[動画あり]その9 ”Piaggio ciao / ピアジオチャオ 10年以上の不動車再生計画 | バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

 

前回はタイヤの取付、フロントサスペンションの取り付け、パーツなどについてレポートしました。

 

今回は完成まで一気に進めたいと思います。

 

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事前に購入しておいたフューエルコックやフューエルキャップ、ハンドルロックなども確認できたので、組み立て開始です。

 

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フロントフォークを組みました。

バイクというよりも構造は自転車ですね。

しっかりとグリスアップもしておきました。

 

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フロントタイヤは純正の2.00-17よりも太い2.25-17になったので、フェンダーへの接触は懸念されましたがOKでした。

 

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しかしリアタイヤを仮組みしてみたら、スポークホイール自体が右側にオフセットされています。

 

これは他のオーナーさんのブログで調べまくっても同じ現象だったので、対策を取りたいと思います。

 

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タイヤが0.25太くなったことでフェンダー右側に当たっています(T_T)

 

どう対策したかというと、スポークの右側を緩め、左側を締めることで、左側へ2mmほど寄せようとしました。

 

 

地味な作業でしたが、動画の時は工具が無いのでモンキーレンチで作業しました。

ただ、結果的に作業性が悪すぎて時間を食うばかりだったので、専用のニップル レンチを買いに行きました。

うちのバイクの半数5台位はスポークホイールなので、持っておいて損はないと思ったからです。

 

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結果は2mmほど、寄せることに成功。

タイヤを回してもおかしな挙動はしていないので、一応OKとします。

実際に試乗してもおかしな感じはしていないので、ヨシとしましょう。

 

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次にエンジンやハーネス類などを載せていきます。

 

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フューエルコックを新品にして、ホースも新品。

そしてサビが降りていかないようにフィルターもつけておきます。

今日現在、目視する限りサビの砂的なものは溜まっていないようです。

タンク内コーティングは成功といってもいいでしょう。

 

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キャップも新品にしました。

ただ、このキャップは最後まで押し込むと、エアベントしなくなってタンク内が真空になり、ガソリンが落ちない現象がおきました。

 

敷地内で試乗しているときにエンストが多発したので、調べるとコックからガスが落ちない。

フューエルコック内のサビの詰まりを疑って分解したけど、結果は単純にエアが抜けていなかった。

蓋は完全に押し込まず、隙間を作ることで結果的には対応できました。

 

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次に、もとのハンドルロックの鍵がなかったので、新品のロック一式を買いました。

元のロックがピッキングで外せなかったので、仕方なくドリルで粉砕して外しました。

3時間くらい掛かったので、効率が悪かったので、潔く鍵屋に乗って持っていって、鍵を作ってくださいといえばよかった。

以前、ハーレーのときもハンドルロックの鍵をなくし、鍵屋が匠のテクニックで作ってくれました。

 

まあっやっちゃったことは良しとしましょう。

そういう無駄なように見える作業を楽しんでいるのですから。

 

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ある程度、バイクっぽくなりました。

ただ、このレポートではスムーズなように書いていますが、二度手間、三度手間みたいな無駄な工程も多かった。

 

リアのホイールをフレームにつけてから、フェンダーの様々なブラケットを取り付けるのにタイヤが邪魔になって、再度取り外したり。

そういう、意味のない作業が何度もありました。

やはり手順は紙に書いておくくらい、しっかりと考えないと駄目だと思いました。

 

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リアのボルトはインパクトで締めました。

 

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ここも同様です。

 

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フロントのドラムブレーキも分解して洗浄しました。

中身が錆びていましたからね。

 

このドラムブレーキの分解ですが、自転車用の薄型のレンチが必要な箇所が多くて、実はリアのドラムは分解できなかった。

36mmの薄型レンチは流石に持っていなかった。

自転車用工具としては普通っぽいらしいけどね。

これは入手してから、ドラムブレーキの分解洗浄をしたいと思います。

 

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組み立ては結局2日間かかりました。

単に無駄な作業が多かったからです。

 

そして、完璧と思ったらエンジンが掛かりません(T_T)

 

キャブは清掃したので、安心しきっていて、その他の要因を必死に探そうとしましたが、ダメ元でもう一度、キャブを外したら、見事にジェット穴に異物がふさがっていました。

キレイにしたし穴もキレイに見えるようにしたのに、一発目にガソリンを送り込んだときにホースがどこかに隠れていた異物が入ったのでしょう。

自分の作業を信じすぎていて、原因を他に探しましたが、本当に凡ミスです。

キャブ洗浄をしたら一発始動しました!

 

ナンバーがないので、敷地内を走っている様子がこれです↓

 

敷地内を走っている分には快調ですけど、路上でははたしてどうなんでしょうか?!

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ということで、今日はこの辺で!!