最近、名古屋でベースレッスンの問い合わせが多いなと思ったので、キーワード検索してみました。
自分の検索履歴が反映しないように自分の末端以外のコンピュータでも色々なワードで検索したら、大手音楽教室に混ざって個人では1番上位に概ね検索されていることがわかりました。
もともと、広島のベース教室は長いことやっていますが、名古屋で生徒を募集したのは半年ほど前で元々あったホームページに〈名古屋〉のワードをただ追加しただけに過ぎません。
それでも上位検索されるように、僕自身がSEO対策をしてきたのは事実なんですが、今回紹介させて頂いたようにポータルサイトでも紹介頂いたことに感謝を申し上げたい。
僕は全く気がついていなくて、たまたま知り合いから「このページで紹介されていますよ」と言われるまで気が付かなかった(汗)
比較されているのが全国チェーンばかりで、正直恥ずかしい(汗)
しかしながら名古屋で昔から活動されているベーシスト、個人レッスンを立ち上げているベーシストはたくさんいるはずなのに、なぜに僕ですか??というのが正直な気分。
一昨日に僕が教務部長を務めている名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校でインストラクターを目指す学生に対しての授業を行いました。
その中で少し語ったが時間の関係で説明しきれなかったこと。
それを少し書いてみたいと思う。
僕は兼ねてから、音楽エンターテインメントビジネスも根本の部分で一般の商売と変わらないと思っていると伝えている。
ただ個人でレッスンを行い生徒を勧誘するということは、多くのミュージシャンが行っている生活の糧であるのだが、その営業についてあまり力を入れられていないと感じる。
楽器やボーカルを教えるという事業を営むことは、レンタルスタジオを借りたり、音楽教室にするために自宅改装をするというような事例を除くと、基本的に仕入れや経費も殆ど掛からない事業である。
僕の場合は自宅でレッスンしていて、ベースを教える程度であれば、防音室は必要ないし、とくに設備環境には経費を掛けていない。
だから、大手と比較して安価な料金設定が出来るのが事実である。
そして、僕のような自宅レッスンを展開している方も多いはずなのだが、僕のような名古屋で新参者がネットで上位検索されるということは、他の方はネット広報されていないのかな?? と感じた。
ここで、偉そうに同業者に講釈を垂れるのもどうかと思ったが、学生達のためにも書いておこうと思った。
個人レッスンで営業するにはネット広報が必須だと思う。
そしてホームページのSEO対策
個人教室をやっていて、ホームページで宣伝していない人はいないと思うが、少しネット検索して調べると、キーワード検索に対応していなかったり、文章が検索対応していなかったりするみたい。
僕が学校で今後取り組みたいことはミュージシャンのマーケティング能力の向上。
他の業種では当たり前だが、ミュージシャンは創作活動などに傾注しすぎてマーケティングを疎かにする傾向がある。
僕は学校でビジネス的なことを教えるクラスを持っているが、正直、学生の食いつきが良いとは思えない。
僕自身はこの内容は外でやって講座料を取れると思っているのだが、夢多きミュージシャンには少し夢が無い話に聞こえるようだ。
Bandでメジャーを目指すことと違い、音楽教室、特に個人のレッスンをビジネスとするならば、そこにアーティスティックな感性とかいう以前に商売としての基本が必要であると思う。
そのあたりを今後は学校で体系化して学生に伝えたいと思う。
メジャーデビューだけでなく、卒業生の中でレッスンプロがすだち、音楽教室経営者が出てくれることもそれほど夢のような話ではないと思う昨今です。
今日はこの辺で