前回はタイヤの取付、フロントサスペンションの取り付け、パーツなどについてレポートしました。
今回は完成まで一気に進めたいと思います。
事前に購入しておいたフューエルコックやフューエルキャップ、ハンドルロックなども確認できたので、組み立て開始です。
フロントフォークを組みました。
バイクというよりも構造は自転車ですね。
しっかりとグリスアップもしておきました。
フロントタイヤは純正の2.00-17よりも太い2.25-17になったので、フェンダーへの接触は懸念されましたがOKでした。
しかしリアタイヤを仮組みしてみたら、スポークホイール自体が右側にオフセットされています。
これは他のオーナーさんのブログで調べまくっても同じ現象だったので、対策を取りたいと思います。
タイヤが0.25太くなったことでフェンダー右側に当たっています(T_T)
どう対策したかというと、スポークの右側を緩め、左側を締めることで、左側へ2mmほど寄せようとしました。
地味な作業でしたが、動画の時は工具が無いのでモンキーレンチで作業しました。
ただ、結果的に作業性が悪すぎて時間を食うばかりだったので、専用のニップル レンチを買いに行きました。
うちのバイクの半数5台位はスポークホイールなので、持っておいて損はないと思ったからです。
結果は2mmほど、寄せることに成功。
タイヤを回してもおかしな挙動はしていないので、一応OKとします。
実際に試乗してもおかしな感じはしていないので、ヨシとしましょう。
次にエンジンやハーネス類などを載せていきます。
フューエルコックを新品にして、ホースも新品。
そしてサビが降りていかないようにフィルターもつけておきます。
今日現在、目視する限りサビの砂的なものは溜まっていないようです。
タンク内コーティングは成功といってもいいでしょう。
キャップも新品にしました。
ただ、このキャップは最後まで押し込むと、エアベントしなくなってタンク内が真空になり、ガソリンが落ちない現象がおきました。
敷地内で試乗しているときにエンストが多発したので、調べるとコックからガスが落ちない。
フューエルコック内のサビの詰まりを疑って分解したけど、結果は単純にエアが抜けていなかった。
蓋は完全に押し込まず、隙間を作ることで結果的には対応できました。
次に、もとのハンドルロックの鍵がなかったので、新品のロック一式を買いました。
元のロックがピッキングで外せなかったので、仕方なくドリルで粉砕して外しました。
3時間くらい掛かったので、効率が悪かったので、潔く鍵屋に乗って持っていって、鍵を作ってくださいといえばよかった。
以前、ハーレーのときもハンドルロックの鍵をなくし、鍵屋が匠のテクニックで作ってくれました。
まあっやっちゃったことは良しとしましょう。
そういう無駄なように見える作業を楽しんでいるのですから。
ある程度、バイクっぽくなりました。
ただ、このレポートではスムーズなように書いていますが、二度手間、三度手間みたいな無駄な工程も多かった。
リアのホイールをフレームにつけてから、フェンダーの様々なブラケットを取り付けるのにタイヤが邪魔になって、再度取り外したり。
そういう、意味のない作業が何度もありました。
やはり手順は紙に書いておくくらい、しっかりと考えないと駄目だと思いました。
リアのボルトはインパクトで締めました。
ここも同様です。
フロントのドラムブレーキも分解して洗浄しました。
中身が錆びていましたからね。
このドラムブレーキの分解ですが、自転車用の薄型のレンチが必要な箇所が多くて、実はリアのドラムは分解できなかった。
36mmの薄型レンチは流石に持っていなかった。
自転車用工具としては普通っぽいらしいけどね。
これは入手してから、ドラムブレーキの分解洗浄をしたいと思います。
組み立ては結局2日間かかりました。
単に無駄な作業が多かったからです。
そして、完璧と思ったらエンジンが掛かりません(T_T)
キャブは清掃したので、安心しきっていて、その他の要因を必死に探そうとしましたが、ダメ元でもう一度、キャブを外したら、見事にジェット穴に異物がふさがっていました。
キレイにしたし穴もキレイに見えるようにしたのに、一発目にガソリンを送り込んだときにホースがどこかに隠れていた異物が入ったのでしょう。
自分の作業を信じすぎていて、原因を他に探しましたが、本当に凡ミスです。
キャブ洗浄をしたら一発始動しました!
ナンバーがないので、敷地内を走っている様子がこれです↓
敷地内を走っている分には快調ですけど、路上でははたしてどうなんでしょうか?!
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ということで、今日はこの辺で!!