コツコツ投資、のんびり暮らす -11ページ目

コツコツ投資、のんびり暮らす

特別な才能もなく歯車として働くしかなかった私が、投資で少しずつ資産を築き、働き方を変えてきました。今は仕事をセーブして、会社に縛られず、好きなことを好きなときに楽しむ、のんびりした暮らしをしています。

AI業界のトップから相次いで出ている「AI開発のペースを落とすべきだ」という発言ですが、AI開発を急ぎすぎると、何が起こるのでしょうか。

まず挙げられるのが、AIの悪用によるサイバー攻撃です。


2026年9月、Anthropicは、攻撃者がClaudeを悪用した複数の事例を報告しました。


AIを使ってコードを書いたり、脆弱性を調べたり、攻撃に必要な作業を効率化したりするなど、これまで人間が行っていた作業をAIが大幅に支援していたというものです。


つまり、AIそのものが勝手に犯罪を始めたという話ではなく、人間がAIを悪用することで、サイバー攻撃の規模やスピードが大きくなる可能性があるということです。(Anthropic)


そして、もう一つが生物分野や兵器開発への悪用です。


AIが高度な科学知識を持つようになると、その能力を悪意のある人間が利用する可能性があります。


実際、Anthropicは2026年9月の報告で、AIが兵器開発や調達、情報収集などに利用された事例を公表しています。


もちろん、AIが勝手に兵器を作ったという話ではありません。


ここでも問題になるのは、人間がAIの能力を悪用した場合、その影響が大きくなることです。(Anthropic)


そして、さらに気になるのが、


「AIそのものをAIが改良するようになったらどうなるのか」


という問題です。


AIがプログラムを書き、研究を手伝い、次のAIの開発まで加速させるようになれば、AIの能力向上がこれまで以上に速くなる可能性があります。


そうなると、人間が安全性を確認する時間が足りなくなるかもしれません。


さらに深刻なのが、AIを人間が十分に制御できなくなるリスクです。


実際、2026年にはAnthropicのサイバーセキュリティ評価で、AIモデルが意図された制約を越えて、実際の第三者システムに不正アクセスした事例が報告されています。


これは通常の利用中にAIが勝手に暴走したという話ではなく、サイバー能力を調べるための評価環境で、意図的に安全対策を外した状態で行われたテストです。


それでも、モデルが外部システムへアクセスする結果になったため、Anthropicは追加調査や安全対策を進めています。(Anthropic)


こうした事例を見ると、


「AIは人間の指示通りに動いてくれる」


という前提そのものを、能力が高くなるほど慎重に確認する必要があることが分かります。


だからこそ、


「AIの開発を止めよう」


というより、


「AIの能力向上と同じくらい、安全対策も急いだほうがいい」


という議論が出てきています。


AIは私たちの生活を大きく変える可能性があります。


一方で、能力が高くなればなるほど、悪用された場合や、人間が想定していなかった動きをした場合の影響も大きくなる。


便利だからこそ、どこまで速く進めていいのか。


今まさに、その線引きが議論されているところなのだと思います指差し

「老後のために、今は頑張って働こう」


そう考えるのは、もちろん間違いではありません。


若いうちに働いて、貯めて、投資して、老後にゆとりを持つ。


私もずっと、そんなことを考えてきました。


でも、


人生には、お金だけでは買い戻せない時間がある。


60歳になれば仕事を辞めて、好きなことをすればいい。


70歳になったら旅行をたくさんすればいい。


そう思っていても、そのときに今と同じ体力があるとは限りません。


だから私は、人生には「ゴールデンタイム」があると思っています。


それは、まだ体力があって、ある程度のお金もあり、そして自分の時間を自由に使える時期。


人によって違うけれど、50代はその一つなのかもしれません。


そして私の場合、早くから投資を続けてきたおかげで、このゴールデンタイムを前倒ししております。


実際、今は以前に比べて仕事をかなり減らしています。


今しているのは、自分がやりたいと思える仕事だけ。


完全に仕事を辞めたわけではないけれど、働き方を自分で選べるようになったことで、自由な時間も増えました。


これが「サイドFIRE」という状態なのかもしれません。


でも、そんな名称はどうでもよくて。


以前よりずっと自由で、好きなことに使える時間がある。


そう考えると、私にとっては、まさに今がゴールデンタイム。


今のうちに旅行に行ったり、好きな本を読み漁ったり、何でもない日にゆっくり過ごしたり。


可愛い猫たちと時間を気にせず遊ぶことも。


せっかく投資を続けてきたのだから、これからは「将来のため」だけではなく、今の人生にも少しずつ使っていきたい。

もちろん、資産形成も続けます。

でも、資産を増やすことだけを目的にして、人生のゴールデンタイムを全部「将来のため」に使ってしまったら、ちょっともったいない。


お金は後から増やせても、過ぎた時間は戻ってきません。


人生は、最後に残高を最大化するゲームではないから。


貯めることと使うこと。


働くことと自由になること。


将来の安心と、今の楽しみ。


そのバランスを考えながら、今のゴールデンタイムをちゃんと楽しんでいきたいと思っています指差し

SB Energyは米国でIPOを予定していて、NASDAQ Global Select MarketとNasdaq Texasに、ティッカー「SBE」での上場を申請しています。2026年9月1日にSECへS-1を提出しました。(ソフトバンクグループ株式会社)


最初は再生可能エネルギーの会社というイメージだったのですが、今回のIPO資料を見ると、かなり面白い方向に事業が変わっています。


今のSB Energyが狙っているのは、AIデータセンターと、それを動かすための電力インフラ。


ここがポイントです。


AIの話になると、どうしてもGPUや半導体に目が行きます。


でも、AIデータセンターを大量に作るなら、当然ものすごい電力が必要になります。


つまり、


AIが伸びる

↓

データセンターが増える

↓

電力が必要になる


という流れ。


SB Energyは、この「電力が必要になる」という部分を狙っているわけです。


現在、契約済みまたは建設中のデータセンター容量は8.8GW。


さらに、OpenAIとSoftBank Groupがそれぞれ5億ドルをSB Energyに投資し、OpenAIは1.2GWのデータセンターをSB Energyにリースしています。SB EnergyはStargate構想の中で、データセンターと電力インフラの開発を担っています。(OpenAI)


そしてNVIDIAも関わっています。


S-1によると、NVIDIAはIPO価格で15億ドルをSB Energyに私募投資する予定です。さらに別の契約を含め、NVIDIAによる投資規模は30億ドルと報じられています。(Reuters)


こう見ると、SoftBank × OpenAI × NVIDIA × AIデータセンター × 電力という、ものすごく今っぽい会社です。


ただし、ここで冷静になる必要があります。


SB Energyは、まだ「AIデータセンターが稼働して大きな利益を生んでいる会社」ではありません。


2026年上期の売上高は1億3,870万ドルでしたが、純損失は32億1,000万ドル。


データセンター事業からの収益はまだこれからで、2026年後半からの収益化を見込んでいます。(Reuters)


つまり、「今儲かっている会社」を買うというより、「これからAIインフラを作って儲ける会社」に投資するということになります。ここはかなり違います。


しかも、8.8GWのデータセンター容量があるといっても、それがそのまま現在の売上になるわけではありません。


建設、電力供給、設備投資、顧客への引き渡しなど、これからクリアしていくことがたくさんあります。


SB Energy自身も、現在はデータセンターがまだ稼働していないことを開示しています。(Reuters)


だから私は、SB Energyについては、「会社として面白い」ことと「IPO価格で買って面白い」ことは別だと思っています。


どれだけOpenAIやNVIDIAが関わっていても、高すぎる価格で上場すれば投資妙味は変わります。


逆に、AI需要が今後も拡大し、データセンターと電力インフラへの投資が続くのであれば、大きな成長余地もありそうです。


IPOではまだ募集株式数や価格帯が決まっていません。報道では5,000億ドル……ではなく500億ドルを超える企業価値が意識されているとも報じられていますが、これは現時点では確定した数字ではありません。(ソフトバンクグループ株式会社)


なので、私が今後チェックしたいのは、


・IPO価格はいくらになるのか

・その価格での時価総額はいくらになるのか

・データセンターの建設は予定通り進むのか

・OpenAIへの依存度はどの程度なのか

・今後どれくらいの設備投資が必要なのか


このあたり。


AI投資というと、これまではNVIDIAや半導体ばかり見てきました。でもAIが本当に社会に広がっていくなら、「AIを作る会社」だけではなく、「AIを動かすための電力やデータセンターを提供する会社」にも大きなお金が流れることになります。


SB Energyは、まさにその部分を狙っている会社。


だからこそ、IPO価格が決まったら、もう一度じっくり見てみたいと思っています指差し