6月24日に愛知・大高緑地公園特設ステージにて開催されたSYACHI FES 2018 powerd by FREEDOM NAGOYAに行ってきました。
このイベントのレポは下記のニュースサイト見てみてください。
というのも、ご覧のメインステージが僕が教務部長を努めている名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校の冠がついていたからです。
お隣はKAWASAKIステージ!
世界のKAWASAKIとうちの学校が並んでいるというフェスって凄いですよね(^^)
KAWASAKIステージがあるくらいなので、バイク展示エリアもありました。
個人的にはもっと小排気量のNinja 250 とかZ250を持ってきておいたほうがターゲット的によくない??って思いましたが。
このフェスって無料なんですよ。
前日のFREEDOM NAGOYA http://freedom.radcreation.jp/ がもともとメインのイベントで翌日を使って、この無料アイドルフェスやっているのね。
これが無料って凄いですよね !!!
小さなステージもあり、とにかくお祭りって感じでした。
照明は完全に学生くん達がオペレートしてました。
PAも本校の講師がメインオペで学生もお手伝い。
学生くん達にとっても凄い良い経験になったと思います。
ここから、ちょっと目線変えたレポなんですけど、これが無料となるとですね......
なかなか有料でライブハウスにお客さん呼んで興行するようなのが難しい時代になりつつあるということでもあります。
昨今はフェスだらけで、有料が大半だと思いますが、たくさん見れてお得感っていうのが売りな時代な感じですよね。
こういう規模のフェスを無料で開催するということは、僕は主催者ではないので、全くの想像の域ではありますが、多くのバッシングもあるのではないかと思います。
これを無料でやられちゃうと、5~6,000円のチケット代金をとっている同規模のフェスは 「頼むよ〜(-_-;)」ってなっているような気もします。
無料でやれば非常に盛り上がる半面、顧客がそういう価格設定に慣れてくると、なかなか出費をしなくなるという危険もあり、良いような悪いような.....と元ライブハウス経営者の自分は思うわけです。
ただ、YouTube無料で音楽や映像を見ることが無料と思っている若者か多い昨今で音楽の披露の仕方やお金の稼ぎ方というのも大きく変わるのかなと思います。
そういう意味で無料のフェスは今後の動向に注目したいとこです。
アーティストはもしも無償(多分そうだと思うけど)で出演していたとしても、物販ではかなり儲かったはずなので、それでOKなのかもしれん。
お客様も入場チケットを払っていない分、物販(アーティストの)にお金を落としているという気がする。
ケータリングエリアはまあまあな雰囲気だったので、無料フェスだからといって、特段ケータリングにみんなお金を落とすということはないかなと思いました。
それにしてもボルビックの水が300円は勘弁してほしかったわ。
来年は自分たちのブースでペットボトルのウォーターを150円で売りたいなと(笑)
30円くらいで仕入れたら一日で15万円は利益出そうやわ!!
まあそれは冗談として。
アーティストはマーチャンダイズ(物販)でなんとかなるので、出演料が0だったと思う。
では無料イベントだと設備とかは誰がお金出したの......という話になるのだ。
もちろん、多くのスポンサーが協賛してということなんだよね。
これからのライブハウスビジネスというのも、僕がまだ経営していたとすると、この協賛をとるというのがキーなのかなと思います。
楽器メーカーや機材メーカーが協賛して機材導入コストを掛けなければ、ライブハウスも利益を出しやすくなるし。
まあっあまり書くと美味しいネタ提供になるので、やめておきますが、無料フェスというものに一筋の光も見えてきているわけです。
ライブハウス経営をすることはまずありませんが、音楽学校教育の上でこれからのビジネスモデルの参考としても非常に良いイベントでした。
今日はこの辺で。