ライブハウスから撤退した理由 その④ | ベーシスト 西本圭介 オフィシャルブログ...

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ベーシストの活動と平行して名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校の教務部長も務める


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前回は銀行の融資の話を書きました。


 

お金を借りられることになって、不動産屋を通して賃貸の手続きするのですが、不動産屋でトラブルになりました。

 

 

元ownerが管理してもらっていた不動産屋に敷金とかの見積もりを依頼していたのですが、如何せん対応が悪かったり、資料が出て来るの遅かったりでさ.....

今時、真っ黒な線潰れまくりのFAXで見取り図送ってきたり、代表メールに送っても全くメール見ていないとか、個人的にITに弱い業者は嫌ですよ....(T_T)

で、僕のペースと全く噛み合わずに直感的に駄目だと思ったので、別の不動産屋さんに仲介依頼したら、それでトラブりました。

 

ようするに、この問題はすでに進んでいる案件を横から仕事を取られたみたいな話しになってしまったのです。

 

大家さんは「別に不動産屋は変えて問題ないよ」といってくれたのですが、旧不動産屋さんはそれでもクレームをつけてきました。

 

まあっ立場を変えればちょっと理解できる話ではあるのですよね。だからその不動産屋が悪徳だといっているのではありません。

 

不動産屋さんは仲介料を生業としているのでしょうから、途中まで進んで話を他に取られたら面白くないとおもうはず。

 

僕的には全く途中までも進んでいなくて、出足で思いっ糞つまずいたので、顧客として業者選んで当然だろ!

と思いましたが、そのあたりは法律というよりも業界の仕来り(暗黙のルール)もあるのでしょうし、今はそれもいい勉強だったと思っています。

 

どのように問題回避したかは今となってはあまり覚えていませんが、数週間ごちゃごちゃしてしまった記憶はあります。

不動産屋については、自分が信用する人に初めから依頼しておいたほうが良いと思います。

 

大家さんからここで話をしてほしいという担当不動産屋もある場合もあるでしょうが、一回話を進めてしまってから変な人だったり、仕事のテンポが遅い担当者だったら最悪ですからね。

 

僕の仕事のポリシーとして自分とリズム感があわない人と仕事をするとうまくいかないと思っています。

仕事は音楽のリズムセクションといっしょで相性がよくないといい事にはならないものです。

特に起業時にはテンポとかスピード感は大切だと思うので、それが合わない人とは仕事をすべきではないと思います。

 

僕は今回退去したときもスムーズでしたが、大家さんが面倒な人だとやっかいなことになります。

僕の場合は大家さんが同じビルの階下でお仕事をされていてお会いすることも多く、大家さんファミリーとは円満な関係だったのと新オーナー様との関係で最後までキレイに事が進みましたが、これが変な関係だったら退去時もやばかったなというのが今の思いです。

 

 

また今回の撤退の事例とは関係なく、周りでもよく聞く話ですが、賃貸物件の退去時にどのような状態で退去するかということを明確に契約書に記載しておくことは重要です。

 

店舗でいうとスケルトンに戻してくださいという約款が大半です。

 

いくらキレイに店の造作をしていても、大家さんからするとスケルトンのほうが次に貸しやすいものです。

だってライブハウスの造作をしていたら次に借りる人はライブハウス以外では使いみちはありません。

お好み焼き屋さんとか飲食関係ならまだ借りたい人もいるでしょうが、特殊な形態の店舗だとそういう部分は最初から想定しておくべきです。

 

だから、大抵はスケルトンに戻すが定番です。

ただ、スケルトンに戻すこともかなりお金がかかります。

 

防音壁は通常の壁の内側に更に壁を作って、隙間に防音材を詰めていますし、うちの店は床も上がっていて、床下には防音材と鉛のシートを挟んで音が下に抜けなくなるようにしていました。

こんな造作を元に戻すとなると百万以上の仕事でしょう。

 

ちなみにライブハウスは地下が多いのは、防音対策からです。

地下だと階下への防音は必要ないですし、地下なので、もともと隣に店舗がない場合が多く、そういう場合は壁を二重構造にするなどの手間は省ける場合が多いからです。

 

話を戻して、僕の場合は借金で潰したとかではないので、良かったですが、もしも資金繰りが上手く行かずに潰していたとすると、撤去費用でさらに借金をしていた可能性もあります。

もちろん本当に首が回らなくなっていたら、夜逃げですよ。

店をそのままにして夜逃げの話は巷でよくありますが、そういうことです。

 

僕の場合は退去時は借りたときのままで退去という約款を頼んで作りましたが、<借りたときのまま>という曖昧な表現は本当に元に戻すことになっていた場合にはどこまでも現状の造作物を撤去しなければいけなかったのか、今でもわかりません。

 

 

辞めるときのことを考えて起業する人はいないはずですが、僕が次に起業する時は店舗の賃貸契約において、この退去時のルールについては、細かく契約しておかなければと思っています。

すべて写真に撮影して、それを契約書に添付しておくとか。

 

機材や什器と違い、内装の壁紙や棚やカウンターみたいなものというのは、転売もしにくいですし、引き取っても使いみちはほぼないものですからね。

 

続く

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