という思いがあるので、純粋な走行だけを見たい方向けでは無いですが、購入を考えられている方には、前回のブログ内の動画も含めて参考になる自信はあります!!
動画を見たらすべてわかるという話しですが、世の中には文章のほうが好きという人もいるので、インプレを書きたいと思います。
まず、初乗りしたときの印象は「全く走らね〜」でした。
うちの古い50ccの2stのスズキ コレダなんて余裕で70kmは出ます。
そんな感覚で2stなので速いでしょ〜と思うと全く違います。
アクセルをヒネると勝手に飛び出すと思うでしょうが、チャオは違います。
ペダルでアシストしないと初速がつかないのです(TдT)
一旦、スピードが乗ると40km位は出ます。
最高速が45kmだというのがネットでの情報ですが、45km出すためにはそれなりの加速できる距離が必要。
体制も前傾姿勢で風の抵抗を減らせば....という感じ。
実用域は40kmということでしょう。
体重が軽い人向けです。
イタリア女性は小柄な人が多いのでしょうか?
ただし40kmとはいえ、車格は自転車のそれなので、体感スピードはあります。
絶対的なスピードでは無くて、初めて原付きバイク(当時はパッソルだったな〜)を乗ったときの感動のような感じ。
わかるかな〜
一言でいうと自転車のわりに速いな〜楽しいな〜という走りです。
ただし、団地だと上り坂が鬼門です。
参考に↓
当初は走り方を知らなかったので、坂を5〜10kmでたらたらとしか走れなかった。
普通に足で走ったほうが速いくらいです。
それが乗り方の練習を重ねていくと、坂に入るときの助走が必要なことがわかり、それを習得すると30kmくらいで登れるようになりました。
できるだけ坂の手前で信号に止まらないようにする。
信号が無い道を考えて選んで、ストレートに坂を登らず、団地内をジグザクに上がるというルート選択も必要です。
登坂するのに予習と練習が必要というのが、チャオの楽しいことです。
普通のバイクでは得られない、団地にある自宅へ帰るためのルート攻略するという楽しみがある。
だから、究極の趣味バイクともいえます。
購入を検討してる方へ
流石に現代において、これをあえて所有して通勤・通学で使用するのは厳しいです。
そもそも、ガソリンタンクに自分で2%の2st用オイルを添加しないといけないですから。
そしてキャブレターも貧弱。
ちょっとゴミが詰まるとすぐにエンジン不動になる。
だから工具、ガレージ、またはメンテナンスできる場所を持っていないと辛いでしょう。
それに錆びやすい。
僕のブログを遡るとわかりますが、タンク内が錆びだらけでした。
他のオーナーさんも同様に錆びやすいとレポートされています。
屋根なし保管は厳しいと思います。
ただね、そういうデメリットを差し引いても[かわいい]です。
こんなおしゃれなバイクは他には無いですよね!
この可愛い!!
オシャレ感がチャオのすべてでしょう。
まだまだ、乗りこなすには時間が必要です。
そして、せっかくの近所へのお買い物バイクなので、積載性を良くするともっと可愛くなりそうですね。
ということで、ご購入の方はご参考に!!